マンションの壁と天井の黒カビ対策:DIYと業者依頼の費用比較

マンション(築16年目)に住んでいますが、方向的に一番日光のあたらない部屋(フローリング4.5畳の洋室)の壁と天井の黒かびが数年前からひどくなっており、一部壁紙がはがれてしまっています。(添付写真のとおり) 壁は面によって内側がちがっています。壁紙がはがれている写真のものは壁紙の下は木の板になっています。またその他の場所は、壁紙の下は直にコンクリートになっています。そこで質問です。① 自分で直すことができるでしょうか? ・よく日曜大工の専門店などで売っている壁紙を買ってきて張り替える、とかカビを落とすとかいろいろやり方はあると 思いますが、一番効率のいい方法があったら教えてください。(壁紙の下が木かコンクリートかで対応もちがうんでしょうか) その際の費用(材料代とか)ももしわかればざっくりでいいので教えてください。またカビのあるところだけでなく、全部張り替えたほうがいいのでしょうか? ② ①が不可だとして、もし業者等に頼むとしたらいくらくらいかかるのでしょうか ・作業としては①のようなことをするんですかね。 ・地元の業者ほうがいいでしょうか(それともチェーン店のような有名なところのほうが安心?) 知恵袋等でみると自力で直される方が多いようですが正直なところ、日曜大工のようなことはあまり経験がないので、安く済むなら業者に任せたほうがいいのかな、とは思うのですが。

黒カビ発生の原因とDIYによる対処法

築16年のマンションで、日陰の部屋に黒カビが発生しているとのこと。これは、結露や湿気によるカビの繁殖が原因と考えられます。換気不足、断熱性の低さ、雨漏りなども可能性として考えられます。まずは、原因究明が重要です。

DIYで黒カビ対策を行う場合

DIYで対応する場合、以下の手順で進めましょう。ただし、広範囲のカビや、構造に影響するようなカビはDIYで対処するのは危険です。専門業者への依頼を検討しましょう。

1. カビの除去

* 準備:マスク、ゴム手袋、ゴーグル、ヘラ、バケツ、カビ取り剤、換気扇、マイクロファイバークロス、古新聞などを用意します。
* カビ取り:カビ取り剤の説明に従って、カビに吹きかけ、数分置いてからヘラなどで丁寧に落とします。換気を十分に行いましょう。
* 乾燥:カビを取り除いた後は、完全に乾燥させることが重要です。除湿機や扇風機などを使い、十分に乾燥させましょう。乾燥不足は再発の原因になります。

2. 壁紙の張り替え

* 下地処理:古い壁紙を剥がす際には、下地(木板やコンクリート)を傷つけないように注意しましょう。必要に応じて下地補修材を使用します。
* 壁紙選び:カビに強い防カビ加工された壁紙を選びましょう。通気性の良い壁紙もおすすめです。
* 張り替え:壁紙の張り替えは、DIY初心者には難易度が高い作業です。YouTubeなどの動画を参考に、慎重に進めましょう。綺麗に仕上げるには練習が必要です。
* 材料費:カビ取り剤(1,000円〜2,000円)、壁紙(1,000円〜5,000円/1本)、下地処理材(1,000円〜3,000円)、その他工具(既に持っている場合は不要)など、合計で5,000円〜10,000円程度を見込んでおきましょう。

3. 下地の種類による対応の違い

* 木板:木板の下地は、湿気が入り込みやすいので、カビの発生リスクが高いです。カビ取り後、防カビ剤を塗布し、十分に乾燥させてから壁紙を張り替えることが重要です。
* コンクリート:コンクリートの下地は、木板に比べて湿気の影響を受けにくいですが、それでもカビが発生する可能性があります。カビ取り後、防カビ剤を塗布し、乾燥させてから壁紙を張り替えます。

DIYの限界と業者への依頼

DIYで対応できるのは、カビの範囲が狭く、壁紙の張り替え程度の軽微な作業の場合のみです。広範囲のカビ、構造的な問題、専門的な知識・技術を要する作業は、必ず専門業者に依頼しましょう。

業者に依頼する場合の費用と選び方

業者に依頼する場合、費用は作業範囲、使用する材料、業者の料金体系によって大きく異なります。

費用相場

* 4.5畳の部屋の場合:壁紙の張り替えだけで5万円〜10万円程度、下地処理やカビ対策を含めると10万円〜20万円程度かかる可能性があります。
* 作業内容:カビの除去、下地処理、壁紙の張り替え、防カビ処理など、作業内容によって費用は変動します。
* 業者選び:複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することが重要です。口コミや評判も参考にしましょう。

業者選びのポイント

* 実績と経験:多くの実績を持つ業者を選ぶことが重要です。ホームページや口コミサイトなどで、業者の実績を確認しましょう。
* 対応力:カビ対策に関する専門知識や経験を持つ業者を選びましょう。
* 保証:作業内容に保証が付いているかどうかを確認しましょう。
* 見積もり:複数の業者から見積もりを取り、比較検討しましょう。不明な点があれば、必ず質問しましょう。
* 地元業者かチェーン店か:どちらが良いかは一概には言えません。地元業者は地域密着で対応が迅速な場合が多い一方、チェーン店は規模が大きく、安心感がある場合があります。

まとめ:黒カビ対策は早めの対応が重要

黒カビは放置すると健康被害にも繋がります。早期発見、早期対応が重要です。DIYで対応できる範囲であれば、費用を抑えて自分で行うことも可能です。しかし、広範囲のカビや、専門的な知識・技術を要する作業は、必ず専門業者に依頼しましょう。 業者選びは慎重に行い、複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することが大切です。

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