マンションで熱帯魚飼育を始めよう!水槽選びから魚種選び、レイアウトまで徹底解説

今住んでいるマンションがほとんどの動物が禁止されており、魚ならいいと許しを貰いました。熱帯魚を飼ってみたいと思っているのですが、必要なものやどの種類が飼いやすいかなどを教えて欲しいと思います。エンゼルフィッシュやテトラ系、エビも少し飼いたいです。部屋はかなり広く、水槽も大きくできると思います。どうかご教授願います。

熱帯魚飼育に必要なものリスト

マンションで熱帯魚を飼育するにあたって、まず必要なものを揃えましょう。水槽のサイズに合わせて必要なものは変わってきますが、基本的なアイテムは以下の通りです。

  • 水槽: 部屋の広さを活かして、大きめの水槽を選びましょう。60cm水槽以上がおすすめです。大きめの水槽は水質の安定がしやすいというメリットがあります。ただし、設置場所の強度や搬入経路なども考慮する必要があります。
  • 水槽台: 水槽のサイズに合った丈夫な水槽台を選びましょう。水槽の水の重さは想像以上に重いため、しっかりとした作りが重要です。できれば、耐荷重を確認してから購入しましょう。
  • フィルター: 水槽の水をきれいに保つために必須です。外掛け式フィルター、底面式フィルター、上部式フィルターなど種類があり、水槽のサイズや飼育する魚の種類によって適切なものを選びましょう。強力なろ過能力を持つ外部式フィルターも大型水槽にはおすすめです。
  • ヒーター: 熱帯魚は一定の温度を保つ必要があります。水槽のサイズに合った適切なワット数のヒーターを選び、温度計で水温を常に確認しましょう。サーモスタット付きのヒーターがおすすめです。
  • エアレーション: 水槽の中に酸素を供給する装置です。エアポンプとエアストーンが必要になります。特に、エンゼルフィッシュなど大型の魚を飼育する場合は、酸素供給が重要です。
  • 照明: 水草を育てる場合は、水槽のサイズに合った照明が必要です。LEDライトが省エネでおすすめです。水草の種類によって必要な光量も異なります。
  • 砂利やソイル: 底床材として使用します。砂利は掃除がしやすいですが、ソイルは水草の育成に適しています。飼育する魚や水草の種類に合わせて選びましょう。
  • 水質調整剤: 水道水には、熱帯魚に有害な成分が含まれている場合があります。水質調整剤を使用して、水槽の水を熱帯魚にとって安全な状態に調整しましょう。
  • ネット: 魚を捕獲したり、水槽の掃除をする際に必要です。
  • バケツ: 水槽の水換えをする際に使用します。水槽と同じくらいの容量のバケツがあると便利です。
  • 水温計: 水槽の水温を常に確認するために必要です。

エンゼルフィッシュ、テトラ、エビの飼育

ご希望のエンゼルフィッシュ、テトラ、エビは、比較的飼いやすい種類です。しかし、それぞれの特性を理解した上で飼育することが重要です。

エンゼルフィッシュ

エンゼルフィッシュは温和な性格ですが、縄張り意識が強い面もあります。複数飼育する場合は、水槽サイズを十分に確保し、隠れ家となる流木などを配置してストレスを軽減しましょう。餌は、人工飼料や冷凍赤虫などを与えます。

テトラ

ネオンテトラやカージナルテトラなど、様々な種類があります。群れで泳ぐ習性があるので、最低でも6匹以上の群れで飼育するのが理想的です。混泳も比較的容易ですが、大型の魚とは混泳させない方が無難です。餌は、人工飼料で十分です。

エビ

レッドチェリーシュリンプやミナミヌマエビなどが人気です。比較的丈夫で飼いやすいですが、水質の変化には弱いため、水換えは少しずつ行いましょう。エンゼルフィッシュやテトラとの混泳も可能ですが、大型の魚や攻撃的な魚とは混泳させないように注意が必要です。餌は、専用のエビ用飼料や、野菜くずなどを与えることができます。

水槽レイアウトのポイント

水槽のレイアウトは、熱帯魚の飼育環境だけでなく、インテリアとしても重要な要素です。

  • 背景: 背景シートを使用することで、水槽の奥行き感を演出できます。青系の背景は、熱帯魚の色を引き立てます。
  • 流木や石: 流木や石は、隠れ家やレイアウトのアクセントとして使用できます。自然な雰囲気を演出したい場合は、流木を使用するのがおすすめです。
  • 水草: 水草は、酸素供給や魚の隠れ家として役立ちます。前景、中景、後景と配置を工夫することで、立体感のあるレイアウトを作ることができます。育成難易度も様々なので、初心者向けの水草から始めるのがおすすめです。
  • 色のバランス: 水槽全体の色のバランスを考え、熱帯魚の色とレイアウトの色を調和させることが重要です。青系の水槽であれば、青系の熱帯魚や水草がよく映えます。

インテリアとの調和

水槽は、インテリアの一部として考えることも重要です。水槽の設置場所や、水槽の色、レイアウトなどを、部屋全体のインテリアと調和させることで、より魅力的な空間を演出できます。例えば、青系の水槽は、白やグレーのインテリアと相性が良いです。

専門家のアドバイス

熱帯魚飼育は、生き物を扱うため、責任ある飼育が必要です。飼育に不安がある場合は、ペットショップの店員や、熱帯魚飼育に詳しい人に相談することをおすすめします。

まとめ

マンションでの熱帯魚飼育は、適切な準備と知識があれば、十分に楽しむことができます。この記事を参考に、あなただけの美しい熱帯魚水槽を創り上げてください。

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