マンションのクローゼットやベッドにカビが発生!原因と対策を徹底解説

こんにちは。 カビについて悩んでいます。 昨年からマンションの一階に住んでいるのですが、北側の二部屋にあるクローゼットの中の洋服、スーツ、 バックなどがカビてしまいます。(常にクローゼットの扉は開けてあります…。) ベッドの背面もこちらに越して来てからカビが生え始め(壁から15cm離してあります)、水拭きして乾かしても5日もすれば同じ形でカビが生えてきます。 先日はたんすの引き出しの裏までもカビているのを発見してしまいショックでした…。小さい子もいるのでなんとかしてカビを増やさないようにしたいのですが…。 日中はなるべく窓を開けて喚起していますが窓が一つずつしかなく、風通しが悪いです。 日当たりも悪いです。 そこで有効な手段を教えてください。 (1)スノコのような木材、たんすの裏や押し入れのカビを取る方法。 (2)ベッドの裏(塗装された木材)のカビを取る方法。 (3)部屋全体の湿気を取る方法。除湿器は有効なのでしょうか?。 よろしくお願いします。

マンションにおけるカビ発生の原因と対策

マンションの一階、北側、日当たりと風通しの悪いお部屋でカビが発生しているとのこと、大変お困りだと思います。小さなお子様もいらっしゃるという状況下では、より一層迅速な対策が必要です。カビの発生は、湿度、温度、栄養源(ホコリや汚れなど)の3つの要素が揃うことで起こります。ご自宅の状況から推測すると、以下の点がカビ発生の原因として考えられます。

* **高い湿度:** 一階は地面からの湿気が上がりやすく、北側は日当たりが悪いため、部屋全体の湿度が高くなりやすいです。
* **通風の悪さ:** 窓が少ない上に、風通しが悪いと湿気がこもりやすく、カビの繁殖に最適な環境となります。
* **結露:** 特に冬場、室内の暖かい空気が冷たい壁や窓に触れて結露が発生し、それがカビの発生源となります。
* **家具の配置:** クローゼットやベッドが壁に近接していることで、通気が悪く、湿気がこもりやすくなっています。

カビ対策:具体的なステップバイステップガイド

それでは、質問者様のご相談内容に基づき、具体的な対策を3つのステップに分けてご説明します。

ステップ1:カビの除去

まずは、既に発生しているカビを除去する必要があります。

(1)スノコのような木材、たんすの裏や押し入れのカビを取る方法

* **準備するもの:** ゴム手袋、マスク、換気扇、カビ取り剤(市販の塩素系漂白剤やカビ取りスプレー)、マイクロファイバークロス、歯ブラシ(細かい部分用)、ヘラ(頑固なカビ用)、水拭き用の布。
* **手順:**
1. 換気を十分に行い、ゴム手袋とマスクを着用します。
2. カビ取り剤の説明書をよく読んで、使用方法に従ってカビに吹きかけます。
3. 数分間置いてから、マイクロファイバークロスや歯ブラシでカビを丁寧に落とします。頑固なカビはヘラで優しくこすり落とします。
4. 水で洗い流し、十分に乾燥させます。
5. 乾燥後、防カビ剤を塗布すると効果的です。

(2)ベッドの裏(塗装された木材)のカビを取る方法

塗装された木材は、直接カビ取り剤を使用すると塗装が剥がれる可能性があります。そのため、以下の方法をおすすめします。

* **中性洗剤を使う:** ぬるま湯に中性洗剤を混ぜ、マイクロファイバークロスで優しく拭き取ります。その後、よく乾燥させます。
* **専門業者に依頼:** カビが酷い場合や、塗装が心配な場合は、専門業者に依頼することを検討しましょう。

ステップ2:湿気対策

カビの根本原因である湿気対策は非常に重要です。

(3)部屋全体の湿気を取る方法

* **換気:** 日中だけでなく、朝晩も窓を開けて換気をしましょう。風通しの悪い部屋では、換気扇を併用すると効果的です。
* **除湿器:** 除湿器は非常に有効です。特に梅雨時期や冬場の結露対策には欠かせません。コンプレッサー式とデシカント式がありますが、状況に合わせて選びましょう。コンプレッサー式は梅雨時期の湿気対策に、デシカント式は冬場の低い気温でも効果を発揮します。
* **除湿剤:** クローゼットや押入れに除湿剤を置くことで、局所的な湿気対策ができます。
* **乾燥剤:** シリカゲルなどの乾燥剤を家具の中に置くことで、家具内部の湿気を吸収し、カビの発生を防ぎます。
* **カーペットやラグの管理:** カーペットやラグは湿気を吸収しやすく、カビの温床になりやすいので、定期的に掃除機をかけ、天日干ししましょう。
* **植物の管理:** 観葉植物は、空気中の水分を吸収しますが、多すぎる場合はカビの原因となる可能性があります。適切な管理が必要です。

ステップ3:予防策

カビを除去し、湿気対策を行った後も、定期的なメンテナンスと予防策が重要です。

* **定期的な清掃:** クローゼットや押入れ、ベッドの裏などを定期的に掃除機で清掃し、ホコリや汚れを取り除きましょう。
* **通気性の良い家具を選ぶ:** 通気性の良い素材の家具を選び、壁から離して配置しましょう。
* **防カビ剤の使用:** 防カビ剤を定期的に塗布することで、カビの発生を抑制できます。
* **衣類の管理:** 衣類は清潔な状態で収納し、湿気を吸いやすいものは乾燥させてから収納しましょう。
* **定期的な点検:** 定期的に部屋の隅々まで点検し、カビの発生がないか確認しましょう。

専門家の視点:インテリアコーディネーターからのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点からアドバイスすると、グレーの壁や家具は、カビの発生が目立ちにくいという利点があります。しかし、カビの発生を防ぐためには、色の選択よりも、適切な換気と除湿が重要です。また、家具の配置や素材選びも考慮することで、カビの発生リスクを軽減できます。

まとめ

カビ問題は、放置すると健康被害にも繋がるため、早めの対策が重要です。今回ご紹介した対策を参考に、快適で健康的な住環境を取り戻してください。それでも改善が見られない場合は、専門業者に相談することをおすすめします。

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