干していた服が駄目になりました… この場合、服は弁償して貰えるのでしょうか？ ２階建ての６世帯のアパートに住んでいます。 １ヶ月程前、上の階の住人が引っ越し空き部屋になりました。 6月6日の金曜日に清掃業者が入った様なんです。 管理会社からそのようなお知らせは全く無く、天気が良かったので洗濯物を干して仕事に行き、夜に帰って来てふと見ると茶色の洋服が赤色に変色しておりました。 最初は洗濯をして色うつりしたのかと思いましたが、何かがバシャッてかかった感じになっていてかかった所が赤く変色していたのでおかしいなあ…と思っていると、 その日たまたま昼から仕事だった主人が仕事に行く前にその業者から｢ベランダを掃除するので水が垂れるかもしれません｣と言われたそうです。 主人も簡単にただの水だと言われただけで仕事に行く前だったし、まさか茶色の服が赤色に変色するほどの強い洗剤？を垂らしてくるとは思わなかったようです。 垂れる可能性があるならせめて下の住人にはあらかじめ前日にでも連絡するべきではないですか？ 仕事で１日家を空けるので知っていたら外には干さなかったのに… ベランダを見ると変色した服を干していた位置の手すりには液体が垂れた跡が白く残っておりました。 今私が妊娠中で、変色した２着のうちひとつは数少ないマタニティー用の服だったのでかなりショックです…。 他のタオル類は変色などはなかったですが何が掛かっているのか分からないし気持ち悪いので全部もう一回洗いました。 質問なのですが、 ・変色して着れなくなってしまった服は弁償して貰えるのでしょうか？ もし弁償して貰えるならどのように請求するべきでしょうか(購入時の金額は大体覚えてますが証明するものがありません) やはり業者から説明不足とはいえ一言声かけがあったから無理ですかね… ・今後またこのように清掃の業者が入る時は郵送で通達など、あらかじめ連絡してほしいというのはおかしいでしょうか？ 服はまた買えばいいしまあいいか…とも思いましたがやっぱりスッキリしないので管理会社に連絡しようと思っております。補足よくよく主人から話を良く聞くと業者から言われたのは事後報告で垂れた後だったそうです。 仕事で車に乗り込む際に二階のベランダから急に言われてじっくり確認する時間はなかったようです。
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マンションでのベランダ清掃事故と弁償請求の可能性
妊娠中という状況下で、大切なマタニティウェアを含む衣類が清掃業者の作業によって被害を受けたとのこと、大変お辛い状況ですね。 まず、弁償請求の可能性について検討してみましょう。
弁償請求の可能性：状況証拠と責任の所在
今回のケースでは、以下の点が弁償請求の可能性を高める要素となります。
- 清掃業者からの事前の十分な告知の不足：「水が垂れるかもしれません」という曖昧な告知では、赤色の変色を引き起こすような強力な洗剤の使用を予測することは困難です。 事前に具体的な作業内容とリスク（強い洗剤の使用など）を告知する義務が清掃業者にはありました。
- 直接的な因果関係：ベランダの手すりに残された液体の跡と、被害を受けた衣類の位置関係から、清掃作業と被害との直接的な因果関係が強く示唆されます。
- 被害の程度：マタニティウェアを含む複数着の衣類が着られないほど変色したことは、無視できない被害です。
しかし、事後報告であった点は、請求を難しくする可能性も否定できません。 しかし、事後報告であっても、作業内容の告知不足が認められれば、責任を問える可能性があります。
弁償請求の方法：証拠集めと交渉
弁償請求を行う際には、以下の点を心がけましょう。
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- 証拠の収集：被害を受けた衣類の写真、ベランダの手すりの液体の跡の写真、清掃業者からの告知があったことを証明する証言（ご主人の証言など）、管理会社とのやり取りの記録などを残しましょう。 写真撮影は、被害状況が明確にわかるように、複数枚撮影することをお勧めします。
- 管理会社への連絡：まずは管理会社に状況を説明し、被害状況の写真などを提示して、弁償を請求しましょう。 冷静かつ丁寧に、事実関係を説明することが重要です。 感情的な言葉は避け、客観的な事実を伝えるように心がけてください。
- 購入金額の証明：購入時のレシートがない場合でも、類似商品の価格や当時の販売価格を調べた資料などを提示することで、ある程度の金額を主張できます。 インターネット上のショッピングサイトなどで、類似商品の価格を調べ、スクリーンショットなどを証拠として残しておきましょう。
- 交渉：管理会社との交渉が難航する場合は、弁護士に相談することも検討しましょう。 弁護士費用はかかりますが、より有利な条件で解決できる可能性があります。
専門家の意見：弁護士への相談
弁護士は、民法上の不法行為に基づく損害賠償請求について専門的なアドバイスを与えてくれます。 今回のケースでは、清掃業者の過失が認められれば、損害賠償請求が認められる可能性が高いでしょう。 弁護士に相談することで、請求すべき金額や請求方法、交渉戦略などについて具体的なアドバイスを受けることができます。
マンションにおける清掃作業の告知について
今後またこのように清掃の業者が入る時は郵送で通達など、あらかじめ連絡してほしいというのはおかしいでしょうか？
適切な告知方法：居住者の権利と安全
管理会社に、清掃作業の告知方法について改善を求めることは、全くおかしいことではありません。 むしろ、居住者の権利と安全を守るために必要なことです。
- 事前に十分な告知：清掃作業の内容、日時、作業によるリスク（水漏れ、騒音など）を、書面（郵送、掲示など）で事前に告知するべきです。 単なる口頭での告知では、十分な情報伝達ができない可能性があります。
- 連絡方法の多様化：郵送だけでなく、メールや管理会社ウェブサイトへの掲載など、複数の連絡方法を検討するのも良いでしょう。 居住者の連絡先情報が最新のものであることを確認する必要があります。
- 緊急時の連絡体制：作業中に問題が発生した場合の連絡先を明確に示す必要があります。
管理会社への要望：改善を求める
管理会社に、今回の件を踏まえた上で、今後の清掃作業における告知方法の改善を要望しましょう。 具体的に、どのような告知方法を望むのかを明確に伝え、書面で回答を求めるのも有効です。
まとめ
今回のケースでは、清掃業者側の告知不足と作業上の不注意が被害の原因と考えられます。 弁償請求は可能である可能性が高いですが、証拠集めと冷静な対応が重要です。 また、今後の同様の事故を防ぐためにも、管理会社に適切な告知方法の改善を要望することは正当な権利です。 必要であれば、弁護士に相談することも検討しましょう。 妊娠中という状況も考慮し、落ち着いて対応を進めてください。
