マンションの上階からの騒音・振動問題と、その解決策

マンション上の階の住人が居室を仕事場にしています。電気的機械を動かすと耳がツーンとして、妖気が漂い気分が悪くなります。苦情そうだんでは解決できず、借家へ退避して3年になります。解決方法を教えて下さい。 上の階で機械が動いている間は、天井にポタッポタッと雨だれの様な音がしたり、壁のコンセント付近がビシッと鳴ったり、冷蔵庫が共振してブンブン鳴り続けたりします。住人は独り者で1日中籠りっきりです。昼夜飯に出かけるのか短い時間帯の外出がある以外は、外に出ることなくドア窓は締め切ってカーテンも引いています。ドアのピンポンは電源を切って鳴りません。ドアをドンドンしても居留守で絶対に出てきません。仕事上特徴的なことは、1日2~3回大量に水を流します。室内、室外に色々な音を出しながら仕事をします。室内では、カシャカシャと皿を洗うような音、掃除機を引くような音、カーテンを引くような音、犬や赤子の泣く声、重い物がぶつかり合うような音等です。これらの音は他の住人に聞いてもらおうと引っ張って来ると嫌味みたいにタイミング良く止めて静かになり、確認してもらうことが出来ていません。また室外ではカラス、多数の小鳥の鳴き声、キャンキャン・ワウワウうるさい犬の声、車がマンホールの蓋をグワーンと鳴らしたり、スピードを出して通りぬけたりする音、トラクターで農作業してる音、マンション廊下を硬い靴底でカツカツ歩いたり、階段を上下したり、パンパンと布団を叩く音であったり、風鈴のおと、けたたましく秋の虫の合唱であったり、ひとつひとつをとってみれば可笑しくないかもしれない。こんな音が裏から或いは表から。そうして近くから遠くから自由自在に飛んでくるのを、日中無人に近いマンションの他の住人に訴えても怪訝な顔をされるばかりで、市や県の苦情相談、弁護士相談、マンション管理組合法人の困りごと相談など思いつく方策は全部やってみましたが何の効果もなく、体調不良を来たし借家住まいをしているものです。3年経ち体調は快復しましたが、無駄な出費がこたえます。マンションの様子は相変わらずであり、何をしているのかさえ分からずで、対応出来ないんです。もしかしてこんな仕事ではと思い当たる方あれば、助けて欲しい。 一番困るのは、部屋に籠る妖気みたいな嫌な気分なんです。低周波みたいなものではないかと感じています。

問題の整理:上階からの騒音・振動、そして精神的な不調

長期間に渡り、上階からの騒音・振動問題に悩まされ、精神的な不調まで引き起こしているとのこと、大変お辛い状況だと察します。3年間も借家に住まわれているとのことですので、経済的な負担も大きいでしょう。 問題を整理すると以下のようになります。

* **具体的な騒音・振動:** 天井への雨だれ音、壁のコンセントからのビシッという音、冷蔵庫のブンブンという共振音、その他様々な生活音や、外部から聞こえると思われる様々な音。
* **上階住人の行動:** 一日中部屋に籠もり、頻繁に水を流し、様々な音を出しながら作業をしている。インターホンにも応答しない。
* **これまでの対応:** 市・県への苦情相談、弁護士相談、マンション管理組合への相談など、様々な手段を試したが効果がない。
* **精神的な影響:** 「妖気」のような不快感、低周波音による影響の可能性も感じている。

解決策へのアプローチ:段階的な対策と専門家の活用

解決策は、段階的にアプローチしていくことが重要です。これまでの努力を無駄にしないためにも、これまでの経緯を整理し、新たな戦略を立てましょう。

1. 騒音・振動の記録と証拠集め

まず、騒音・振動を記録する必要があります。

* **日時、内容、発生時間、持続時間などを詳細に記録:** 専用のアプリやノートを活用しましょう。
* **録音・録画:** 証拠として、騒音や振動を録音・録画するのも有効です。ただし、プライバシーに配慮し、法律に抵触しない範囲で行う必要があります。
* **写真撮影:** 壁のひび割れなど、騒音・振動による物理的な影響があれば、写真に記録しておきましょう。

2. マンション管理組合への再交渉

管理組合への相談は既にされているとのことですが、新たな証拠を提示することで、状況を改めて説明する必要があるでしょう。

* **記録した証拠を提示:** 騒音・振動の記録、写真などを提示することで、問題の深刻さを改めて訴えましょう。
* **専門家の意見を仰ぐ:** 騒音測定士などの専門家に依頼し、騒音レベルを測定してもらい、その結果を管理組合に提出するのも有効です。
* **書面での申し入れ:** 口頭だけでなく、書面で問題点を明確に伝え、具体的な改善策を求めるようにしましょう。

3. 弁護士への相談

管理組合との交渉がうまくいかない場合は、弁護士に相談することをお勧めします。

* **法的措置の可能性:** 弁護士は、騒音問題に関する法律に基づいた適切なアドバイスと、必要であれば法的措置(訴訟など)を検討します。
* **交渉の代理人:** 弁護士に交渉を依頼することで、より効果的な解決が期待できます。

4. 低周波音の可能性の調査

「妖気」のような不快感を感じているとのことですが、低周波音の可能性も考慮する必要があります。

* **低周波音測定:** 専門業者に依頼し、低周波音の測定を行いましょう。測定結果に基づいて、対策を検討できます。
* **原因特定:** 低周波音の原因を特定できれば、管理組合や上階住人に具体的な改善策を求めることができます。

5. 精神的なケア

長期間にわたる騒音問題は、精神的な負担が大きいです。

* **専門機関への相談:** 心療内科や精神科など、専門機関への相談も検討しましょう。
* **ストレス軽減策:** ヨガ、瞑想、散歩など、ストレスを軽減する工夫を取り入れることも大切です。

具体的なアドバイス:生活空間の改善と対策

騒音問題が解決するまでの間、生活空間の改善で不快感を軽減する対策も重要です。

* **遮音性の高いカーテンや窓の設置:** 外部からの騒音を遮断する効果があります。
* **防音マットやカーペットの敷設:** 床からの振動を軽減する効果があります。
* **ホワイトノイズ発生器の使用:** 不快な音をマスキングする効果があります。
* **アロマテラピー:** リラックス効果のあるアロマオイルを使用することで、精神的なストレスを軽減できます。
* **快適な室内環境の整備:** 適切な照明、温度、湿度を保つことで、精神的な安定を促します。

専門家の視点:騒音問題の解決には専門家の協力を

騒音問題は、専門家の協力を得ることが非常に重要です。騒音測定士、弁護士、精神科医など、それぞれの専門家の知見を活かすことで、より効果的な解決策が見つかる可能性が高まります。

まとめ:諦めずに、適切な手段で解決を目指しましょう

長期間にわたる騒音問題は、精神的にも経済的にも大きな負担となります。しかし、諦めずに、適切な手段で解決を目指しましょう。この記事で紹介した対策を参考に、一歩ずつ問題解決に取り組んでください。

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