マンションに迷い込んだ文鳥への対処法と、ベランダガーデニングで鳥を寄せ付けない方法

マンションのベランダから文鳥が部屋に入ってきました。いきなり肩や頭に乗ってきます。どうしたらいいですか?飼い主もわかりません。

迷い込んだ文鳥への対応:安全な保護と飼い主探し

マンションのベランダから室内に迷い込んだ文鳥、しかも肩や頭にまで乗ってくるなんて、驚きでしたね!まずは慌てず、落ち着いて対応しましょう。野生動物ではないとはいえ、鳥はデリケートな生き物です。不適切な対応は文鳥にストレスを与え、健康を害する可能性があります。

文鳥の安全確保

まず、文鳥を安全な場所に移動させましょう。大きなケージや箱を用意し、優しく捕獲します。捕獲の際は、タオルなどで優しく包み込むようにすると、文鳥が落ち着きやすくなります。無理に捕まえようとせず、文鳥が自ら入っていくのを待ちましょう。

  • 静かな場所で、暗くして落ち着かせる:大きな音や光は文鳥を更に怯えさせます。静かで暗い場所に移動させ、落ち着くまでそっとしておきましょう。
  • 食べ物と水を与える:小さな容器に、鳥用の餌や水を入れてあげましょう。ペットショップで購入できます。文鳥が好むヒマワリの種なども良いでしょう。ただし、与えすぎには注意が必要です。
  • ケガの有無を確認する:捕獲後、文鳥にケガがないか確認しましょう。羽根が抜けている、出血しているなどがあれば、動物病院に連れて行きましょう。

飼い主探し

飼い主が分からない場合は、飼い主探しを始めましょう。以下の方法を試してみてください。

  • 近隣住民への聞き込み:近隣住民に、文鳥を飼っている人がいないか聞き込みをしましょう。特徴(色や大きさなど)を具体的に伝えると、より効果的です。
  • 動物病院への連絡:近隣の動物病院に連絡し、保護したことを伝えましょう。迷子情報のデータベースに登録されている可能性があります。
  • SNSや地域掲示板への投稿:TwitterやFacebook、地域の掲示板などに、保護した文鳥の写真を掲載し、情報提供を呼びかけましょう。迷子札や足環(足輪)があれば、写真に写しましょう。
  • 迷子ペット情報サイトの活用:迷子ペットの情報を掲載しているウェブサイトに登録してみましょう。多くの飼い主が利用しているため、見つかる可能性が高まります。

ベランダガーデニングと鳥対策:鳥を寄せ付けない環境づくり

文鳥がベランダから侵入してきた原因を特定し、再発防止策を講じることが重要です。ベランダの環境を見直し、鳥が寄り付かないように工夫しましょう。

ベランダの環境改善

  • 餌となるものを置かない:鳥が好む餌となる植物や食べ残しなどをベランダに置かないようにしましょう。特に、こぼれた餌はすぐに片付けることが大切です。パンくずや種なども注意が必要です。
  • 水場をなくす:鳥は水浴びをするため、水たまりや放置した水は鳥を引き寄せます。ベランダに水たまりができないように、排水溝を常に清潔に保ちましょう。
  • 隠れ家を作らない:鳥は、植木鉢や物陰などを隠れ家として利用します。ベランダに不用品を放置せず、整理整頓を行いましょう。植木鉢は壁際に寄せて、鳥が隠れる隙間を作らないようにしましょう。
  • 防鳥ネットの設置:ベランダ全体を覆う防鳥ネットを設置することで、鳥の侵入を防ぐことができます。目立たない色のネットを選び、ベランダのデザインを損なわないようにしましょう。
  • 風鈴やキラキラ光るものを設置:鳥は音や光に敏感です。風鈴やキラキラ光るものを設置することで、鳥を寄せ付けにくくすることができます。ただし、近隣住民への配慮も忘れずに。

ベランダガーデニングと鳥対策の両立

鳥を寄せ付けない対策を講じつつ、緑豊かなベランダガーデニングを楽しむことは可能です。

  • 鳥が嫌がる植物を植える:ローズマリーやラベンダーなど、鳥が嫌う香りの植物を植えることで、鳥の侵入を防ぐ効果が期待できます。ただし、すべての鳥に効果があるとは限りません。
  • 鳥が食べない植物を選ぶ:鳥が好んで食べる実をつける植物は避けましょう。観葉植物や、鳥が食べない花などを中心に選びましょう。
  • 定期的な清掃:ベランダを常に清潔に保つことで、鳥が寄り付くのを防ぐことができます。こまめな清掃を心がけましょう。

専門家のアドバイス:鳥類の専門家への相談

迷い鳥の対応やベランダでの鳥対策に迷う場合は、鳥類の専門家や動物病院に相談することをお勧めします。専門家のアドバイスを受けることで、より適切な対応ができます。

まとめ:安全第一で、そして再発防止策を

迷い込んだ文鳥の保護と飼い主探し、そしてベランダへの侵入を防ぐ対策を講じることで、安心安全な生活を取り戻しましょう。焦らず、一つずつ丁寧に進めていきましょう。 今回の経験を活かし、より快適で安全なベランダ空間をデザインしてください。

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