マンションの台所照明がつかない!原因と解決策、DIY交換の可否

マンションの部屋の照明で台所の照明だけが、夏場は点いていたのですが、今はまったく点きません、蛍光灯とグロー球も新品に換えてもダメです。照明器具が悪いのですか?ちなみに、マンションの築年数は18年になります。天井に固定で付いているので一度も変えた事はないです。自分で新しい照明器具を買って来て取り替える事は、出来ますか?どうすれば、良いかアドバイスをお願いします。

台所照明がつかない原因を探る

築18年のマンションで、夏までは点灯していた台所照明が全く点かなくなったとのこと。蛍光灯とグロー球を新品に交換しても改善しないことから、照明器具自体に問題がある可能性が高いです。考えられる原因をいくつか見ていきましょう。

1. 照明器具の老朽化

築18年となると、照明器具も相当な年月を経ています。経年劣化による内部配線の断線や、コンデンサなどの部品の故障が考えられます。特に、頻繁にオンオフを繰り返す台所照明は、部品への負担が大きいため、故障しやすい傾向にあります。内部の配線や部品の点検が必要です。

2. ブレーカーの故障

照明器具の故障だけでなく、ブレーカーの故障も考えられます。台所専用のブレーカーが落ちている、もしくは故障している可能性があります。ブレーカーボックスを確認し、台所照明のブレーカーが落ちているか、または動作に異常がないかを確認しましょう。もしブレーカーが落ちている場合は、一度上げてみて点灯するか確認してみましょう。それでも点灯しない場合は、ブレーカー自体が故障している可能性があります。

3. 配線の問題

照明器具への配線が断線している、もしくは接続不良になっている可能性もあります。これは、専門業者に依頼して配線の点検を行うことを強くおすすめします。特に、築年数の古いマンションでは、配線の老朽化による断線などが起こりやすいため、素人での修理は危険です。感電や火災の危険性もあるため、安易な自己修理は避けましょう。

4. コンセントの不具合

まれにですが、照明器具ではなく、コンセントに問題があるケースもあります。コンセントのゆるみ、接触不良などが原因で、電気が供給されていない可能性があります。他の電化製品を同じコンセントに接続して動作確認を行いましょう。

自分で照明器具を交換できる?

天井に固定された照明器具の交換は、DIYで可能ですが、電気工事の知識と経験がない場合は、専門業者に依頼することを強くお勧めします。感電や火災の危険性があるため、安易な自己修理は避けるべきです。

DIY交換の注意点

もし、DIYで交換に挑戦する場合は、以下の点に注意しましょう。

  • 必ずブレーカーを落としてから作業を始めましょう。感電防止のため、絶対に電源を切った状態で行ってください。
  • 照明器具の種類と、既存の器具の仕様を事前に確認しましょう。適合しない器具を取り付けると、故障や火災の原因となります。
  • 器具の取り付け方法を理解してから作業を始めましょう。説明書をよく読んで、手順通りに作業してください。
  • 配線作業に自信がない場合は、専門業者に依頼しましょう。
  • 作業中に不明な点があれば、専門業者に相談しましょう。

専門業者への依頼

専門業者に依頼する場合は、複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することをお勧めします。費用や作業内容、対応などを確認し、信頼できる業者を選びましょう。

具体的な解決ステップ

1. ブレーカーの確認: まず、台所照明のブレーカーが落ちているか、または動作に異常がないかを確認します。
2. 他の電化製品の確認: 台所のコンセントに他の電化製品を接続し、動作を確認します。コンセントに問題がある可能性も考慮しましょう。
3. 照明器具の点検: もしブレーカーとコンセントに問題がなければ、照明器具の点検を行います。内部の配線や部品の破損がないか確認します。ただし、内部構造に詳しくない場合は、無理に分解しないようにしましょう。
4. 専門業者への相談: 上記の確認で問題が解決しない場合は、電気工事の専門業者に相談しましょう。原因の特定と修理、または新しい照明器具の取り付けを依頼します。

専門家の視点:電気工事士からのアドバイス

電気工事士の視点から見ると、築18年のマンションの照明器具は、経年劣化による故障が最も考えられます。特に、グロー球を使用する蛍光灯器具は、グロー球自体だけでなく、安定器や配線にも劣化が見られる可能性があります。安全のためにも、素人判断での修理は避け、専門業者への依頼を強く推奨します。

まとめ

台所照明が点かない原因は、照明器具の老朽化、ブレーカーの故障、配線の問題、コンセントの不具合など、様々な可能性が考えられます。安全を確保するためにも、まずはブレーカーとコンセントの確認を行い、それでも解決しない場合は、専門業者に相談することをお勧めします。DIYで交換に挑戦する場合は、十分な知識と経験、安全対策を講じた上で作業を行いましょう。

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