マンションでの電子ピアノ防音対策:振動問題への徹底ガイド

電子ピアノの防音について。かなり悩んでます。アドバイスお願いします。真剣に悩んでいます。経験者の方、専門家の方など詳しい方いらっしゃいましたらよろしくお願いします。電子ピアノでマンション住まいです。マンションの壁や床はわりと丈夫で鉄筋なのですが、騒音トラブルを招いてしまいました。昼間音を出して弾くときはかなりボリュームを絞っていて、あまり弾きすぎるのもダメかと思い思うように弾けないことが多く、夜間ヘッドフォンをして弾くことが多かったです。私の心がけもむなしく、きた苦情が夜間の振動がうるさい、というものでした。自分でも気づかなかったので(隣部屋にいた家族には聞こえないくらいの音だったのですが、振動がすごく伝わってしまっていたようです)びっくりするとともにかなり悩んでおります。夜間の練習はやめるとしても、昼間音を絞って弾いたとしてもうるさく思われていることは変わらないわけで・・・(そもそも苦情は「音」に対してではなく振動だった)できることなら一階や戸建てに引っ越してしまいたいところですが、分譲・持ち家なので引越しはかなり厳しいです。自分なりに調べたところ、インシュレーターというのは購入・設置しようと思います。その次に防音マットをしこうと思っているのですがそこれ分からないことが出てきましたピアノの下には平らな防音マットをしこうと思うのですが、でこぼこと凹凸があるタイプの防音材もあり、その凸凹タイプはどこに使うべきなのかということです。平らなマットの上に更にその凸凹タイプも敷いたほうが効果はありますか?それとも凸凹タイプはピアノの下は意味がないですか?壁側に使うものなのでしょうか?それとも壁には平らな防音マット+凸凹の防音材の両方がいいのでしょうか?(壁は隣家に面していないので問題は下の部屋に伝わる振動のみ)それから、平らな防音マット、凸凹のタイプともに、その上に更にレジャーシートのような拭き掃除ができる素材のものを敷きたいのですが、そうすることによって防音・防振効果が下がってしまったりなどはあるのでしょうか?一面フローリングなので、そこだけ水で拭き掃除ができないのもなんとなく気になるので・・・よろしくお願いいたします

マンションでの電子ピアノによる振動問題:原因と対策

マンションでの電子ピアノによる騒音トラブル、特に振動による苦情は深刻な問題です。音そのものよりも振動が伝わってしまうケースは多く、ご近隣との良好な関係を維持するためには、適切な対策が不可欠です。この記事では、電子ピアノによる振動問題の原因を解明し、効果的な防音・防振対策を具体的にご紹介します。

振動の原因を特定する

まず、振動の原因を特定することが重要です。電子ピアノの振動は、主に以下の要因によって発生します。

  • ピアノ本体の振動:演奏時の鍵盤や内部機構の振動が、床や壁に直接伝わります。
  • 床からの振動伝達:マンションの床構造によっては、振動が下階に伝わりやすくなります。鉄筋コンクリート造であっても、床の材質や構造によっては振動が伝わる可能性があります。
  • 共鳴:ピアノ本体や周囲の家具が振動を共鳴させることで、振動が拡大することがあります。

ご近隣からの苦情が「振動」であるという点が重要です。単に音量を下げるだけでなく、振動そのものを抑制する対策が必要です。

効果的な防音・防振対策

電子ピアノの防音・防振対策には、以下の3つのステップが有効です。

ステップ1:インシュレーターの設置

既に検討されているインシュレーターは、ピアノと床の間に設置することで、振動の伝達を軽減する効果があります。

  • 効果:ピアノ本体の振動を吸収し、床への伝達を抑制します。
  • 選び方:硬質ゴムやスプリングタイプなど、様々な種類があります。ピアノの重量や床の材質に合わせて適切なものを選びましょう。専門店で相談するのも良いでしょう。
  • 設置方法:ピアノの脚部すべてに均等に設置することが重要です。説明書をよく読んで正しく設置しましょう。

ステップ2:防音マットの活用

防音マットは、ピアノの下に敷くことで、振動を吸収し、床への伝達をさらに軽減します。質問にある「平らなタイプ」と「凸凹タイプ」の使い分けについて説明します。

  • 平らな防音マット:ピアノ全体を覆うように敷き、振動を吸収する役割を果たします。厚みのあるものを選ぶほど効果が高まります。
  • 凸凹タイプの防音材:これは、主に空気伝搬音の対策に効果があります。ピアノ自体からの振動を直接吸収する効果は、平らなタイプに比べて劣ります。そのため、ピアノの下に敷くよりも、壁面に設置する方が効果的です。壁とピアノの間に挟むことで、振動が壁に直接伝わるのを防ぎます。ただし、質問にあるように壁が隣家と接していない場合は、効果は限定的です。

よって、ピアノの下には平らな防音マットを敷き、壁面への対策は必要ないでしょう。平らなマットの上に凸凹タイプを敷いても、効果は期待できません。

ステップ3:追加対策と注意点

  • レジャーシートの使用:防音マットの上にレジャーシートを敷くことは、防音・防振効果を低下させる可能性があります。レジャーシートは、防音材の振動吸収性能を阻害する可能性があるため、避けた方が良いでしょう。代わりに、防音マットの上で簡単に拭き掃除ができる専用のカバーなどを検討しましょう。
  • 防音カーペット:ピアノ周辺に防音カーペットを敷くことで、さらに振動を吸収することができます。特に、フローリングの床の場合、防音カーペットの効果は大きいです。
  • 演奏時間と音量の調整:昼間の演奏時間帯を調整し、音量をさらに絞る努力も必要です。近隣住民への配慮は、どんな対策をしても重要です。
  • 専門家への相談:それでも効果がない場合は、防音工事の専門業者に相談することをおすすめします。専門家は、建物の構造や状況を考慮した上で、最適な対策を提案してくれます。

まとめ

マンションでの電子ピアノによる振動問題は、適切な対策を行うことで軽減できます。インシュレーター、防音マットの適切な選択と設置、そして近隣への配慮を組み合わせることで、快適な演奏環境と良好な隣人関係を築くことが可能です。

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