マンションのオートロックボタン故障と対応:大家さんとのトラブルと修理費用

マンションのオートロックボタンの故障の対応… オートロックの賃貸マンションに住んでいます。 オートロックが古くて、ボタンを何度も力を入れないと入力されず、それを住民みんながするのでボタンがつぶれているのもあります。 この間本当に何度押しても開かず、大家さんに電話したが(管理会社はない) 「あなたが強く押してないから反応しないんでしょ!?」と逆切れされました… 強く押さないとダメな仕様のボタンなんて聞いたことありません。 結局別の部屋の方に出てきていただいて内側から開けてもらいました。 これって、修理してくださいってお願いしてもいいですよね? 修理ってこちらがお金払わないとダメですか? もしそうならいくら位になるのでしょうか? ダメなら引っ越しも考えます…

オートロックボタン故障は大家さんの修繕義務

オートロックシステムの故障、特に共用部分であるオートロックボタンの故障は、大家さんの修繕義務に該当します。 賃貸借契約において、居住者が安心して生活できる状態を維持することは大家さんの責任です。 ボタンが故障し、入居者がスムーズに建物に出入りできない状態は、居住環境の著しい悪化に当たると言えます。 大家さんが「あなたが強く押してないから」と主張するのは、明らかに不当です。 ボタンが正常に機能しない状態は、入居者の責任ではなく、建物の老朽化や設備の不備によるものです。

大家さんの対応と今後の対処法

今回の大家さんの対応は、非常に不適切でした。 入居者の意見を聞き入れず、一方的に責任を転嫁するような態度は、賃貸借契約における信頼関係を著しく損なう行為です。

具体的な対処法

1. 再度、大家さんに修理を依頼する: 今回は電話での対応でしたが、今度は内容証明郵便で修理依頼をしましょう。 内容証明郵便は、送付内容が確実に届いたことを証明できるため、証拠として有効です。 依頼内容には、故障状況、大家さんの不適切な対応、修理を希望する旨を具体的に記載します。 修理期限を設定し、期限までに対応がない場合は、弁護士に相談する旨も明記すると効果的です。

2. 証拠を集める: オートロックボタンの故障状況を写真や動画で記録しておきましょう。 ボタンのへこみ具合や、何度も押している様子などを撮影することで、故障の深刻さを客観的に示すことができます。 また、大家さんとのやり取り(電話の内容やメールのやり取りなど)も記録しておきましょう。

3. 専門家に相談する: 弁護士や不動産会社に相談することで、法的観点から適切な対応をアドバイスしてもらえます。 特に、大家さんが修理を拒否した場合、法的措置を取ることも検討できます。 弁護士費用はかかりますが、不当な要求を押し付けられるのを防ぐために有効な手段です。

4. 自治体への相談: 居住地の自治体には、賃貸住宅に関する相談窓口が設置されている場合があります。 相談窓口に状況を説明し、アドバイスを求めるのも有効な手段です。

修理費用は大家さんの負担?

原則として、修理費用は大家さんの負担となります。 共用部分の修繕は、大家さんの責任です。 ただし、入居者の故意または過失による故障の場合は、入居者が負担する場合もあります。 今回のケースでは、ボタンの故障は老朽化によるものであり、入居者の責任とは言い切れません。

修理費用の目安

オートロックシステムの修理費用は、故障の状況や機種によって大きく異なります。 ボタンの交換だけで済む場合は数千円から数万円程度、システム全体の交換が必要な場合は数十万円から数百万円かかる可能性もあります。 正確な費用は、専門業者に診断してもらわなければ分かりません。 大家さんに修理を依頼する際に、見積もりを提出してもらうようにしましょう。

引っ越しも視野に入れる

大家さんの対応が改善されない場合、引っ越しも検討する必要があるかもしれません。 引っ越し費用は高額ですが、精神的な負担や安全性の問題を考えると、引っ越しを選択するのも一つの方法です。 引っ越し前に、敷金精算違約金などの問題について、大家さんとしっかりと話し合っておきましょう。

まとめ:権利を主張し、安全な居住環境を確保しましょう

オートロックボタンの故障は、居住者の安全に関わる重大な問題です。 大家さんの不適切な対応に屈することなく、自分の権利を主張し、安全で快適な居住環境を確保するために、上記で述べた対処法を積極的に活用しましょう。 専門家への相談を躊躇せず、適切な対応を取ることで、問題解決への道筋が見えてきます。 安心して暮らせる住まいは、あなたの権利です。

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