マンションの換気扇がダミー?24時間換気システムと建築基準法違反について徹底解説

4月から1Kのマンションに引っ越しましたが、部屋に換気扇らしい物がついていましたので、換気扇のスイッチを探しましたがどこにも見当たらず、しょうがなく不動産に問い合わせたところ、「それは24時間換気システムで、最近の機密性の高いマンションは法律で24時間の換気システムの設置が義務付けられてます。だからスイッチはなく24時間換気し続けます」といわれました。けど、この換気扇全然ファンが回ってるような素振りがなく、不思議に思い、外側のフィルターを外して中を確認したところ、なんと立派なフィルターはついていたものの、その先は確かに外まで空洞にはなっておりますが、プラスッチクの板で仕切ってあるだけでファンはありません。換気扇のダミーをつけているだけ。これって建築基準法違反にはならないんですか?

24時間換気システムとダミー換気扇の問題点

ご質問ありがとうございます。マンションの換気扇がダミーで、それが建築基準法違反にあたるかどうか、非常に重要な問題ですね。結論から言うと、ダミーの換気扇は、建築基準法違反の可能性が高いです。

まず、日本の建築基準法では、住宅の居住性を確保するために、適切な換気システムの設置が義務付けられています。特に近年は、気密性の高い住宅が増加しているため、24時間換気システムの導入が必須となっています。これは、室内の空気の汚れや湿気を排出することで、健康被害やカビの発生を防ぐためです。

しかし、ご質問にあるように、換気扇がダミーである場合、24時間換気システムとしての機能を果たしていません。これは、建築基準法に違反する可能性があり、重大な問題です。

建築基準法と換気システムに関する規定

建築基準法では、換気に関する具体的な規定は、各条例や告示に委ねられています。そのため、地域によって多少の違いがありますが、一般的には以下の点が求められます。

  • 必要な換気量の確保:居住空間の広さや用途に応じて、適切な換気量を確保する必要があります。
  • 換気方法の適切性:自然換気、機械換気など、適切な換気方法を選択する必要があります。24時間換気システムは、機械換気の一種です。
  • システムの機能性:換気システムは、常に適切に機能する必要があります。ダミーの換気扇は、この要件を満たしていません。

もし、実際にダミーの換気扇が設置されているのであれば、建築基準法に違反している可能性が非常に高いと言えるでしょう。

ダミー換気扇を発見した場合の対処法

ダミーの換気扇を発見した場合、まずすべきことは、不動産会社に改めて連絡し、状況を説明することです。写真や動画で証拠を確保しておくと、より効果的です。

不動産会社が対応してくれない場合、または不適切な対応だった場合は、建築士や弁護士に相談することをおすすめします。建築士は、建築基準法に詳しい専門家であり、問題点を指摘し、適切な解決策を提案してくれます。弁護士は、法的観点からサポートし、必要であれば訴訟などの手続きを進めることができます。

また、自治体の建築指導課にも相談できます。自治体は、建築基準法の遵守状況を監督する役割を担っており、問題があれば適切な指導を行います。

24時間換気システムの種類と選び方

24時間換気システムには、大きく分けて第一種、第二種、第三種換気があります。

  • 第一種換気:給気と排気を機械で行うシステム。最も効果が高いですが、コストも高めです。
  • 第二種換気:給気を自然で行い、排気を機械で行うシステム。コストパフォーマンスに優れています。
  • 第三種換気:給気を自然で行い、排気を機械で行うシステム。最もシンプルですが、換気能力は低めです。

マンションでは、主に第二種換気システムが採用されています。

インテリアとの調和:換気口のデザイン

換気口は、インテリアの一部でもあります。ダミーではなく、きちんと機能する換気口であっても、デザインにこだわって、お部屋の雰囲気に合うものを選びましょう。

例えば、グレーの壁に合わせたグレーの換気口を選ぶことで、お部屋全体の統一感を高めることができます。また、目立たなくしたい場合は、壁の色と同系色の換気口を選ぶのも良いでしょう。

まとめ:適切な換気システムの重要性と法的対応

適切な換気システムは、健康的な生活を送る上で非常に重要です。ダミーの換気扇は、建築基準法違反の可能性が高く、重大な問題です。問題を発見した場合は、速やかに不動産会社や専門機関に相談し、適切な対応を取るようにしましょう。

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