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光ファイバー回線とインターネット接続に必要な機器
ネット使用料込みのマンションに引っ越されたとのこと、おめでとうございます!早速インターネット接続についてご説明します。 ご質問にある「穴は電話回線の穴」というのは、おそらく既存の電話回線用のモジュラージャック(RJ-11)のことでしょう。光ファイバー回線を利用する場合、このジャックはインターネット接続には使用しません。光ファイバー回線は、壁のコンセントから光ファイバーケーブルで直接、光回線終端装置(ONU)に接続します。 そして、そのONUからLANケーブルで無線LANルーター(または無線機能のないルーター)に接続する必要があります。
光回線終端装置(ONU)について
マンションによっては、既にONUが設置されている場合があります。壁に小さな箱のような機器が設置されていないか確認してみてください。もし設置されていれば、その機器からLANケーブルが出ているはずです。そのケーブルを、お持ちの無線LANルーターに接続すればインターネットに接続できます。
無線LANルーターについて
ご質問にある「昔使っていた無線LAN」は、おそらく無線LANルーターのことです。 このルーターは、ONUから送られてくるインターネット信号を無線信号に変換し、スマートフォンやパソコンなどの端末にインターネット接続を提供する機器です。 光回線は、この無線LANルーターと接続することで初めて利用できるようになります。
モデムは必要?
光回線の場合、モデムは通常必要ありません。 光回線は、光ファイバーケーブルを使って直接インターネットに接続するため、モデムによる信号変換は不要です。 ただし、一部のマンションでは、ONUとルーターの間にモデムが設置されている場合もあります。 これは、マンションのインターネット回線提供業者の仕様によるものです。
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必要な機器と購入方法
現状、ご自宅にONUが設置されていない可能性が高いです。そのため、以下の機器が必要になります。
- 光回線終端装置(ONU):マンションの管理会社に問い合わせて、ONUの設置状況や、設置が必要な場合は手続き方法を確認しましょう。多くの場合、管理会社が設置してくれます。
- 無線LANルーター:ご自身の無線LANルーターが使えるかどうかは、LANケーブルの形状とONUのLANポートの形状が一致するかどうかで判断します。もし合わない場合は、新しい無線LANルーターを購入する必要があります。 購入にあたっては、以下の点を考慮しましょう。
無線LANルーター選びのポイント
- 規格:最新のWi-Fi規格であるWi-Fi 6(802.11ax)対応のルーターを選ぶと、高速で安定した通信が可能です。予算に合わせてWi-Fi 5(802.11ac)を選択するのも良いでしょう。
- 機能:セキュリティ機能(WPA3など)、複数デバイスへの同時接続対応、ゲストWi-Fi機能などが充実しているものを選びましょう。 IoT機器が多い場合は、IoT機器との接続に最適化されたルーターも検討してみてください。
- アンテナ数:アンテナが多いほど電波の到達範囲が広がります。マンションの広さや間取りに合わせて選びましょう。 内蔵アンテナと外付けアンテナのタイプがあります。
- 価格:機能や性能と価格のバランスを考えて選びましょう。 高価格帯のルーターは、より高度な機能や安定性を備えています。
- メーカー:バッファロー、NEC、TP-Linkなど、信頼性の高いメーカーの製品を選ぶことをおすすめします。
LANケーブルについて
ご質問にある「手元にあるLANケーブルをさそうとしてもはいりません」とのことですが、これはLANケーブルの形状とONU/ルーターのLANポートの形状が異なるためです。 RJ-45コネクタ(8極)のLANケーブルをご用意ください。 もしお持ちのケーブルがRJ-11コネクタ(6極)であれば、インターネット接続には使用できません。
専門家のアドバイス
インターネット接続に関するトラブルは、専門業者に相談するのが一番です。 マンションの管理会社やインターネット回線提供業者に連絡し、状況を説明してアドバイスを求めましょう。 彼らは専門知識を持っており、最適な解決策を提案してくれます。 また、機器の設置や設定についてもサポートしてくれる可能性があります。
まとめ
光ファイバー回線を利用したインターネット接続では、ONUと無線LANルーターが必須です。 まずはマンションの管理会社に連絡し、ONUの設置状況を確認しましょう。 その後、必要に応じて無線LANルーターを購入し、適切な設定を行えば、快適なインターネット環境を手に入れられます。 不明な点があれば、専門業者に相談することをお勧めします。