マンションのオートロックガラス破損事件と刑事罰の可能性:弁償と被害届

逮捕されてしまうのでしょうか?彼氏がマンションのオートロックのガラス戸を破壊。全額弁償する旨を伝えたが被害届を出されました。つい先日の事です 深夜、酔っ払った彼氏と口論になり 彼氏は家を出て車のところへ行きました。 そのあいだ約2時間、私は友人と電話をしていました。 夜も更け、次の日が仕事だったので就寝しようとベットに入ると 玄関からガチャガチャとドアを開ける音がします。 案の定彼氏が戻ってきたのですが、足を引きずり歩き方も変でした。 とりあえず車の施錠をしているか気になり、ズボンを脱がせたのですが。 なんと足にスパッと大きな切り傷があったのです。 車の確認とスマホの部品が無くなっていた為、それらを探そうと マンションの一階に降りました。 すると、マンションの玄関のオートロックのガラス扉が粉々に割れていたのです。 部屋に戻り彼氏を叩き起こし事情を聴きましたが、酔っていて全く覚えていません。 このまま他の住人が気付いて通報されると、彼の罪が重くなるのではないか? そう考えるといてもたってもいられず、警察に相談の電話をしました。 ひとまず話をいう事で、警察の方が来られました。 警察に事情聴取を受け、怪我の具合や彼氏の靴へのガラス片の付着などから 彼氏がガラスの破壊を行ったという事になりました。 警察からは注意を受けました。 翌朝すぐに管理会社に電話をし、謝罪の胸と全額弁償の旨を伝えその日は終わりました。 その翌日に家賃の支払い忘れ分の入金と謝罪の為、私は管理会社に行きました。 特注のガラスとの事ですぐに見積もりは出ず、ガラスの代金は少しずつ支払って貰えればよいと言われ、和やかな雰囲気の中これからの話がまとまりました。 そのときに不動産会社の社長から「とりあえず被害届は出させてもらうね」 そう言われ、何かしらの手続きで必要な順序なのだと思った私は「はい」と答えました。 そして今日の深夜、いきなり警察から電話が来ました。 「ちゃんと不動産会社に連絡しました?」と聞かれ 「勿論です、すぐ次の日に謝罪をして全額弁償する旨も伝えました」 と言いました。すると警察の人が 「被害届がだされてるんだよね…うーん」と。最後は言葉を濁すように電話を切られました。 そこで疑問と恐怖心がふつふつと湧いてきました。 このまま被害届が受理されたら、彼氏は逮捕されてしまうのではないか?と。それから警察の方にも相談をさせてもらいました。 担当していただいた方いわく、被害届を出すのにはある種のパターンがあると。 ①弁償する意思は示してもらったが、加害者本人の謝罪がないため、とりあえず被害届を出した。 ②弁償は当たり前、刑事罰を与えて欲しいから被害届を出した。 ③当面の弁償が終わる間まで、保険として被害届を出した。 以上のいずれかでないか、とお話ししてもらえました。 どのパターンにせよ、彼氏はどういった社会的な罰則を受けるかが心配なのです。 ガラス戸の弁償については、当たり前ですが私もお金を出します。 専門家の方から見て、彼氏はどういう処遇になると思いますか? やはり逮捕されてしまうのでしょうか… 逮捕された場合、どのような罪状となるのでしょうか? 土日は不動産会社があいていないので、週明けにアポイントを取って改めて彼氏と謝罪に行くつもりです。 法律に詳しい方、また法律に従事されている仕事をされている方に回答いただけると嬉しいです。 気になって夜寝るどころの精神具合ではありません… アドバイスをぜひお願いします。

事件の概要と現状

深夜、酔った彼氏との口論後、彼氏がマンションのオートロックガラス扉を破損する事件が発生しました。 あなたは彼氏の怪我の手当てをし、翌朝管理会社に連絡し、全額弁償を申し出ました。管理会社は被害届を提出する旨を伝え、その後、警察から連絡があり、被害届が出ていることを知らされました。現在、彼氏の逮捕の可能性や罪状、今後の対応に不安を感じている状況です。

彼氏の逮捕の可能性と罪状

彼氏の行為は、器物損壊罪(刑法261条)に該当する可能性が高いです。器物損壊罪とは、他人の物を損壊または毀損した際に成立する犯罪です。 今回のケースでは、マンションのオートロックガラス扉という共有部分の物を破損しているため、被害者はマンションの管理組合や所有者となります。

逮捕されるかどうかは、いくつかの要素によって判断されます。

  • 被害額: 破損したガラス扉の修理費用が高額であればあるほど、逮捕される可能性は高まります。特注品であるという点も考慮されます。
  • 被害届の趣旨: 管理会社が被害届を出した理由が、単なる弁償の確保のためなのか、刑事罰を求めるためなのかによって大きく変わります。 警察の担当者も指摘しているように、弁償の意思表示があっても、加害者本人の謝罪がないこと、あるいは、刑事罰を望む意思が被害者側に存在することが、逮捕につながる可能性を高めます。
  • 前科の有無: 彼氏に前科がある場合、逮捕される可能性は高くなります。
  • 逃亡の恐れ: 逃亡する可能性があると考えられる場合も、逮捕される可能性が高まります。今回のケースでは、現時点では逃亡の恐れは低いと考えられます。
  • 反省の態度: 彼氏が事件について深く反省し、真摯に謝罪する姿勢を示すことができれば、逮捕を回避できる可能性が高まります。 週明けに管理会社と直接謝罪に行くというあなたの計画は非常に重要です。

専門家の視点:弁護士の意見

弁護士に相談することで、より正確な法的アドバイスを得ることができます。弁護士は、事件の状況を詳細に分析し、逮捕の可能性や罪状、適切な対応策について具体的なアドバイスを提供してくれます。 また、警察や管理会社との交渉にも代理で対応してくれるため、精神的な負担を軽減できます。

具体的なアドバイス

  • 速やかに弁護士に相談する: これは最も重要なステップです。弁護士は、事件の状況を客観的に評価し、最善の戦略を立ててくれます。 弁護士費用はかかりますが、最悪の事態を回避するための投資と考えましょう。
  • 管理会社への謝罪: 週明けに管理会社を訪問し、彼氏と共に向かい、改めて深く謝罪しましょう。 誠意ある謝罪は、被害者との関係修復に不可欠であり、刑事罰を回避する上で大きな効果があります。 弁償については、すでに申し出ていますが、改めて具体的な支払い計画を示し、迅速な対応を約束しましょう。
  • 証拠の収集: 警察の事情聴取で、彼氏の行為を裏付ける証拠が提出されている可能性があります。 もし、証拠となるものが不足しているようであれば、弁護士に相談して、証拠収集を進めるべきです。例えば、彼氏の怪我の状況を写真や動画で記録しておくことも有効です。
  • 警察への対応: 警察からの連絡があった際には、弁護士を通じて対応することをお勧めします。 弁護士が代理で対応することで、不必要な発言や誤解を防ぐことができます。
  • 今後の生活: 事件の経緯や今後の対応について、詳細な記録を残しておきましょう。 これは、今後の裁判や交渉において重要な証拠となります。

まとめ

今回の事件は、器物損壊罪に問われる可能性が高いですが、逮捕されるかどうかは、上記の要素によって判断されます。 弁護士への相談、管理会社への誠実な謝罪、そして証拠の収集が、今後の対応において非常に重要です。 不安な気持ちはよく分かりますが、冷静に、そして迅速に行動することで、事態を好転させる可能性を高めることができます。 すぐに弁護士に相談することを強くお勧めします。

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