マンションのウォークインクローゼットにエコカラットは必要?費用対効果と湿気対策を徹底解説

新しいマンションを購入しましたので、ウォークインクローゼットをつくりたいと思っています。そこにエコカラットを貼ろうかと考えていますがどうでしょうか。主人はエコカラットなんてお金の無駄だ、最上階の10階だし湿気はそんなに多くないといいますが、窓はないし壁のむこうはお風呂場なので2平米程度つけたほうがいいと思うのですが、、皆様の意見を聞かせてください

ウォークインクローゼットとエコカラット:費用対効果とメリット・デメリット

新築マンションにウォークインクローゼットを作るのは素晴らしいですね!収納スペースの確保だけでなく、生活の質を高める効果も期待できます。そして、そのウォークインクローゼットにエコカラットを検討されているとのこと。主様のご主人からは反対意見が出ているようですが、果たしてエコカラットは本当に必要なのでしょうか? この疑問にお答えするために、エコカラットの費用対効果とメリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。

エコカラットとは?その機能と特徴

エコカラットは、INAX(LIXIL)が製造する内装建材です。多孔質のセラミックタイルで、優れた調湿機能が特徴です。空気中の水分を吸放湿することで、室内の湿度を快適に保つ効果があります。結露防止やカビ・ダニの発生抑制にも役立ち、健康的な室内環境づくりに貢献します。

エコカラット導入のメリット

* 調湿効果: ウォークインクローゼットは、窓がなく閉鎖的な空間になりがちです。特に、隣接がお風呂場という場合、湿気がこもりやすく、衣類の劣化やカビの発生リスクが高まります。エコカラットは、この湿気問題を効果的に解決する手段となります。
* 消臭効果: エコカラットは、空気中の臭いを吸着する効果も持ち合わせています。衣類の臭いや、湿気によるカビ臭などを軽減し、清潔な空間を保ちます。
* デザイン性: 多様な色柄のバリエーションがあり、ウォークインクローゼットのデザイン性を高めることができます。空間の雰囲気に合わせて、最適なエコカラットを選ぶことが可能です。ベージュ系は、落ち着いた雰囲気で洋服とも合わせやすくおすすめです。
* 防汚性: 表面が滑らかで汚れが付きにくく、お手入れが簡単です。

エコカラット導入のデメリット

* 費用: エコカラットは一般的なタイルよりも高価です。施工費用も考慮すると、初期投資は大きくなります。
* 施工時間: 施工にはある程度の時間が必要になります。工事期間中はウォークインクローゼットを使用できません。
* メンテナンス: 特に特別なメンテナンスは必要ありませんが、目地部分の汚れは定期的に清掃する必要があります。

費用対効果の検討:2平米の施工費用と効果

2平米程度の施工費用は、エコカラットの種類や施工状況によって異なりますが、材料費と施工費を合わせて10万円~20万円程度と想定されます。高価な投資であることは間違いありません。しかし、衣類の劣化防止、カビ・ダニ対策、健康的な室内環境維持といった効果を考えると、長期的な視点で費用対効果を検討する必要があります。

特に、隣室がお風呂場という湿気がこもりやすい環境では、衣類のダメージやカビによる健康被害を考えると、エコカラットの導入は有効な投資と言えるかもしれません。

ご主人の意見への反論と具体的な提案

ご主人は「最上階だし湿気はそんなに多くない」とおっしゃっていますが、窓のないウォークインクローゼットで、隣室がお風呂場という状況は、湿気がたまりやすい環境であることは否めません。10階だからといって、湿気が全くないとは言い切れません。

そこで、ご主人を説得するための具体的な提案をいくつかご紹介します。

* 費用対効果の明確化: エコカラットの費用と、衣類の買い替え費用、カビによる健康被害リスクなどを比較検討した資料を作成しましょう。具体的な数値を示すことで、ご主人の理解を得やすくなります。
* 部分的な施工: 2平米全体に施工するのではなく、湿気が特にたまりやすい壁の一部にのみ施工するという選択肢もあります。費用を抑えつつ、効果的な湿気対策を行うことができます。
* デザイン性の訴求: エコカラットは、単なる機能性建材ではなく、デザイン性にも優れた素材です。様々なカラーバリエーションの中から、インテリアに合うものを選び、ウォークインクローゼットをより魅力的な空間に仕上げることを提案しましょう。ベージュ系のエコカラットは、落ち着いた雰囲気で洋服とも合わせやすくおすすめです。
* 専門家の意見: インテリアコーディネーターや建築士などの専門家に相談し、エコカラットの必要性や適切な施工方法について意見を求めるのも有効です。専門家の客観的な意見は、ご主人の説得材料となるでしょう。

ウォークインクローゼットの湿気対策:エコカラット以外の選択肢

エコカラット以外にも、ウォークインクローゼットの湿気対策として有効な方法があります。

* 換気扇の設置: ウォークインクローゼットに換気扇を設置することで、湿気を効果的に排出することができます。
* 除湿剤の使用: 市販の除湿剤を使用することで、空気中の水分を吸収し、湿気を軽減することができます。
* 除湿機の使用: 除湿機を定期的に使用することで、効果的に湿気を除去することができます。ただし、消費電力や設置スペースに注意が必要です。
* 通気性の良い収納用品の使用: 布製の収納ケースよりも、通気性の良いバスケットや棚を使用することで、衣類の通気性を高めることができます。

まとめ:ご自身の判断とご主人との話し合いが重要

ウォークインクローゼットにエコカラットを導入するかどうかは、費用対効果、デザイン性、そしてご自身の生活スタイルなどを総合的に判断する必要があります。ご主人との話し合いを通じて、最適な解決策を見つけることが大切です。この記事が、その判断材料の一つになれば幸いです。

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