マンションの窓結露対策|築10年以上マンションの角部屋で効果的な対策とは?

マンションの結露で悩んでいます… 毎年ですがこの季節になってくると窓の結露に悩まされます。マンション住まいですが築は10年以上になります。鉄筋の10階建て5階の角部屋になります。一応、窓は二重窓になっていますが、特に内窓の結露が酷く朝方は窓一面が水滴で下の方まで垂れてしまいカーペットもベチャベチャになります。カビも発生してきますので本当に困っています。内窓の結露対策はありますか? アドバイスや対策方法があれば教えて下さい。出来るだけお金をかけない方法を希望いたします…(賃貸なので…) 宜しくお願いいたします。

築10年以上マンションの窓結露問題:原因と対策

築10年以上のマンション、特に角部屋は結露が発生しやすい環境です。原因を理解することで、効果的な対策を立てることができます。主な原因は次の通りです。

  • 外気温と室温の差: 外気温が低い冬場に、室温との温度差が大きくなると結露が発生しやすくなります。特に、角部屋は外壁からの放熱が大きいため、温度差が顕著になりやすいです。
  • 窓の断熱性能: 二重窓とはいえ、窓の断熱性能が低いと、外からの冷気が伝わりやすく、結露の原因となります。築年数の経過とともに、窓枠の劣化や気密性の低下も考えられます。
  • 換気不足: 室内が乾燥していないと、空気中の水分が窓に付着しやすくなります。換気が不十分な場合、結露が悪化することがあります。
  • 生活習慣: 室内での洗濯物の乾燥や、加湿器の使用など、室内の湿度を高める行為も結露を悪化させる要因となります。

お金をかけずにできる!内窓結露対策5選

賃貸で費用を抑えたい場合でも、効果的な対策はあります。以下の5つの方法を試してみてください。

1.窓の拭き取りと乾燥

結露が発生したら、こまめに窓を拭き取り、乾燥させることが重要です。マイクロファイバークロスなど、吸水性の高いクロスを使用すると効果的です。拭き取り後は、窓を開けて換気し、乾燥させましょう。カビの発生を防ぐためにも、毎日行うのが理想です。

2.窓辺の換気

窓を開けて換気することで、室内の湿気を排出することができます。特に朝方は結露が発生しやすいので、窓を開けて空気の入れ替えを行うことが重要です。ただし、外気温が低い場合は、短時間での換気を心がけましょう。

3.カーテンの工夫

カーテンは、窓と室内の間に空気の層を作り、断熱効果を高める役割を果たします。厚手のカーテンや、遮熱効果のあるカーテンを使用することで、結露の発生を抑えることができます。カーテンと窓の間に隙間を作らないように、適切なサイズを選ぶことも重要です。

4.除湿対策

室内の湿度を下げることで、結露の発生を抑えることができます。除湿機を使用するのも有効ですが、賃貸の場合、費用がかかります。代わりに、以下の方法を試してみましょう。

  • 空気の乾燥: 部屋干しは避け、浴室乾燥機を使用するなどして、室内を乾燥させましょう。
  • 吸湿材の活用: 乾燥剤や、珪藻土などを活用して、室内の湿気を吸収させましょう。これらのアイテムは比較的安価で購入できます。

5.窓ガラスの断熱シート

窓ガラスに断熱シートを貼ることで、窓からの熱の伝わりを抑制し、結露の発生を抑えることができます。比較的安価で購入できるため、費用を抑えたい場合に有効な方法です。ただし、シートを貼る作業が必要になります。

専門家からのアドバイス:結露対策のポイント

建築士の視点から、結露対策のポイントを解説します。

「結露対策は、原因を特定し、総合的に取り組むことが重要です。特に、築年数の経ったマンションでは、窓の気密性や断熱性能の低下が考えられます。そのため、窓の拭き取りや換気などの対策に加えて、断熱シートの活用や、窓枠のコーキングなど、より根本的な対策も検討する必要があるでしょう。また、結露はカビの発生にもつながるため、定期的な清掃やメンテナンスも欠かせません。」

まとめ:賃貸でもできる!効果的な結露対策で快適な生活を

賃貸マンションでの結露対策は、費用を抑えつつ効果的な対策を行うことが重要です。上記の方法を参考に、状況に合わせて対策を行い、快適な室内環境を保ちましょう。それでも改善が見られない場合は、管理会社に相談することも検討してみてください。

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