マンションの洗濯機騒音問題!防音対策と静音洗濯機の選び方

洗濯時の騒音対策 マンションの上の方に住んで1年になります。 夏まで何事もなく過ごしていましたが、 最近不動産会社から頻繁に騒音についての注意のビラが入るようになりました。 住人全員のポストに入れられており実際の対象者は同じフロアの隣の部屋です。 深夜騒いだり大音量で音楽をかけたりしているらしいですけれども 隣同士は通路などで隔てられており音はまったく聞こえません。 但し床が薄いのか上の階で歩いている音も聞こえるほどのつくりです。 仕事で深夜帰宅・早朝出勤のためずっと夜11時ごろに洗濯していました。 しかしその件があってから下の人は迷惑しているのではと気にしています。 引越の際に家電にはお金をかけなかったため 今使っている洗濯機にはタイマー機能や特別な消音機能もありません。 洗濯機自体を静かなものに買い替えるのは最終手段として 何か対策方法はありますでしょうか?補足防振マットなるものが存在するのですか…なるほど。 実は震災の際に初めて部屋の横にある非常階段を使用した際 階下住人がベランダ・窓全面を黒ビニールで覆っているのを見てしまい 只者ではない感じがして尚のことビビっています。 最近の洗濯機が本当に静かなら買い替えてもいいかなと思っています。 でも高い買い物をしてそこそこ音が出るなら他の対策で何とかしたいです。

マンションでの洗濯機騒音問題:原因と対策

マンションでの洗濯機騒音は、多くの住民が悩まされる問題です。特に、築年数の古いマンションや、床の薄いマンションでは、洗濯機の振動や排水音が下階に伝わりやすく、騒音トラブルに発展しやすい傾向があります。今回のケースのように、深夜の洗濯が問題となるケースも少なくありません。

騒音の原因を特定するために、まずは以下の点をチェックしてみましょう。

  • 洗濯機の設置状況:洗濯機が水平に設置されていない、床が不安定な状態では振動が大きくなります。設置場所の床の強度も確認しましょう。
  • 洗濯機の脚:洗濯機の脚部にアジャスター(高さ調整機能)がついているか確認し、水平になるように調整しましょう。脚と床の間に隙間がある場合は、ゴム製のマットなどを敷いて振動を吸収します。
  • 排水ホース:排水ホースが適切に設置されていないと、排水時の音が大きくなります。ホースが曲がっていたり、排水口に直接接続されていない場合は、修正しましょう。
  • 洗濯物の量:洗濯物の量が多いと、洗濯機の振動が大きくなります。洗濯物の量を減らすか、複数回に分けて洗濯することを検討しましょう。
  • 洗濯機の機種:古い洗濯機は、どうしても音が大きくなってしまう傾向があります。新しい洗濯機は、騒音対策が施されているものが多く、静音性も向上しています。

騒音対策:費用を抑えた方法から検討

洗濯機を買い替える前に、まずは費用を抑えた対策を試してみましょう。

1. 防振マットの活用

防振マットは、洗濯機の振動を吸収する効果があります。 様々な種類があり、価格も様々です。 厚さや材質によって防振効果が異なりますので、レビューなどを参考に選んでください。 洗濯機の脚の下に敷くだけで効果を発揮します。 比較的安価で手軽に試せるので、まずはこの方法から始めることをお勧めします。

2. 洗濯機の設置場所の見直し

洗濯機は、なるべく壁や柱に接していない場所に設置しましょう。 また、床が硬い場所よりも、多少クッション性のある場所に設置する方が、振動が伝わりにくくなります。 例えば、カーペットの上などに設置するのも有効です。

3. 洗濯時間を調整する

深夜の洗濯が問題になっている場合は、洗濯時間を変更することを検討しましょう。 日中や、比較的静かな時間帯に洗濯することで、騒音トラブルを回避できます。 タイマー機能のない洗濯機の場合は、目覚まし時計などで時間を管理しましょう。

4. 洗濯機のレベル調整

洗濯機が水平に設置されていないと、振動が大きくなります。 付属のアジャスターを使って、水平になるように調整しましょう。 水平器を使うと正確に調整できます。

5. 周囲の防音対策

洗濯機周辺に、防音シートや防音マットなどを設置することで、騒音を軽減できます。 特に、壁や床に直接振動が伝わらないように工夫することが重要です。

静音洗濯機の選び方:最終手段としての買い替え

上記の対策を試しても騒音が改善しない場合は、静音洗濯機の購入を検討しましょう。

静音洗濯機のポイント

  • 低騒音設計:洗濯機のカタログや仕様書に、騒音レベル(dB)が記載されています。数値が低いほど静かです。目安として、40dB以下であれば静音性が高いと言えます。
  • インバーターモーター:インバーターモーター搭載の洗濯機は、回転数を細かく制御できるため、振動や騒音が少なくなります。
  • 高剛性ボディ:ボディの剛性が高いと、振動が伝わりにくくなります。しっかりとした作りであるかを確認しましょう。
  • 防振構造:脚部や底面に防振ゴムなどの工夫がされているか確認しましょう。
  • 乾燥機能:乾燥機能付きの洗濯機は、洗濯と乾燥を同時に行うことができるため、洗濯にかかる時間を短縮できます。夜間の洗濯時間を短く抑えることで、騒音問題を軽減できます。

専門家のアドバイス:騒音測定器の活用

騒音レベルがどの程度なのかを客観的に知りたい場合は、騒音測定器を使うことをお勧めします。ホームセンターなどで購入可能です。 測定結果を参考に、適切な対策を講じましょう。

まとめ:近隣住民との良好な関係を築くために

洗濯機騒音問題は、近隣住民とのトラブルに繋がりかねません。 まずは、費用を抑えた対策から試み、それでも改善しない場合は、静音洗濯機への買い替えを検討しましょう。 騒音対策は、自分自身だけでなく、近隣住民との良好な関係を築くためにも非常に重要です。 騒音問題が発生する前に、日頃から意識して対策を行うことが大切です。

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