マンションの壁から結露?原因と対策を徹底解説!

マンションの壁から結露!?誰か助言をお願い致します! 現在中古マンションに住んで10年ほどですが(築20年ほど)1週間前から北側の洋室の天井の角(外壁側)から水滴が…天井壁紙が剥がれてきました。その部屋の押入れをみると、やはり外壁側の板が濡れています。(拭いても数時間で水滴が又出ます)過去一度もこのような事がなく、原因を探しました(上階の水漏れ?→問題なし。水道管等の老朽?→上部側部には通ってないように思います)考えられるのは昨年の1~5月にマンション全体の大規模補修がありました。友人の水道配管業者やクロス屋などに聞いてみるとその補修工事で空気や気流の流れが変わった?また指摘されて解ったのですが、壁の反対側の外壁に防水のシーリングが入っており、その下のタイルのネジメが一部濡れております。水道の配管屋の友人は、恐らく補修工事の際に古いシーリングの上から施工、もしくは何らかの工事不良ではないかと…ただ証明する術がなくどうしたら良いのか解らない状態です。 打開策や対応策、原因の把握などは出来るのでしょうか? 施工業者と話しても意味のない事でしょうか? どなたかアドバイスお願い致します。 宜しくお願い致します。

結露発生のメカニズムと原因究明

築20年の中古マンションで、北側の洋室の天井や壁から結露が発生しているとのこと。1週間前から症状が現れ、大規模修繕工事との関連性も疑われています。まず、結露が発生するメカニズムを理解することが重要です。結露は、空気中の水蒸気が冷たい物体に触れて水滴になる現象です。マンションにおいては、外壁の温度が室温よりも低くなることで、壁内部や天井に結露が発生します。

今回のケースでは、以下の点が疑われます。

  • 外壁の断熱性能低下:築年数の経過による建物の劣化や、大規模修繕工事における施工不良によって、外壁の断熱性能が低下している可能性があります。特に、シーリング工事の不備は、外壁からの冷気侵入を招きやすく、結露を悪化させる要因となります。
  • 空気の流通不良:大規模修繕工事によって、建物の空気の流れが変化し、湿気がこもりやすくなった可能性も考えられます。換気が不十分な状態が続くと、室内の湿度が高まり、結露が発生しやすくなります。
  • 防水層の損傷:外壁の防水層に損傷があると、雨水が浸入し、壁内部に湿気が溜まる原因となります。タイルのネジ部分の濡れは、この可能性を示唆しています。

原因特定のための調査と対策

まずは、原因を特定するために以下の調査を行うことをお勧めします。

1. 専門家による調査

  • 建築士や不動産鑑定士:建物の状態を総合的に判断し、結露の原因を特定する上で役立ちます。専門家の目で建物の状態を調査してもらうことで、客観的な判断材料を得ることができます。
  • 建築診断会社:建物の劣化状況や修繕が必要な箇所を詳細に調査・診断する専門機関です。精密な調査により、結露の原因を特定し、適切な対策を提案してくれます。

専門家に見てもらうことで、原因を特定し、適切な対策を講じることができます。費用はかかりますが、将来的な修繕費用を考えると、初期段階での調査は非常に重要です。

2. 施工業者への連絡

大規模修繕工事との関連性が疑われるため、施工業者に連絡し、状況を説明することが重要です。工事内容や施工方法に関する情報提供を求め、もし工事不良が原因であれば、責任を問うことができます。

  • 証拠の確保:結露の様子を写真や動画で記録しておきましょう。また、工事内容に関する資料があれば、それを保管しておきましょう。
  • 記録の保管:業者とのやり取りは、メールや書面で残しておきましょう。証拠として役立ちます。

3. 具体的な対策

原因が特定された後、適切な対策を実施する必要があります。

  • 断熱材の追加:外壁の断熱性能を高めるために、断熱材を追加する工事が有効です。内壁側に断熱材を施工することで、結露を抑制することができます。
  • 換気システムの改善:24時間換気システムの導入や、既存の換気システムのメンテナンスを行うことで、室内の湿度を適切に管理できます。換気扇を定期的に掃除したり、新しいものに取り替えたりするのも効果的です。
  • シーリング工事のやり直し:外壁のシーリングに不備がある場合は、業者に依頼してやり直してもらう必要があります。適切なシーリング材を使用し、丁寧に施工することで、雨水の浸入を防ぎ、結露を抑制できます。
  • 除湿対策:除湿機を使用したり、室内に観葉植物を置くことで、室内の湿度を下げることができます。特に梅雨時期や冬場は、除湿対策が重要です。

グレーインテリアと結露対策の関連性

今回の質問とは直接関係ありませんが、サイトのテーマである「色」に関連付けて、グレーインテリアと結露対策の関連性について触れてみましょう。グレーは、落ち着いた雰囲気で、空間を広く見せる効果があります。結露対策として、部屋を明るくすることで、湿気がこもりにくい環境を作ることも重要です。グレーインテリアは、明るすぎず暗すぎない絶妙なバランスで、快適な空間作りに貢献します。

まとめ

マンションの結露問題は、放置すると建物の劣化や健康被害につながる可能性があります。早急に原因を特定し、適切な対策を行うことが重要です。専門家への相談を検討し、施工業者との交渉も視野に入れながら、問題解決に取り組んでください。

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