マンションのカビ臭対策:原因究明から徹底的な解決策まで

マンションの湿気・カビ臭さについて質問です。最近、マンションに引っ越しをしました。マンションは室内清掃が入り、壁紙は新しくなり畳も綺麗になっていました。そのマンションの部屋全てがカビ臭いのです。契約をする前から気にはなっていましたが、換気をすることで改善されると思っていました。日当たりの悪い部屋ではあるのですが、在宅中に窓を開けることはもちろん、除湿機を購入したり、カビ取りぞうさんのようなものを所々に置いたりして努力をしていますが、一向に改善されません。換気扇を置いて風を当てたりもしています。服はもちろん、書類などにも臭いが付いて、頭が痛いです。除湿は40%を下回るまでしていますが、どこまですれば臭いが取れるのか、そもそもカビ臭さの原因が別の場所にあるのか、もう分からなくなってしまいました。壁紙が新しくなっているので見えませんが、その下にカビが繁殖しているのかもしれません。不動産屋さんに相談しても、臭いのトラブルは個人差があるので対処は難しいとのこと。どなたか、改善方法のアドバイスをお願いできませんか??

マンションのカビ臭、その原因はどこに?徹底調査と対策

新築マンションではないにも関わらず、壁紙や畳が新しくなっているにも関わらずカビ臭さが残る…それは非常に辛い状況ですね。 ご自身で除湿機を使用したり、換気を徹底したりと、様々な努力をされているにも関わらず改善が見られないとのこと、お気持ちお察しいたします。 まずは、カビ臭の原因を特定し、適切な対策を講じる必要があります。

1. カビ臭の原因特定:見える部分と見えない部分の両方を確認

カビ臭の原因は、目に見える場所だけでなく、目に見えない場所にも潜んでいる可能性があります。

  • 壁内部のカビ: 新しい壁紙の下に、以前から存在していたカビが繁殖している可能性があります。これは、壁の内部に湿気が侵入し、断熱材などにカビが発生しているケースです。目視では確認できませんが、最も可能性が高い原因の一つです。
  • 床下や天井裏のカビ: 床下や天井裏は、湿気が溜まりやすく、カビが発生しやすい場所です。特に、古いマンションでは、換気が不十分な場合が多く、カビが発生している可能性があります。床下や天井裏の点検口から確認してみましょう。
  • 排水管からの臭い: 排水管のつまりや、排水管自体からの臭いが原因である可能性も考えられます。排水管の清掃や、臭い漏れを防ぐための処理が必要となるかもしれません。
  • 家具や建材: 家具や建材自体にカビが発生している、あるいはカビ臭を吸着している可能性もあります。特に、通気性の悪い家具は注意が必要です。
  • 空気中のカビ胞子: 外部から侵入したカビ胞子が、室内で繁殖している可能性もあります。窓の防カビ対策や、空気清浄機の活用が有効です。

2. 専門家への相談:原因特定と適切な対策

ご自身での努力にも関わらず改善が見られない場合は、専門家の力を借りることが重要です。

  • 不動産会社への再相談: 一度断られたとしても、状況を詳しく説明し、専門業者への調査依頼を検討するよう強く求めてみましょう。状況によっては、修繕義務が発生する可能性があります。
  • 害虫駆除業者への相談: カビの専門業者に相談し、原因特定と除去方法を検討しましょう。業者によっては、原因調査から対策まで一括で対応してくれるところもあります。
  • 建築士への相談: 建物の構造や、湿気対策について専門的なアドバイスを得ることができます。原因特定だけでなく、今後の対策についても相談できます。

専門家は、適切な検査機器を用いて、目に見えないカビの発生源を特定し、効果的な対策を提案してくれます。

3. カビ対策の実践:具体的なステップ

専門家のアドバイスを踏まえ、具体的な対策を実施しましょう。

  • 換気: 窓を開けて自然換気を行うだけでなく、換気扇を効果的に使用しましょう。特に、浴室やキッチンなどの湿気が発生しやすい場所では、換気を徹底することが重要です。24時間換気システムがあれば、適切に稼働させてください。
  • 除湿: 除湿機を使用するだけでなく、除湿剤も併用することで、より効果的な除湿を行うことができます。除湿機の排水タンクはこまめに空け、清潔に保ちましょう。湿度計で湿度を常にチェックし、40%以下を維持する努力を継続しましょう。
  • 清掃: 定期的な清掃は、カビの発生を防ぐ上で非常に重要です。特に、浴室やキッチン、洗面所などは、こまめな清掃を心がけましょう。掃除機や雑巾だけでなく、カビ取り剤も活用しましょう。ただし、使用前に必ず使用方法をよく確認し、換気を十分に行いましょう。
  • 乾燥: 湿気がこもりやすい場所には、除湿剤や乾燥剤を置いて、常に乾燥した状態を保つようにしましょう。布団やカーペットなども、定期的に天日干しをすることで、カビの発生を防ぐことができます。
  • 通気性の良い家具を選ぶ: 通気性の悪い家具は、湿気をため込みやすく、カビが発生しやすいので注意が必要です。家具の配置にも気を配り、風通しの良い状態を保ちましょう。

4. 事例紹介:類似事例からの学び

同様の事例として、築年数の古いマンションで、壁内部にカビが発生し、強いカビ臭が発生していたケースがあります。このケースでは、専門業者による壁の解体と、断熱材の交換によって、カビ臭が完全に除去されました。 費用は高額でしたが、健康被害を防ぐためにも、必要な投資でした。

まとめ:諦めないで!カビ臭問題を解決しよう

マンションのカビ臭問題は、放置すると健康被害につながる可能性があります。 ご自身での努力だけでは解決できない場合、専門家の力を借りることを検討しましょう。 原因を特定し、適切な対策を行うことで、快適な住環境を取り戻すことができます。 諦めずに、一歩ずつ解決に向けて進んでいきましょう。

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