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マンション畳部屋DIYフローリング化:コンクリート床への根太固定方法
マンションの畳部屋をフローリングにDIYでリフォームする計画、素晴らしいですね!コンクリート直張りでの根太固定は、確かに少し難易度が高いですが、手順を踏めばきちんとできます。ご主人が頼りないとのことですが、大丈夫!この記事で丁寧に解説しますので、一緒に頑張りましょう!
まず、畳の下にビニールシートしかなかったとのことですが、これはよくあるケースです。コンクリート直張りなので、防湿対策として敷かれていると思われます。このビニールシートはそのまま残しておきましょう。
根太の種類と選び方
根太には、木材(集成材やLVLなど)と金属製(鋼製など)があります。DIYの場合、扱いやすさから木材の根太がおすすめです。ホームセンターで入手しやすいのもメリットです。サイズは、フローリングの幅や間隔、使用する合板の厚さなどを考慮して選びましょう。一般的には38mm×40mm程度のものが使いやすいでしょう。
根太の固定方法
コンクリート床に根太を固定するには、ケミカルアンカーを使用するのが一般的です。これは、コンクリートに穴を開け、そこにケミカルアンカーを注入して根太を固定する方法です。
- 1. 穴あけ:根太を配置する位置に、コンクリートドリルでケミカルアンカーのサイズに合った穴を開けます。深さはケミカルアンカーの推奨深さ以上が必要です。
- 2. ケミカルアンカー注入:穴にケミカルアンカーを注入します。注入量は製品の指示に従ってください。
- 3. 根太設置:注入後、すぐに根太を押し込み、しっかりと固定します。ケミカルアンカーは硬化するまで時間がかかるので、根太が垂直になるようにしっかり支えましょう。
- 4. 硬化:ケミカルアンカーが完全に硬化するまで待ちます。時間は製品によって異なりますので、パッケージの指示に従ってください。
ケミカルアンカーは、ホームセンターで購入できます。種類も豊富なので、店員さんに相談しながら、適切なものを選びましょう。不安な場合は、事前にホームセンターの店員さんに相談してみるのも良い方法です。
根太の間隔
根太の間隔は、使用する合板の厚さや種類によって異なります。一般的には、40cm~60cm間隔が適切です。間隔が広すぎると合板がたわむ可能性があり、狭すぎると材料費がかさみます。使用する合板のメーカーの推奨間隔を確認し、それに従うのが安全です。
防音対策と合板、フローリングの接着
マンションでのリフォームなので、防音対策は必須です。防音シートは、根太の上に敷き込みます。合板、防音シート、フローリングの順番で施工します。
防音シートの種類と選び方
防音シートには、様々な種類があります。厚さや材質、価格など、様々な選択肢があります。遮音性能と施工のしやすさを考慮して選びましょう。ホームセンターの店員さんに相談しながら、マンションの構造や予算に合ったものを選ぶのがおすすめです。
合板の選び方と施工
合板は、根太の上に敷き、根太にビスで固定します。厚さは、12mm以上のものを選びましょう。たわみを防ぐため、しっかりとした厚さの合板を選び、ビスでしっかりと固定することが重要です。
フローリングボンド
フローリングの接着には、合板用ボンドを使用します。根太用ボンドは、根太と合板を接着するために使用します。フローリングと合板を接着する際は、フローリング材のメーカーが推奨するボンドを使用することが重要です。間違ったボンドを使用すると、フローリングが剥がれる原因となる可能性があります。
- ボンド選びのポイント:フローリングの種類(無垢材、複合材など)に適したボンドを選ぶことが重要です。ホームセンターでフローリングを購入する際に、店員さんに相談して適切なボンドを選んで貰いましょう。
- ボンドの使用方法:ボンドの使用方法については、製品パッケージに記載されている使用方法をよく読んでから作業を行いましょう。均一に塗布することが重要です。
専門家への相談も検討を
DIYは楽しいですが、不安な点があれば、専門業者への相談も検討しましょう。特に、コンクリートへの固定や防音対策など、専門的な知識が必要な部分については、プロの意見を聞くことで安心感が増します。
いくつかの業者に見積もりを依頼し、比較検討することで、最適な業者を選ぶことができます。
まとめ:計画的に進めて、素敵なフローリングを実現させましょう!
マンションの畳部屋をフローリングにDIYでリフォームする計画、大変ですが、やりがいのある作業です。この記事で紹介した手順を参考に、一つずつ丁寧に作業を進めていきましょう。焦らず、計画的に作業を進めることで、きっと素敵なフローリングの部屋が完成するはずです!
もし、作業中に困ったことがあれば、ホームセンターの店員さんや専門業者に相談することをお勧めします。