マンションの壁から聞こえる謎の電子音…その正体と対策

最近になってやっと気付いたのですが、私はマンションの4階、エレベーター横の角部屋に住んでいるのですが、隣に部屋のないほうの壁の真ん中あたりからピッピッと秒針のように規則的に電子音がします。最初は音も小さくて何処からなっているかわからず、パソコンや電話、モデムだと思っていたのですが、壁に耳をあてたところ壁の中心あたりからなっているようでした。夜、静まりかえったときにしかわからないような音ですが毎晩、ずっと聞こえて気になります。一体、何なのでしょうか?補足音は、イメージですが映画でみるような探知機や爆弾、病院で使われているような機材のような感じです。本当に気になって仕方がないので、どなたか何かしらわかる方、回答お願いします(*_*)

マンションの壁から聞こえる電子音の原因を探る

マンションの壁から聞こえる「ピッピッ」という規則的な電子音、非常に気になりますよね。 音の発生源が壁の中心部であること、そして「探知機や爆弾、病院で使われているような機材」のような音と表現されていることから、いくつかの可能性が考えられます。 まずは、これらの可能性を一つずつ検証していきましょう。

可能性1:建物設備の音

最も可能性が高いのは、建物の設備機器から発せられる音です。マンションには、様々な設備が設置されており、その動作音が壁を通して聞こえてくることがあります。

  • 給排水管の音:給水ポンプや排水管の循環ポンプの作動音は、特定の周期で発生することがあります。特に、夜間は周囲の音が少ないため、小さな音でも気になりやすくなります。
  • エレベーターの機械室の音:エレベーターは、機械室で様々な機械が稼働しています。その機械の動作音、特に制御系の電子音が、壁を通して聞こえてくる可能性があります。質問者様がエレベーター横の角部屋にお住まいとのことですので、これは非常に可能性が高いです。
  • 換気扇の音:マンションの換気システムは、定期的に作動します。その際に発生する微弱な電子音やモーター音が、壁を通して聞こえてくる可能性も考えられます。
  • 防災設備の音:非常用電源や火災報知器などの防災設備は、定期的なテストや微弱な動作音を発することがあります。これらの音も、壁を通して聞こえてくる可能性があります。

可能性2:近隣住戸からの音

隣接する住戸の設備や家電製品の音も、壁を通して聞こえてくることがあります。

  • 隣室のエアコンの音:最近のエアコンは、非常に静音設計ですが、それでも微弱な動作音が聞こえる場合があります。特に、壁が薄い場合や、隣室のエアコンが壁際に設置されている場合は、音が伝わりやすくなります。
  • 隣室の電子機器の音:パソコン、テレビ、ゲーム機など、電子機器から発せられる高周波音が壁を通して聞こえるケースもあります。

可能性3:外部からの音

外部からの音も、壁を通して聞こえてくることがあります。

  • 近隣の工事の音:近隣で工事を行っている場合、その振動や音が壁を通して聞こえてくる可能性があります。特に、夜間は周囲の音が少ないため、小さな音でも気になりやすくなります。
  • 交通機関の音:電車やバスなどの交通機関の音も、壁を通して聞こえてくる場合があります。特に、高層階では、音が反響して聞こえやすくなることがあります。

電子音の原因特定と対策

原因を特定するために、以下のステップを試してみてください。

ステップ1:時間帯と状況の確認

電子音が聞こえる時間帯や状況を記録しましょう。特定の時間帯にしか聞こえない、特定の行動をした際に聞こえるなど、パターンを見つけ出すことが重要です。

ステップ2:音の発生源の特定

壁に耳を当てて音の発生源を特定するだけでなく、壁を軽く叩いてみて音の変化を確認してみましょう。音の響き方が変わる場所が、発生源に近いかもしれません。

ステップ3:管理会社への相談

管理会社に状況を説明し、専門家に調査を依頼しましょう。管理会社は建物の構造や設備に詳しいため、原因特定に役立つ情報やアドバイスを提供してくれるはずです。

ステップ4:近隣への確認(必要に応じて)

もし、近隣住戸からの音の可能性がある場合は、丁寧に状況を説明し、協力をお願いしてみましょう。ただし、いきなり苦情を言うのではなく、まずは相談する姿勢が大切です。

インテリアとの関連性と対策

騒音問題は、インテリア選びにも影響します。例えば、厚手のカーテンやカーペットは、遮音効果を高めるのに役立ちます。また、壁に吸音材を取り付けることで、音の反響を抑制し、より静かな空間を作ることができます。

遮音性の高いインテリアを選ぶ

遮音性を重視したカーテンやカーペットを選ぶことで、外部の音を遮断し、静かな空間を作ることができます。厚手の生地や、遮音効果の高い素材を選びましょう。

吸音効果のあるインテリアを取り入れる

壁掛けや家具などに吸音材を取り入れることで、室内の音の反響を抑制できます。特に、硬い素材が多い部屋では、吸音材の効果が顕著に現れます。

空間デザインによる音の分散

家具の配置や間取りを工夫することで、音の伝わり方を調整できます。例えば、壁際に大きな家具を置くことで、音の反射を抑えることができます。

専門家の意見

騒音問題に詳しい建築音響の専門家によると、「マンションにおける騒音問題は、建物の構造や設備、そして住戸内の状況によって大きく異なります。そのため、原因特定には専門的な知識と経験が必要となるケースが多いです。」とのことです。 管理会社への相談は、迅速な解決への第一歩となります。

まとめ

マンションの壁から聞こえる謎の電子音は、建物の設備や近隣住戸、外部からの音など、様々な原因が考えられます。 まずは、時間帯や状況を記録し、音の発生源を特定する努力をしましょう。それでも原因がわからない場合は、管理会社に相談し、専門家の力を借りることが重要です。 また、インテリア選びにおいても、遮音性や吸音性を考慮することで、より快適な住空間を実現できます。

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