マンションの大規模修繕工事による騒音と睡眠障害:自律神経失調症と更年期障害への影響と対処法

自律神経失調症と軽い鬱で4年心療内科に通い、薬もりーぜとスルピりド錠アメルを飲んでいました。先月中旬からマンションの大規模修繕で工事が始まり、今月から私の住んでいるあたりを工事し始めました。ものすごい音が私の住んでいる屋上(住んでいるところは最上階)から聞こえ、そして今日私の部屋のところのベランダで工事を始め、ものすごい音で心臓がどきどきして体が火照り、夜も寝ていて急に体がカーと熱くなり汗をかきます。こういった状態が3月中旬から続いており、心療内科に体が火照ってそのあと寒くなるというと、加味逍遥散という漢方がだされました。しかし、夜の寝ているときの火照りはまだ続いており、汗を出しつつも気にしないようにしているのですが、寝れません。今ちょうど50歳で更年期障害まっただ中で、工事が始まるまでは精神安定剤だけで安定していたのですが、工事が始まり、人がベランダにしょっちゅう出入りしものすごい轟音がするので、精神的・体力的に限界でストレスがものすごくたまっています。 一応、しんどくなったら散歩など外へ出ますが、それでも寝ているときにかーと暑くなります。漢方は効くのに時間がかかると聞いたのですが、まだ飲み始めて1週間なのですが、日中はだいぶ落ち着いてきましたが、夜がまた火照るのではと思うと憂鬱です。精神安定剤に漢方を一緒に飲んで、体の火照りが消えるでしょうか。工事が7月までかかるらしいので、それまで轟音に耐えるしかないのかと思うと、他の人たちはどうしているのかと思います。家族は土曜日だけ家に日中いますが(土曜日も工事がある)、工事の轟音に別に気にならないみたいで、娘に気にしすぎと違うかと言われるのですが、音がするたび心臓がどくどくして体がしんどいです。安定していたと思っていたのですが、工事が始まり自律神経失調症がぶり返したのでしょうか。長文になりすみませんが、よろしくお願いします。これ以上薬が増えるのはいやなのです。何か対処法(外出のほかに)ありませんか。

工事騒音によるストレスと睡眠障害:更年期障害との関連性

ご相談ありがとうございます。マンションの大規模修繕工事による騒音で、自律神経失調症の症状が悪化し、睡眠障害に悩まされているとのこと、大変お辛い状況だとお察しいたします。50歳という更年期真っ只中という状況も加わり、心身ともに大きな負担がかかっていると考えられます。工事の騒音は、客観的に見て相当なストレス要因であり、自律神経失調症や更年期障害の症状を悪化させる可能性は十分にあります。 日中の落ち着きと夜の不眠、そして体の火照りなどは、まさに自律神経の乱れを示唆しています。家族の方には理解してもらえず、お一人で抱え込んでいる状況も、精神的な負担を増大させているでしょう。

加味逍遥散と精神安定剤の併用について

加味逍遥散は、更年期障害や自律神経失調症に効果が期待できる漢方薬です。しかし、即効性がある薬ではないため、効果を実感するには数週間から数ヶ月かかる場合もあります。精神安定剤との併用については、主治医にご相談ください。薬の相互作用や、適切な服用方法について専門家のアドバイスを受けることが重要です。自己判断で薬の服用方法を変えることは危険です。

工事騒音への具体的な対処法

7月まで続く工事騒音への対処は、多角的なアプローチが必要です。

1. 遮音対策の強化

* 窓の二重化:既存の窓に防音シートや防音カーテンを取り付ける、もしくは二重窓にすることで、騒音レベルを大幅に軽減できます。
* 防音材の活用:壁や天井に防音材を貼ることで、騒音の侵入を防ぎます。専門業者に相談して、効果的な施工方法を検討しましょう。
* 耳栓の利用:遮音性の高い耳栓を使用することで、睡眠中の騒音によるストレスを軽減できます。様々なタイプの耳栓があるので、自分に合ったものを選びましょう。

2. 環境の改善

* 騒音の少ない時間帯の活用:工事の騒音が比較的少ない時間帯に、集中して作業したり、休息したりする時間を確保しましょう。
* リラックスできる空間の確保:騒音の影響を受けにくい部屋を確保し、リラックスできる空間を作ることで、精神的なストレスを軽減できます。アロマオイルや音楽などを活用するのも効果的です。
* ベランダへの遮音対策:ベランダに防音シートや植栽などを設置することで、直接的な騒音の侵入を防ぎます。

3. 精神的なケア

* ストレス軽減のための活動:散歩だけでなく、ヨガや瞑想、読書など、リラックス効果のある活動を取り入れることで、精神的なストレスを軽減できます。
* 専門家への相談:心療内科医やカウンセラーに相談することで、適切なアドバイスやサポートを受けることができます。
* 家族への理解:家族に現状を伝え、理解と協力を得る努力をしましょう。騒音による苦痛を具体的に説明し、協力体制を築くことが重要です。

4. 管理会社への相談

* 騒音苦情の申し入れ:管理会社に騒音問題を正式に伝え、改善策を要求しましょう。必要に応じて、工事会社との調整を依頼することもできます。
* 工事時間や作業内容の確認:工事の時間帯や作業内容について確認し、可能な範囲で改善を求めることができます。

専門家の視点:騒音と健康被害

騒音は、単なる不快感だけでなく、健康に深刻な影響を与える可能性があります。特に、自律神経失調症や更年期障害を抱えている方は、騒音によって症状が悪化するリスクが高まります。環境省の騒音に関するガイドラインなどを参考に、適切な対策を講じる必要があります。

具体的な事例:騒音問題への対応

あるマンションでは、大規模修繕工事による騒音問題が発生し、住民から多くの苦情が寄せられました。管理会社は、工事会社と協議し、作業時間の見直し、防音対策の強化、住民への定期的な情報提供などを行い、騒音問題を解決に導きました。この事例のように、管理会社や工事会社と積極的にコミュニケーションを取り、問題解決に向けて協力していくことが重要です。

まとめ

工事騒音によるストレスは、自律神経失調症や更年期障害の症状を悪化させる可能性があります。遮音対策、環境改善、精神的なケア、そして管理会社への相談など、多角的なアプローチで問題に対処することが重要です。 漢方薬の効果には時間がかかることを理解し、主治医と相談しながら治療を継続してください。一人で抱え込まず、家族や専門家への相談も積極的に行いましょう。

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