マンションの建具の色選び:白基調と黒基調、どちらが正解?60㎡2LDKの理想的な空間を叶えるための徹底ガイド

3月末の完成予定のマンションで、建具の色を白を基調にするか、黒を基調にするかで迷っています。現在住まわれている方、たくさん見てこられた方、女性の方、プロの方等、アドバイスをお願いいたします。 間取りは2LDK(60.39㎡)です。 玄関を入ると、洗面所、トイレ、反対側に6.2帖の洋間、突き当りがリビングに通じるドアで、その先に対面式キッチンのついたリビング(11.2帖)があり、リビングから隣の洋室(6.4帖)に三枚のスライドドアで通じています。 夫婦2人だけなら、ドアを開け放しにして隣の洋間もリビングとして使えます。 リビングのフローリング(やや薄めの一般的なブラウン)と壁(白のクロス)は選択の余地が無くすでに決まっています。 昨年、同じマンション建設会社の新築マンション内覧会(1ルームマンション)に行ったのですが、クローゼットも含めて、黒っぽいダークブラウンの建具で統一してあり、かなり高級感がありました。 その時は部屋の暗さはあまり気にならならず、高級感があったので黒基調にする予定でいたのですが、いざ決めるとなると、黒基調では部屋がどうしても暗くなり、狭く感じるような気がしてきました。 また2LDKは夫婦の方が入られるのが一般的だと思いますので、女性の感性からして、建具が黒ではあまりにも落ち着きすぎるように感じられるのではないでしょうか。 それに入居者に女のお子さんがおられればダークブラウンのクローゼットでは嫌がられるのではないかという気もします。 建設会社の方によれば、建具は同じ色で統一するほうがいいと言われますので、ドアやクローゼットの色は統一するつもりです。 今のところシンクの扉も建具にあわせて、ダークローズ(ほぼ建具の色)の予定です。 もう一つの選択肢として白基調も捨てがたい気がしています。 かなり白に近い木目調の建具があり、ダークブラウンほどではありませんが、横木目なので一般的な白木目より高級感があり気に入っています。白を基調にすると、シンクの色は赤みのある明るいアプリコットにする予定です。 急いで決めなければならない時期が来ていてあせっています。アドバイスをよろしくお願いいたします。

60㎡ 2LDKマンションの建具選び:白基調と黒基調のメリット・デメリットを徹底比較

間取り、フローリング、壁の色が決まっている60㎡の2LDKマンション。残る大きな選択は建具の色ですね。白基調と黒基調、どちらも魅力的ですが、それぞれのメリット・デメリットを理解した上で、最適な選択をすることが大切です。

白基調のメリット

* 明るくて開放的な空間を演出:白は光を反射するため、部屋を明るく広く見せる効果があります。60㎡という面積を最大限に活かすためには、白基調がおすすめです。特に、採光条件があまり良くない場合にも有効です。
* 清潔感と爽やかさ:白は清潔感と爽やかさを与え、リラックスできる空間を創り出します。女性やお子様がいる家庭にも好まれる傾向があります。
* どんなインテリアにも合わせやすい:白はどんな色とも相性が良いので、後からインテリアを変えても合わせやすく、自由度の高いコーディネートが可能です。アプリコットのシンクとの組み合わせも、明るく可愛らしいキッチンを実現できそうですね。
* 家具の色を引き立てる:白を背景にすることで、家具やインテリアの色がより際立ち、個性を演出できます。

白基調のデメリット

* 汚れが目立ちやすい:白は汚れが目立ちやすいというデメリットがあります。小さなお子さんやペットがいる家庭では、こまめな掃除が必要になります。
* 高級感が出しにくい(場合もある):無垢材やこだわりの素材を使わない限り、安っぽく見えやすいという懸念があります。質問者様が気に入られた「かなり白に近い木目調の建具」は、横木目であることで高級感を演出できる可能性が高いです。素材や質感にこだわることが重要です。

黒基調のメリット

* 高級感と重厚感:黒は高級感と重厚感を与え、スタイリッシュな空間を演出します。内覧会で感じた「高級感」は、この黒基調の建具によるものだったのでしょう。
* 落ち着きのある空間:黒は落ち着いた雰囲気を作り出し、リラックスしたい方におすすめです。

黒基調のデメリット

* 圧迫感や暗さを感じやすい:黒は光を吸収するため、部屋を狭く暗く感じさせる可能性があります。60㎡という面積では、特に注意が必要です。
* インテリアの組み合わせが難しい:黒は他の色との組み合わせが難しく、インテリア選びに工夫が必要です。失敗すると、重苦しい印象になりかねません。
* 汚れが目立ちにくい反面、手入れの際に気づきにくい:汚れが目立ちにくいのはメリットのようにも思えますが、逆に汚れに気づきにくく、放置すると大きな問題になる可能性があります。

専門家の視点:インテリアコーディネーターのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点からアドバイスします。60㎡の2LDKで、リビングのフローリングがやや薄めのブラウン、壁が白という条件下では、白基調の建具がおすすめです

白基調にすることで、リビングを明るく広く見せることができ、開放感あふれる空間を実現できます。また、白はどんなインテリアにも合わせやすいので、後から家具やインテリアを変えても、コーディネートしやすいというメリットがあります。

ただし、白は汚れが目立ちやすいので、こまめな掃除は必要です。また、高級感を出すためには、建具の素材や質感にこだわる必要があります。質問者様が気に入られた木目調の建具は、その点で良い選択肢と言えるでしょう。

黒基調は高級感がありますが、60㎡の空間では暗く狭く感じてしまう可能性が高いです。特に、女性目線では、落ち着きすぎ、圧迫感を感じてしまう可能性があります。

具体的なアドバイス:建具選びとインテリアコーディネート

* 白基調を選択した場合:白に近い木目調の建具を選び、床材のブラウンとのバランスを考慮しましょう。アプリコットのシンクとの組み合わせは、明るく可愛らしいキッチンになります。カーテンや家具は、アクセントカラーを取り入れることで、空間のメリハリを出すことができます。
* 黒基調を選択した場合:照明を工夫し、十分な明るさを確保することが重要です。壁や床の色とのバランスを考え、インテリアの色選びにも注意が必要です。家具は明るい色を選ぶことで、空間の重さを軽減できます。

白基調の場合の具体的なイメージ

* 建具:白に近い木目調(横木目)
* シンク:赤みのある明るいアプリコット
* カーテン:ベージュや淡いグレー
* ソファ:明るいグレーまたはベージュ
* アクセントカラー:グリーンやブルーなどの自然な色

黒基調の場合の具体的なイメージ

* 建具:ダークブラウン
* シンク:ダークローズ
* 照明:明るめのダウンライトや間接照明
* ソファ:明るいベージュまたはグレー
* アクセントカラー:ゴールドやシルバー

まとめ:理想の空間を叶えるために

建具の色選びは、マンション全体の雰囲気を大きく左右します。白基調と黒基調、それぞれのメリット・デメリットを理解し、ご自身のライフスタイルや好みに合った選択をすることが大切です。

今回のケースでは、60㎡の2LDKという面積と、リビングの明るさを考慮すると、白基調がより快適な空間を創り出す可能性が高いと言えるでしょう。しかし、最終的な決定は、ご自身の感性と直感を信じてください。

サンプルやカタログを実際に見て、イメージを膨らませてみましょう。そして、後悔のない選択をして、素敵なマンションライフを送ってください。

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