マンションのお湯とガス代:赤色の蛇口から出るお湯の仕組みと節約方法

蛇口をひねってお湯が出るタイプの部屋 実家に住んでいた頃は、お湯を出すとき、ガスの元栓あけて、給湯器のダイヤル(?)をひねって小窓から火がついてるのを確認して、それからお湯が出るほうの蛇口を開けて、湯を出していました。お湯を使い終わったら、『ガス消しといてね。勿体無いから』と親に言われてたものですが、今1人暮らしのマンションは、赤いほうの蛇口をひねればお湯が出ます。これは、ガスの元栓はいつも開きっぱなしということですか??マンションでは誰がいつ、お湯を使うかわからないから年中開けっ放し。ということでしたら、同じお湯の量を使ったとしたら、実家のようなタイプと今のマンションタイプではマンションのほうがガス代が高くなるということ??補足多分、ガスだと思います。入居の前に部屋に行って大家さんと会ったとき、『ガスは昨日私が立ち会って開けといたから。もうガス栓ひねれば出るよ~ガステーブル繋げれば火も使えるし、蛇口捻ればお湯も出るから。』と言われました。

マンションの給湯システムと実家の給湯システムの違い

ご質問ありがとうございます。実家とマンションで給湯システムが異なるのは、給湯器の種類が違うためです。実家では、おそらく「瞬間湯沸かし器」もしくは「貯湯式給湯器(小型)」を使用していたと思われます。これは、お湯を使う度にガスを点火し、必要なだけお湯を沸かすタイプです。そのため、使用後はガスを止める必要があります。

一方、マンションでは、「集合住宅用給湯器」または「都市ガス給湯器」が使用されている可能性が高いです。これは、常にガスが供給され、一定温度のお湯を常に供給するシステムです。そのため、赤い蛇口をひねるだけでお湯が出ます。ガス元栓は、建物のガス供給元で管理されており、通常は常に開いています。大家さんが「ガスは昨日私が立ち会って開けといたから」とおっしゃっていたのは、この建物のガス元栓のことです。

マンションのガス代は高い?節約のコツ

同じ湯量を使用した場合、マンションの方がガス代が高くなる可能性はあります。しかし、それは必ずしも「ガスが常に開いているから」という理由だけではありません。

マンションのガス代が高くなる可能性のある理由

* 常に保温しているため:集合住宅用給湯器は、お湯を常に一定温度に保温しています。これは、いつでもすぐに温かいお湯が出せるメリットがありますが、保温にもガスを消費します。
* 給湯器の効率:給湯器の機種や状態によって、ガス消費効率は異なります。古い給湯器やメンテナンス不足の給湯器は、ガス消費量が多くなります。
* 使用量:結局のところ、使用量が多いほどガス代は高くなります。シャワーを長く浴びたり、お風呂を頻繁に使ったりすれば、ガス代は増加します。

マンションでのガス代節約のための具体的な対策

* シャワー時間を短縮する:シャワーヘッドを節水タイプに交換するのも効果的です。
* お風呂の残り湯を洗濯に利用する:洗濯機に残り湯を使用することで、給湯にかかるガス代を節約できます。
* こまめな湯温調節:必要以上に熱いお湯を出さないように、湯温を適切に調節しましょう。
* 追い炊きを控えめに:どうしても追い炊きが必要な場合は、必要な分だけ追い炊きを行いましょう。
* 定期的な給湯器の点検・清掃:給湯器の効率を維持するために、定期的な点検と清掃が重要です。専門業者に依頼しましょう。
* エコキュートへの切り替えを検討:環境にも優しく、ガス代節約にも繋がるエコキュートへの切り替えも検討してみましょう。ただし、初期費用は高額になります。

専門家の意見:ガス料金削減のためのアドバイス

ガス料金削減のプロである、エネルギーコンサルタントの山田先生に、マンションでのガス代節約についてアドバイスをいただきました。

山田先生:マンションの給湯システムは、常に保温しているため、どうしてもガス消費量は大きくなります。しかし、適切な使用方法と機器のメンテナンスによって、ガス代を大幅に削減することは可能です。特に、シャワーヘッドの交換や、残り湯の有効活用は手軽にできる節約方法です。また、給湯器の定期点検は、故障による無駄なガス消費を防ぐだけでなく、安全面からも非常に重要です。

まとめ

マンションの赤い蛇口から出るお湯は、集合住宅用の給湯器によって供給されており、ガス元栓は常に開いているのが一般的です。実家のような瞬間湯沸かし器と比較すると、ガス代が高くなる可能性がありますが、適切な節約方法を実践することで、ガス代を抑えることができます。シャワー時間やお風呂の使用時間を見直したり、節水型のシャワーヘッドを使用したり、定期的に給湯器の点検を行うことで、無駄なガス消費を減らし、家計に優しい生活を送ることができます。

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