マンションの水漏れトラブルと近隣住民とのトラブルへの対処法

昨年の暮れに上の部屋の配管からの水漏れがありました。マンションの共用部分との事で管理組合が加入している賠償保険で対応しました。そして自宅の改修工事直後、下の階から天井に水漏れの後があるとの事でした。即リフォーム業者に連絡をし工事をした設備屋ではなく違う業者を連れてきて調べました。下の階の症状としたら天井に黄色いシミが10cm程、線のようにあり天井が大きい範囲でたわんでいました。床はなんとなく湿ってるときが前に一度あったとの事でした。うちの床に穴をあけてしらべた結果、うちからの水漏れはまず考えられないとの事でリフォーム業者の責任ではないとの事だったので下の階の方に説明し結露や違う可能性が考えられるので管理会社に相談して、まだ穴を開けとくので更に違う業者に心配であるなら見てもらった方がいいと思いますと伝え、それから何日も何の連絡もなかったので「明日、大工の手配ができたので床を閉じさせてもらいますが、その後どうなりましたか?」とたずねたら管理会社と設備屋が「水漏れの原因は上の部屋の工事の際の一時的なものですね」と言われたとの事でした。何日も前との事だったのですが、うちには何の連絡もきませんでした。そういう事であれば責任の所在はリフォーム業者ということになるのでリフォーム業者と管理会社に連絡をし次の日、穴が開いてる床を一緒にみてもらいました。その結果、うちからの水漏れとはまず考えられないとの事で保険で話をすすめていきたいとの事でした。その後、下の階の方は「天井の水漏れはどうしても結露とは考えられない」との事だったので、うちの床の補修工事代は¥3万かかるのですが、1%でもうちからの工事の可能性がある以上、私達が払います。天井の補修工事は保険で話をつけたいと管理会社が言っていましたが、もし保険がおりず△△さんが負担されるような事になった場合はリフォーム業者が無償でやってくれるという所まで話ももっていったので、金額面の事は心配されないでくださいとお伝えし話が終わった頃にマンションの副理事さん(女性)が通りかかって私に思いっきり目の前で指をさして「工事してたのは事実で水漏れは上からってきまってるんだから、いい加減認めなさいよ!!」「あなたのお陰でマンション全体の空気が悪くなる」「総会に出でこれてないんだから、あなたに言う権利はない」とか他にも散々威嚇されながら言われました。どうやら管理会社と一緒に来た設備屋がうちにいったのと違う事を話していたようで・・誠意をもって対応していたのに心が折れまくりです。管理会社の担当者、嘘つきなんです。こういう人にどう対処すればいいんでしょうか?

マンションにおける水漏れトラブル:原因究明と責任の所在

マンションでの水漏れトラブルは、居住者にとって大きなストレスとなります。特に、改修工事後に発生した場合、工事の責任問題に発展し、近隣住民とのトラブルに発展することもあります。今回のケースでは、工事直後に下階で天井の黄色いシミやたわみ、湿気などが発生し、原因究明と責任の所在をめぐる複雑な問題が発生しています。

水漏れ原因の特定

まず重要なのは、水漏れの原因を正確に特定することです。専門業者による調査が不可欠です。今回のケースでは、既に複数の業者が調査を行っていますが、調査結果に食い違いがあるため、さらに信頼できる専門業者による精密な調査が必要となる可能性があります。調査方法としては、以下のようなものが考えられます。

  • 漏水調査機器の使用:赤外線カメラや漏水探知機などを使用し、漏水箇所を特定します。
  • 非破壊検査:床や壁に穴を開けずに、内部の状態を調べる検査方法です。超音波探傷検査や内視鏡検査などが用いられます。
  • 破壊検査:必要に応じて、床や壁に穴を開けて内部を直接確認します。この方法は、原因特定には有効ですが、修繕費用が増加する可能性があります。

調査結果に基づき、水漏れの原因が特定されれば、責任の所在も明確になります。もし、リフォーム工事と無関係であることが判明すれば、管理組合の賠償保険や、建物の老朽化などが原因として考えられます。

近隣住民とのトラブルへの対処法

今回のケースでは、管理会社担当者やマンション副理事長とのトラブルも発生しています。誠意をもって対応しているにも関わらず、一方的な非難や威嚇を受けている状況は、精神的に辛いものです。このような状況への対処法として、以下の点を考慮しましょう。

冷静な対応と記録の保持

感情的な対応は事態を悪化させる可能性があります。常に冷静さを保ち、事実関係を明確に伝えましょう。全てのやり取りは、日付、時間、相手方、内容などを詳細に記録しておきましょう。メールや手紙でのやり取りは、証拠として残しておくことが重要です。

証拠の収集

水漏れに関する写真や動画、専門業者による調査報告書、管理会社とのやり取りの記録など、全ての証拠を収集し保管しておきましょう。これらは、後々の交渉や紛争解決に役立ちます。

第三者機関への相談

状況が改善しない場合は、弁護士やマンション管理士などの専門家に相談することをお勧めします。専門家は、法律的な観点から適切なアドバイスを行い、必要であれば交渉や訴訟などの手続きを支援してくれます。

管理組合への対応

管理組合は、マンション全体の管理運営を行う組織です。管理組合に対して、発生したトラブルについて報告し、適切な対応を求める必要があります。管理組合の理事会や総会に出席し、問題点を説明し、解決策を協議しましょう。

専門家の意見

弁護士やマンション管理士などの専門家は、このようなトラブル解決に豊富な経験を持っています。専門家の意見を聞くことで、適切な対応策を立てることができます。特に、管理会社や副理事長からの一方的な非難や威嚇といった行為は、名誉毀損や脅迫に当たる可能性があります。

具体的なアドバイス

1. 冷静さを保つ:感情的な対応は状況を悪化させます。記録をしっかり残し、客観的な事実を伝えるようにしましょう。
2. 証拠を収集する:写真、動画、報告書、メールなど、全ての証拠を保管しましょう。
3. 専門家に相談する:弁護士やマンション管理士に相談し、法的アドバイスを受けましょう。
4. 管理組合に報告する:管理組合に状況を報告し、適切な対応を求めましょう。
5. 記録を整理する:全てのやり取りを日付、時間、相手方、内容を明確に記録しましょう。

今回のケースのように、マンションでの水漏れトラブルは、原因究明、責任の所在、近隣住民との関係など、様々な問題が複雑に絡み合っています。専門家のアドバイスを受けながら、冷静かつ適切に対応することで、問題解決への糸口を見出すことができるでしょう。

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