マンションの廊下事情:外廊下と内廊下の違い、そして北海道と東京の建築事情

マンションの内廊下について質問です。 北海道から東京に引っ越してきました。 こちらのマンションは廊下に壁がなく外が丸見えのデザインが 多いので何故だろうと調べると外廊下と内廊下という単語が出てきました。 外廊下は私の指している壁の無いマンションで合っていたのですが 内廊下というのを検索するとちゃんと廊下が建物の中にあるとありました。 が、それと共に”カーペットが引かれていてホテルみたいな”と出てきました。 カーペットがひかれているものが内廊下の条件なのでしょうか? 北海道でよくみかけるマンションは、マンションという箱の中に 廊下が入っている状態のものが多い(古いアパートなら別ですが…)のですが、 カーペットはひかれてません、全体的に廊下やホールは薄暗く涼しいです。 冬は暖房たかずに放置した部屋程度です。(でも10~14°くらい。) ではこういうマンションはなんと検索すれば出てくるのでしょうか? 北海道の場合、外に廊下が晒されていないのは 雪害のためやドアの凍結防止のためだと思うのですが 暑い東京でこんなに外廊下が多いのも不思議です。 ドアに直射日光が照りつけて部屋が暑くなりますよね…。 また、二窓構造でもないので冬は結局こちらも寒くなる気がしますし。 東京の建物物は、いったい何を重視して作られているのでしょうか? 外廊下なので冬が心配です。 とりあえず質問は ?マークのついている三つです。 よろしくお願いします。

1. カーペットが引かれているものが内廊下の条件?

結論から言うと、カーペットが敷かれていることは内廊下の条件ではありません。 内廊下は、建物内部に廊下がある構造を指します。カーペットは、高級感や防音性を高めるための仕上げ材の一つであり、必ずしも内廊下には必要ありません。 北海道でよく見かける、薄暗く涼しい廊下は、共用廊下のデザインや仕上げ材、そして断熱性の違いによるものです。 具体的には、外壁からの熱の影響を受けにくい構造や、断熱材の使用、仕上げ材の違いなどが、室温に影響を与えています。

2. 北海道のような内廊下マンションを検索するには?

北海道のような、比較的暗く涼しい内廊下マンションを検索するキーワードはいくつか考えられます。 完璧に一致するキーワードは難しいですが、複数のキーワードを組み合わせて検索することで、より絞り込んだ検索が可能です。

以下に検索キーワードの例を挙げます。

  • 内廊下 マンション 北海道」:地域を限定することで、北海道特有の建築様式を持つマンションを検索できます。
  • 共用廊下 室内型 マンション」:より一般的な表現で検索できます。
  • マンション 共用部 低温」:廊下の温度に着目した検索です。
  • マンション 廊下 断熱性」:建物の断熱性能に焦点を当てた検索です。
  • マンション 非外廊下」:外廊下ではないことを明確に示すキーワードです。

これらのキーワードを組み合わせて、例えば「内廊下 マンション 北海道 断熱性」のように検索してみるのも有効です。 また、不動産サイトの検索機能で、「共用部仕様」などの項目から条件を絞り込むことも可能です。 写真や間取り図をよく確認し、廊下の様子を確認するようにしましょう。

3. 東京のマンションで外廊下が多い理由と、冬場の対策

東京のマンションで外廊下が多い理由は、土地の有効活用とコスト削減が大きな要因です。 外廊下にすることで、建物内部の面積を広く確保でき、居住スペースを最大限に確保できます。 また、外壁と廊下の仕切り壁を省略することで、建築コストを削減できます。 これは、土地価格の高い東京では特に重要な要素となります。

しかし、外廊下のデメリットとして、夏場の暑さや冬場の寒さが挙げられます。 特に冬場は、直射日光が当たらないとはいえ、外気の影響を受けやすく、寒さ対策が重要になります。

具体的な対策としては、以下の点が挙げられます。

  • 断熱性の高い玄関ドアを選ぶ:玄関ドアは、外気の影響を直接受ける部分なので、断熱性能の高いものを選びましょう。 複層ガラスや断熱材入りのドアがおすすめです。
  • 玄関ドアに防風対策をする:ドアの隙間風を防ぐために、ドラフトストッパーなどを活用しましょう。
  • 玄関マットを敷く:冷たい空気を遮断し、室温を保つ効果があります。
  • 廊下側の窓に断熱カーテンやブラインドを取り付ける:外からの冷気を遮断し、室温を維持するのに役立ちます。
  • 室内の暖房効率を高める:適切な暖房器具を選び、室温を維持するようにしましょう。 省エネ効果の高い暖房器具を選ぶことも重要です。

さらに、マンション全体の管理組合に、共用廊下の断熱化などを検討してもらうのも有効な手段です。 管理組合に相談することで、他の居住者もメリットを得られる可能性があります。

専門家の視点:建築士からのアドバイス

建築士の視点から見ると、北海道と東京のマンションにおける廊下構造の違いは、気候条件と建築コストが大きく影響しています。 北海道では、厳しい寒さから建物を守るため、内廊下構造が一般的です。 一方、東京では、土地価格が高く、建築コストを抑える必要性が高いことから、外廊下構造が採用されるケースが多いのです。 しかし、近年は省エネルギー化への意識の高まりから、断熱性能の高い外廊下構造のマンションも増えてきています。 マンションを選ぶ際には、間取りや設備だけでなく、建物の断熱性能や共用部の環境にも注目することが重要です。

まとめ

内廊下と外廊下の違い、そして北海道と東京のマンションにおける建築事情について解説しました。 マンション選びは、ライフスタイルや予算だけでなく、建物の構造や環境にも配慮することが重要です。 今回ご紹介した情報が、皆様のマンション選びの参考になれば幸いです。

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