マンションのルーフテラス下、快適性と結露・雨漏りリスク:3LDK賃貸物件選びのポイント

マンション、ルーフテラス下の快適性について 今度引っ越す予定のマンションは、3LDKで最上階ではないのですが北側の部屋の上がルーフテラスになっています。 その部分は何も上にないため実質最上階かなと考えていますが、結露、雨漏りのリスクは高いのでしょうか? 築30年程度の賃貸です。補足実を申しますと、同一マンション内の引越しでして、上の階が空いたのです。 間取りはほぼ同じですがリフォームされて、設備は新しくなり、家賃も一万円下がります。 気になるのは、先住者が雨漏りと結露が原因で引越しされたということ。 雨漏りに関しては対策済みなのを確認しましたが、結露は確認できず。 わが家も結構北側が結露しますが、さらに酷いと考えたほうが良いでしょうか? 悩んでいます。

ルーフテラス下の賃貸物件:結露と雨漏りのリスク

築30年のマンション、しかもルーフテラス直下の北側部屋への引っ越しを検討されているとのこと。家賃が下がり、リフォーム済みと魅力的な点も多い一方で、前居住者が結露と雨漏りを理由に引っ越されたという点が気になりますね。 これは、慎重に検討すべき重要なポイントです。

雨漏りのリスクと確認事項

管理会社や大家さんに、雨漏り対策の詳細について改めて確認することが重要です。単に「対策済み」というだけでは不十分です。具体的にどのような対策が行われたのか(屋根の修繕、防水処理、シーリング工事など)、工事の時期、施工業者名、保証期間などを確認しましょう。写真や工事報告書などの資料があれば、より安心できます。

結露リスクの深刻さ:北側部屋の特性とルーフテラスの影響

北側の部屋は日当たりが悪く、外気温との温度差が大きいため、結露が発生しやすい傾向があります。ルーフテラス直下であることは、このリスクをさらに高めます。ルーフテラスは、特に冬場、外気の影響を直接受けやすい場所です。そのため、天井部分の温度が低くなり、室内の湿気が結露として付着しやすくなります。

前居住者が結露で困っていたという事実を踏まえ、現状の結露状況をしっかりと確認することが大切です。具体的には、以下の点をチェックしましょう。

  • 天井や壁の湿気:特に北側の壁や天井に湿気やカビの跡がないか、注意深く確認しましょう。湿気やカビは、結露の明らかな証拠です。
  • 窓の結露:窓の結露は、一般的な現象ですが、程度が尋常でない場合は問題です。窓枠の腐食やカビの発生にも注意しましょう。
  • 室内の湿度:湿度計で室内の湿度を測り、常に高い状態ではないか確認しましょう。高湿度の状態が続くと、結露リスクが高まります。
  • 換気状況:窓や換気扇の換気状況を確認しましょう。適切な換気は結露防止に非常に重要です。

結露対策:具体的なアドバイス

結露対策は、単に窓を拭くだけでは不十分です。根本的な対策として、以下の点を考慮しましょう。

  • 窓の断熱性能:窓の断熱性能を高めることが重要です。複層ガラスへの交換や内窓の設置などを検討しましょう。これは、費用がかかりますが、長期的には効果的です。
  • 壁の断熱性能:壁の断熱性能を高めることも有効です。ただし、賃貸物件では難しい場合が多いです。管理会社に相談してみましょう。
  • 換気:こまめな換気は必須です。特に朝晩は必ず窓を開けて換気しましょう。24時間換気システムがあれば、適切に機能しているか確認しましょう。
  • 除湿機:除湿機を使用することで、室内の湿度をコントロールできます。特に梅雨時期や冬場は効果的です。除湿機の種類も様々なので、部屋の広さや予算に合わせて選びましょう。
  • 家具の配置:壁際に家具を配置しすぎると、壁と家具の間に空気が流れにくくなり、結露が発生しやすくなります。家具の配置にも気を配りましょう。
  • 防カビ対策:カビは結露によって発生しやすいため、定期的な清掃と防カビ剤の使用が重要です。特に、浴室やキッチンなどの水回りだけでなく、北側の部屋にも注意しましょう。

専門家の意見:建築士の視点

建築士の視点から見ると、築30年のマンションでルーフテラス直下の北側部屋は、結露リスクが高いと言えます。特に、防水処理や断熱材の劣化が進んでいれば、雨漏りや結露の発生確率はさらに高まります。

リフォーム済みとはいえ、根本的な構造の問題は解決されていない可能性があります。 雨漏り対策が施されたとしても、結露は別問題として考える必要があります。 前居住者の経験を参考に、十分な調査と対策が必要不可欠です。

まとめ:慎重な判断と情報収集が重要

家賃が下がり、リフォーム済みというメリットは大きいですが、結露リスクを軽視することはできません。 雨漏り対策だけでなく、結露対策についても十分に確認し、必要であれば具体的な対策を講じる計画を立てましょう。 管理会社や大家さんとの丁寧なコミュニケーション、そして必要であれば専門家(建築士など)に相談することも検討してください。 快適な住まいを選ぶためには、慎重な判断と情報収集が不可欠です。

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