マンションの暑さ対策:風通しの良い2階でも効果的な節電対策

マンションでの暑さ対策について質問です。我が家はマンション2階ですが、周りに遮る建物が無いので風通しがすごく良いです。熱帯夜と言われる日でも窓を少し開けていれば寒い位です。ベランダが真南向きで奥行きが2mあるので、夏は窓まで日が入りません。(明るいですけど)中部屋なのですが、玄関側が北向きなので暑さ対策するとしたらベランダ側なのですが。このような状況でも、よしずや窓の断熱フィルムって有効ですか?現在はベランダに打ち水をする程度です。エアコンどころか扇風機もいらない位なのですが…。テレビや雑誌で連日『節電!』とやっていて、うちも何かしないとなぁ。と思っています。マンションならではの暑さ対策、何かありますか?

風通しの良いマンションでも必要な暑さ対策

風通しが良く、熱帯夜でも快適に過ごせるマンションとのこと、羨ましい限りです!しかし、節電意識の高まりや、将来的な暑さ対策を考えると、現状維持は難しいかもしれません。 ベランダに打ち水は効果的ですが、より効果的な対策をいくつかご提案します。 現状の快適さを維持しつつ、より省エネで快適な空間を作るための工夫を一緒に考えていきましょう。

よしずと窓の断熱フィルムの効果

ご質問のよしずと窓の断熱フィルムですが、現状の環境では効果は限定的かもしれません。風通しが良いため、よしずの効果は遮光による室温上昇抑制に限定されます。直射日光を遮ることで、室温の上昇を抑えられますが、風通しが良いため、よしずの効果は限定的です。

窓の断熱フィルムは、窓ガラスからの熱伝導を抑制する効果があります。しかし、既に風通しが良いため、窓を開けていれば効果は薄れる可能性があります。 ただし、夜間や風が弱い日、窓を閉める際に効果を発揮します。

マンションならではの暑さ対策:実践的な7つの方法

風通しの良いマンションを活かした、効果的な暑さ対策を7つご紹介します。

1. 外からの熱を遮断する:ベランダの活用

* ベランダにグリーンカーテンを設置する:ゴーヤや朝顔などのツル性の植物を育て、日差しを遮断します。見た目も美しく、環境にも優しい対策です。 植物選びは、生育環境(日当たり、風通し)を考慮し、マンションのベランダサイズに合ったものを選びましょう。
* 遮熱効果の高いカーテンやブラインド:遮光率の高いカーテンやブラインドを設置することで、日差しを効果的に遮断できます。特に、西日が当たる窓には効果的です。 素材は、遮熱効果の高いものを選びましょう。

2. 室内からの熱気を逃がす:効果的な換気

* 窓の配置を考慮した換気:北向きの玄関と南向きのベランダという配置を活かして、風が通り抜けるように窓を開けましょう。 風向きを確認しながら、効果的な換気方法を工夫してください。
* 夜間の換気:夜間は気温が下がるため、窓を開けて室内の熱気を逃がしましょう。 ただし、防犯対策も忘れずに。

3. 熱を吸収しにくい素材を選ぶ:インテリアの工夫

* 家具やカーテンの色:ベージュやアイボリーなど、明るい色の家具やカーテンは、熱を吸収しにくいためおすすめです。 濃い色の家具は熱を吸収しやすいため、避けた方が良いでしょう。
* 床材:フローリングは熱伝導率が高いので、夏は暑く感じやすいです。 ラグやマットなどを活用して、床からの熱気を遮断しましょう。

4. 熱を逃がす工夫:断熱性の向上

* 窓の断熱対策:窓ガラスに断熱フィルムを貼ることで、熱の伝わりを抑制できます。 特に、西日が当たる窓には効果的です。
* 隙間風対策:窓やドアの隙間から熱が逃げないように、隙間テープなどを活用しましょう。

5. 冷房効率を高める:エアコン以外の工夫

* サーキュレーターの活用:エアコンと併用することで、冷気を部屋全体に循環させ、効率的に冷房できます。

6. その他の工夫

* 打ち水の継続:ベランダへの打ち水は、気化熱によって周囲の温度を下げる効果があります。 継続することで、効果を実感できるでしょう。
* 日中のカーテン:日中はカーテンを閉めて、直射日光を遮断しましょう。

7. 専門家の意見を参考にする

より高度な対策が必要な場合は、建築士やインテリアコーディネーターなどの専門家に相談することをお勧めします。

まとめ

風通しの良いマンションでも、暑さ対策は必要です。 ご紹介した方法を参考に、快適で省エネな夏を過ごしましょう。 ご自身のマンションの状況に合わせて、最適な対策を選んでください。 今回ご紹介した対策は、あくまで提案であり、効果は環境によって異なります。

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