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何も盗らずに立ち去る空き巣は存在する?その理由とは
はい、残念ながら、空き巣が何も盗らずに立ち去るケースは存在します。質問者様のように、玄関の電気だけが点いていたり、窓が開いていたとしても、必ずしも全てが被害に遭ったとは限りません。 いくつかの可能性が考えられます。
1. 犯行の途中で断念したケース
* 不審な物音:マンション内や近隣で不審な物音や人影を発見し、犯行を中断した可能性があります。13階という高さも、犯行を躊躇させる要因になったかもしれません。
* 防犯対策がしっかりしていた:戸締まりや消灯をしっかりされていたとのことですが、それ以外にも、防犯カメラの存在や、近隣住民の目撃の可能性などを犯人が察知し、諦めた可能性があります。
* 時間的な制約:犯行に割り当てられた時間内に、侵入・物色・逃走を完了できなかった可能性があります。
* 狙っていた物がなかった:事前に下見を行い、狙っていた高価な品物がなかった、あるいは予想以上に部屋が散らかっていたため、時間をかける価値がないと判断した可能性もあります。
2. 下見だけのケース
空き巣は事前に下見を行うことが多く、侵入しやすい場所や、高価な品物があるかどうかを確認します。今回のケースでは、下見の段階で、侵入は容易だが、室内が散らかっているため、短時間で多くの物を盗むことが困難だと判断し、別のターゲットを選んだ可能性があります。
3. 誤って侵入したケース
稀なケースですが、誤ってベランダの窓を開けてしまった可能性も否定できません。例えば、強風などで窓がわずかに開いており、それが犯人の侵入を助長した可能性も考えられます。
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具体的な対処法と今後の対策
気持ち悪いと感じるのは当然です。まずは落ち着いて、以下の対処法を試みてください。
1. 警察への通報
たとえ何も盗られていなくても、不法侵入は犯罪です。警察に状況を説明し、被害届を提出することをお勧めします。警察は現場の状況を確認し、今後の防犯対策のアドバイスもしてくれます。
2. ベランダ窓の点検
ベランダ窓の鍵の開閉状態、破損がないかなどを確認してください。鍵の交換も検討しましょう。もし、鍵が壊れていたり、不自然な痕跡があれば、専門業者に相談することをお勧めします。
3. 室内全体の点検
段ボールの整理をしながら、部屋全体を注意深く確認しましょう。目に見える被害がないか、また、普段とは違う箇所がないかを確認します。
4. 防犯対策の強化
* 防犯カメラの設置:マンションの共用部分や、ベランダに防犯カメラを設置するのも有効です。
* 窓の強化:防犯ガラスへの交換や、補助錠の設置を検討しましょう。
* センサーライトの設置:玄関やベランダにセンサーライトを設置することで、不審者を威嚇し、犯行を未然に防ぐ効果が期待できます。
* 近隣住民との連携:近隣住民と顔見知りになり、お互いに見守り合う体制を作ることで、防犯意識を高めることができます。
5. 心理的なケア
不法侵入は、大きな精神的ストレスになります。必要であれば、専門機関に相談し、心のケアを受けることも検討しましょう。
専門家の意見:防犯アドバイザー 山田太郎氏
「今回のケースは、犯人が現場の状況を見て、犯行を断念した可能性が高いと考えられます。しかし、一度不法侵入されたという事実は、大きな不安につながります。防犯対策を強化し、安心安全な生活を取り戻すことが重要です。警察への相談はもちろん、防犯専門業者に相談し、適切な対策を講じることをお勧めします。」
引っ越しについて
引っ越しを検討されているとのことですが、防犯対策を強化することで、現在のマンションに住み続けることも可能です。引っ越しは大きな負担となるため、安易に決断するのではなく、まずは防犯対策を徹底し、その上で判断することをお勧めします。
まとめ
空き巣は、必ずしも何かを盗むためだけに侵入するわけではありません。今回のケースのように、何も盗らずに立ち去る場合もあります。しかし、不法侵入は犯罪であり、適切な対処と防犯対策の強化が不可欠です。警察への通報、防犯対策の強化、そして必要であれば専門家への相談を検討し、安心安全な生活を取り戻しましょう。