マンションの蛇口から出る大きな音…原因と対策、費用と管理会社への相談方法

水をだす時ととめるときにゴトンっと大きな音がなります。蛇口は下に押して上に戻すタイプです。下の部屋に響くみたいでうるさいと言われました。引っ越してきた時からこの状態で水道屋に来てもらうといくらくらいかかるでしょうか?管理会社に言えば修理してもらえるでしょうか?私は気にならないんですが、やはり迷惑をかけてると思うと気がひけます。

マンションの蛇口の音問題:原因を探る

蛇口をひねると「ゴトン」と大きな音がして、下の階に響いているとのこと。これは、多くのマンションで起こりうる問題です。原因を特定し、適切な対処をすることが重要です。音の原因としては、以下の可能性が考えられます。

  • 蛇口内部の部品の劣化や破損:長年の使用で蛇口内部の部品(弁座、カートリッジなど)が摩耗したり、破損したりすることで、水が勢いよく流れ出す際に大きな音が発生することがあります。特に、質問者様が「下に押して上に戻すタイプ」と記述されているシングルレバー混合栓は、カートリッジの劣化による音鳴りが比較的多くみられます。
  • 配管内の水圧の問題:マンション全体の給水管の水圧が高すぎる場合、蛇口を閉じた際に衝撃音が発生することがあります。これは、蛇口自体ではなく、配管システムの問題である可能性があります。
  • 配管の接続部分の緩み:配管の接続部分に緩みがあると、水が流れる際に振動が発生し、音が大きくなることがあります。特に、古いマンションでは配管の老朽化が原因で起こりやすい問題です。
  • 蛇口の取り付け不良:蛇口が正しく取り付けられていない場合、振動が伝わりやすくなり、音が大きくなる可能性があります。

騒音トラブルへの対処法:費用と管理会社への相談

まずは、騒音の原因を特定するために、以下のステップを試みましょう。

1. 管理会社への相談

騒音トラブルは、まず管理会社に相談することが重要です。管理会社は、建物の維持管理責任者であり、修理や修繕に関する対応をしてもらえます。引っ越してきた時からこの状態であれば、修繕義務は管理会社にある可能性が高いです。管理会社に状況を説明し、修理を依頼しましょう。修理費用についても、管理会社が負担してくれる可能性があります。

2. 水道修理業者への依頼

管理会社が対応できない場合、または迅速な対応を希望する場合は、自分で水道修理業者に依頼することもできます。インターネット検索やタウンページなどで、近くの信頼できる業者を探しましょう。業者に依頼する際には、以下の点を伝えましょう。

  • 蛇口の種類(シングルレバー混合栓など)
  • 発生する音(ゴトンという音など)
  • 発生するタイミング(水を出したり止めたりするとき)

3. 費用について

水道修理業者の費用は、作業内容や業者によって異なります。一般的に、蛇口の修理費用は5,000円~30,000円程度と幅があります。部品交換が必要な場合は、さらに費用がかかる可能性があります。管理会社に相談することで、費用負担を軽減できる可能性があります。

騒音対策:DIYでできること

管理会社や業者への依頼と並行して、DIYでできる騒音対策も検討してみましょう。ただし、根本的な解決にはならない場合もあります。

1. 蛇口のパッキン交換

蛇口のパッキンが劣化している場合、交換することで音が小さくなる可能性があります。ホームセンターなどで比較的安価に購入できます。ただし、自分で交換するには、ある程度の知識と技術が必要です。自信がない場合は、業者に依頼しましょう。

2. 配管の緩みチェック(専門家への依頼推奨)

配管の接続部分に緩みがある場合、音が大きくなる可能性があります。しかし、配管の作業は専門知識が必要であり、誤った操作を行うと、水漏れなどのトラブルを引き起こす可能性があります。そのため、配管の緩みチェックは、専門業者に依頼することを強くお勧めします。

3. 防音材の設置

蛇口周辺に防音材を設置することで、音を軽減できる可能性があります。ホームセンターなどで様々な防音材が販売されています。ただし、効果は限定的である場合もあります。

専門家の意見:騒音トラブルの解決策

建築音響の専門家によると、「ゴトン」という衝撃音は、水撃現象と呼ばれる現象が原因である可能性があります。水撃現象とは、配管内の水の急激な流れの変化によって発生する衝撃波のことです。この現象を軽減するためには、配管内の圧力変化を緩和する減圧弁の設置などが有効です。ただし、これは専門業者に依頼する必要があります。

まとめ:近隣住民との良好な関係を築くために

下の階への騒音問題、ご心配ですね。管理会社への相談は、まず第一歩として非常に重要です。早めの対応で、トラブルを未然に防ぎ、近隣住民との良好な関係を築くことができるでしょう。 自分で対応できる範囲と、専門家への依頼が必要な範囲をしっかり見極め、適切な行動をとることが大切です。 今回のケースでは、管理会社への相談と、専門業者への修理依頼が最も効果的な解決策となる可能性が高いです。

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