マンションのカビ問題とクリーニング代、家具・ブランド品の弁償について

以前、住んでいるマンションがカビが発生して困っていると質問した者です。以前、こちら↓で相談させていただいた者です。http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14113134619 結局、クリーニング代を払う、払わないの交渉しましたが納得して頂けず。不動産会社、オーナーさんの主張は、今まで住んでいた人でカビが発生したという話は聞いた事がないし、他に1階に住んでいる住民からカビが発生してる話はないし、こちら(私達)の管理が原因でカビが発生しているのでは?という言い分です。カビの様子は業者さんしか見ていない為、明日、不動産会社もオーナーさんが見に来る事になりました。そこで、カビが生えた家具、ソファー、衣類、鞄、調味料類を見て頂こうと思っています。あと、昨日押入れを整理してたら、昔使っていて親戚からもらって大切にしていた財布もカビだらけになって、もうショックでした。私は女なので、不動産会社と電話のやり取りでは少し馬鹿にされたように話されていたので、明日は主人も一緒に立ち会います。そこで、質問なんですが・・・カビの状態を見せても、それでもクリーニング代を請求されたら、もう払うしかないのでしょうか?又、家具がカビだらけでもう捨てた方が良い状態になっている場合や、ブランドの鞄、靴、財布の弁償?はしてもらえるのでしょうか?ご回答よろしくお願いします。

マンションのカビ問題:クリーニング代と損害賠償について

カビの発生は、居住者の不注意によるものか、建物の老朽化や管理不備によるものかによって、クリーニング代や損害賠償の責任が大きく変わってきます。 ご質問にある状況では、不動産会社とオーナー側は「居住者の管理不備」を主張しているようです。 しかし、カビの発生原因を明確にすることが、この問題解決の鍵となります。

カビ発生原因の特定:専門家の意見を参考に

まず、重要なのはカビの発生原因を特定することです。 不動産会社やオーナー側が見て回っただけでは、本当に居住者の管理不備が原因なのか、建物の構造的問題や隠れた欠陥によるものなのか、判断できません。 専門業者による調査が不可欠です。 もし、既に業者による調査が行われているのであれば、その調査報告書をしっかり確認し、報告書に記載されているカビの種類、発生原因、そしてその原因が居住者の責任かどうかを丁寧に確認しましょう。

証拠写真・動画の重要性

明日、不動産会社とオーナーさんが来られるとのことですが、カビの状況を写真や動画で詳細に記録しておきましょう。 家具、ソファ、衣類、鞄、財布、調味料など、カビの被害を受けた全てのものを記録します。 特に、カビの広がり具合や、それが壁や床など建物の構造部分からも発生しているかどうかも撮影することが重要です。 これらの証拠は、後々の交渉において非常に有効な証拠となります。

交渉のポイント:冷静かつ明確に

不動産会社との電話でのやり取りで不快な思いをされたとのことですが、明日の面談では、冷静かつ明確に状況を説明することが重要です。 感情的にならず、客観的な事実を淡々と伝えましょう。 ご主人と一緒に対応されるのは良い判断です。 男性が同席することで、交渉がスムーズに進む可能性があります。

* カビの発生状況を写真・動画で示す
* 専門業者による調査結果を示す(あれば)
* カビによって被害を受けた物品を具体的に示す
* クリーニング代だけでなく、被害を受けた家具やブランド品の弁償も請求する
* 具体的な金額を提示する

クリーニング代と損害賠償の請求

クリーニング代は、カビの発生原因が居住者の責任であると明確に証明されない限り、支払う必要はありません。 もし、不動産会社やオーナー側がクリーニング代を請求してきた場合、専門家の意見や証拠写真を提示して反論しましょう。 また、家具やブランド品の弁償についても、カビの発生原因が居住者の責任でないことが証明できれば、請求できる可能性があります。 特に、ブランド品については、購入証明書や鑑定書があれば、弁償額の算出に役立ちます。

家具・ブランド品の処分と弁償

カビだらけになってしまった家具やブランド品は、処分せざるを得ない場合もあるでしょう。 しかし、安易に処分する前に、写真や動画で記録しておきましょう。 これらの記録は、損害賠償請求の際に重要な証拠となります。

弁償の可能性:状況と証拠が重要

ブランド品の弁償については、以下の点に注意が必要です。

* カビの発生原因が建物の老朽化や管理不備であることを証明する
* ブランド品の購入証明書や鑑定書を提示する
* 修理不可能な状態であることを証明する

これらの条件を満たせば、弁償の可能性が高まります。 しかし、弁償額については、交渉が必要となります。 不動産会社やオーナー側と合意できる金額を提示することが重要です。

専門家への相談

もし、不動産会社やオーナー側との交渉が難航するようであれば、弁護士や不動産専門家への相談を検討しましょう。 専門家のアドバイスを受けることで、より有利な交渉を進めることができます。 また、必要に応じて、家主と借主のトラブル相談窓口に相談することも有効です。

予防策:カビ対策とインテリア選び

今後のカビ対策として、以下の点を心がけましょう。

* 定期的な換気:湿気がたまりやすい場所をこまめに換気しましょう。
* 除湿対策:除湿機を使用したり、湿気を吸収する素材の家具やインテリアを選ぶなど、除湿対策を徹底しましょう。
* 適切な清掃:こまめな掃除で、カビの発生を防ぎましょう。
* 通気性の良い家具を選ぶ:通気性の悪い家具はカビが発生しやすいので、通気性の良い素材やデザインの家具を選びましょう。
* 防カビ効果のある塗料を使用する:壁や家具に防カビ効果のある塗料を使用することで、カビの発生を抑えることができます。
* インテリアの素材選び:通気性の良い天然素材の家具や、カビに強い素材のインテリアを選ぶことが重要です。例えば、木製の家具は通気性が良く、カビの発生を抑える効果があります。一方、布製のソファやカーペットはカビが発生しやすいので、定期的な清掃やメンテナンスが必要です。 また、グレーのインテリアは、他の色に比べてカビが目立ちやすいので、定期的なチェックが必要です。

グレーのインテリアはスタイリッシュで落ち着いた雰囲気を演出しますが、カビが目立ちやすいというデメリットもあります。定期的な清掃と、通気性の良い素材の組み合わせを意識することで、カビの発生リスクを軽減できます。

まとめ

マンションのカビ問題は、原因究明と証拠の確保が非常に重要です。 冷静に状況を説明し、専門家の意見や証拠を提示することで、クリーニング代や損害賠償の請求に対応しましょう。 そして、今後のカビ対策を徹底することで、快適な住環境を維持しましょう。

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