マンションの乾燥対策!赤ちゃんにも安心な加湿方法と加湿器選び

加湿器をつけても、部屋がとても乾燥してしまいます。マンションの換気が強いのか、加湿器をフルパワーでつけても、湿度が30%までしか上がりません。(以前のマンションでは、フルパワーで60%まであがっていたので、加湿器は壊れていないと思います。フィルターも交換済みです。)部屋にタオルなどを干しても、すぐに乾いてしまいます。7ヶ月の赤ちゃんがいるのですが、肌が少しかさかさしてきており、私も乾皮症になってしまい、鼻の中もカピカピになってしまいます。加湿するための何か良い方法はないでしょうか。またオススメの加湿器があれば教えてください!

マンションの乾燥問題:原因と対策

加湿器をフルパワーにしても湿度が30%しか上がらず、赤ちゃんやご自身の肌にも乾燥の悪影響が出ているとのこと、ご心配ですね。以前のマンションと比べて乾燥が激しいとのことですので、マンション自体の構造や換気システムの違いが大きな原因と考えられます。具体的には以下の点が考えられます。

  • 換気システムの性能:最近のマンションは、24時間換気システムが標準装備されていることが多く、換気効率が高い分、室内の空気が常に外気と入れ替わります。そのため、加湿器だけでは湿度を保つのが難しい場合があります。
  • 窓やドアの気密性:古いマンションに比べて、新しいマンションは気密性が高い傾向にあります。しかし、気密性が高いということは、外からの空気の流入が少ないため、室内の空気が乾燥しやすくなります。
  • 部屋の広さや構造:部屋の広さや天井高、窓の大きさなども、湿度維持に影響します。広い部屋や吹き抜けのある部屋は、加湿器の能力を超えて乾燥してしまう可能性があります。
  • 季節と気候:特に冬場は外気が乾燥しているため、室内の乾燥も深刻になります。

これらの要因を踏まえ、効果的な加湿方法を考えていきましょう。

効果的な加湿方法:加湿器だけじゃない!総合的なアプローチ

加湿器だけに頼らず、複数の方法を組み合わせることで、より効果的に湿度を上げることができます。

1. 加湿器の種類と選び方

加湿器には、大きく分けて以下の種類があります。

  • 超音波式加湿器:静音で消費電力も低く、お手入れも比較的簡単です。しかし、ミネラル成分を含む水を使用すると、白い粉(ミネラル成分)が発生することがあります。赤ちゃんがいるご家庭では、フィルター付きのものを選ぶのがおすすめです。
  • 気化式加湿器:自然気化式とファン式気化式があり、超音波式に比べて清潔で、白い粉が発生しにくいのが特徴です。ただし、加湿能力は超音波式に比べて低めです。
  • スチーム式加湿器:沸騰させた蒸気を噴出するため、加湿能力が高く、殺菌効果も期待できます。しかし、消費電力が高く、やけどの危険性もあるため、小さなお子さんやペットがいる家庭では注意が必要です。

マンションの乾燥対策には、加湿能力の高いスチーム式や、広い範囲を加湿できる大型の超音波式加湿器が効果的です。 ただし、スチーム式は火傷の危険性があるので、お子様の手の届かない場所に設置し、安全に配慮しましょう。

2. 加湿器以外の対策

加湿器だけでは不十分な場合、以下の対策も併用しましょう。

  • 洗濯物を室内干しする:洗濯物を室内に干すと、自然な加湿効果が得られます。ただし、部屋がカビやすくなる可能性があるので、換気をしっかり行いましょう。
  • 観葉植物を置く:観葉植物は、葉から水分を蒸散させるため、自然な加湿効果があります。また、空気の浄化にも役立ちます。ただし、植物の種類によっては、赤ちゃんにとってアレルギーの原因となる可能性があるので注意が必要です。
  • 加湿器と併用する:加湿器と併用することで、より効果的に湿度を上げることができます。例えば、加湿器と同時に、バスタオルを濡らして干すなど。
  • 窓を閉める:換気は重要ですが、乾燥が激しい場合は、窓を閉めて加湿器を効果的に使用しましょう。定期的な換気は忘れずに行いましょう。
  • 浴室乾燥機を使用する:浴室乾燥機は、部屋全体を加湿する効果はありませんが、浴室の湿度を上げることで、一時的に乾燥を和らげることができます。就寝前などに使用すると効果的です。

3. 専門家への相談

それでも改善が見られない場合は、専門家(不動産会社、建築業者など)に相談することをおすすめします。マンションの換気システムの特性や、より効果的な対策方法についてアドバイスをもらえるでしょう。

おすすめの加湿器

具体的な製品名は、時期や市場状況によって変わるため、ここでは選び方のポイントを重視してご紹介します。

  • 加湿能力:部屋の広さに合った加湿能力のものを選びましょう。目安として、10畳の部屋であれば、加湿能力が500ml/h以上のものを選ぶのがおすすめです。
  • 機能:湿度設定機能、タイマー機能、自動運転機能など、便利な機能が付いていると便利です。特に、湿度設定機能は、湿度を一定に保つのに役立ちます。
  • メンテナンス性:お手入れが簡単なものを選びましょう。フィルターの交換頻度や、タンクの清掃のしやすさなども考慮しましょう。
  • 安全性:小さなお子さんやペットがいる家庭では、安全性を重視しましょう。やけどの危険性がないもの、転倒防止機能が付いているものなどがおすすめです。

まとめ:乾燥対策で快適な生活を

マンションの乾燥対策は、加湿器だけでなく、様々な方法を組み合わせることが重要です。赤ちゃんがいるご家庭では、特に湿度管理に気を配り、肌の乾燥を防ぎましょう。今回ご紹介した方法を参考に、快適な室内環境を実現してください。

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