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風水と間取り:基本的な考え方
風水では、家の配置や間取りが住む人の運勢に影響すると考えられています。 重要なのは、気の流れを良くすること。気とは、目に見えないエネルギーのことです。良い気を呼び込み、滞留させることで、健康、富、幸福を招き入れることができるとされています。 今回のように、間取りがほぼ確定している段階での風水相談は、大きな変更は難しいですが、色使いや家具の配置などで調整できます。
南東、北東、南西の部屋配置について
現在の間取りは、南東に子ども部屋、北東に書斎、南西に寝室とのこと。風水では、各方位に適した部屋の配置があります。
南東:子ども部屋について
南東は「木」の気を持つ方位で、成長や発展を象徴します。子ども部屋に適していると言われますが、明るすぎるため勉強に集中しにくいというご懸念はごもっともです。風水では、明るすぎる空間は気が散漫になりやすいとされています。
- 対策:壁紙やカーテンの色で調整しましょう。落ち着きのある色を選び、明るさを抑えることが重要です。おすすめは、緑色や青といった自然の色。または、ピンク系でも、パステル調の淡いピンクなど、落ち着いた色を選ぶと良いでしょう。
- 具体的な色選び:鮮やかなピンクではなく、アイボリーを混ぜたような淡いピンク、またはラベンダーのような薄い紫がおすすめです。カーテンも同様の色合いにすると、部屋全体の雰囲気が落ち着きます。
- 家具の配置:勉強机は窓から離れた場所に配置し、直射日光を避けましょう。また、机の向きは、東か南東が良いとされています。
北東:書斎について
北東は「艮(うしとら)」の方位で、知性や学習に関係すると言われています。主人の書斎兼スタディーコーナーとして適した場所です。
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南西:寝室について
南西は「坤(ひつじ)」の方位で、安定や安心を象徴します。寝室に適した場所です。
バルコニーの位置と親の出入り
子ども部屋にバルコニーがあることで、親の出入りが頻繁になり、子どもが嫌がるという懸念は、風水とは別に、生活空間としての問題点として重要です。
- 解決策:北東と南東を入れ替えるのは、風水的にも良いかもしれません。北東は静かで集中できる空間なので、子ども部屋に適している場合もあります。ただし、お子さんの年齢や性格、学習スタイルなども考慮する必要があります。お子さんとよく話し合い、納得できる解決策を見つけましょう。
- 代替案:バルコニーへの出入りを制限する工夫をしましょう。例えば、洗濯物を干す時間を決める、もしくは1階に洗濯物を干すスペースを作るなどです。お子さんのプライバシーを尊重することが大切です。
風水を取り入れたインテリアコーディネート
風水では、色使いも重要です。各方位に適した色を使うことで、良い気を呼び込むことができます。
- 南東(木):緑、青、ピンク
- 北東(土):ベージュ、ブラウン、黄色
- 南西(土):ベージュ、ブラウン、黄色
これらの色は、壁紙、カーテン、家具、小物などに取り入れることができます。ただし、過剰な装飾は逆効果になるため、バランスが重要です。
専門家の意見
風水は奥が深く、自己判断で全てを解決するのは難しいです。間取りの大きな変更は難しい場合、風水に詳しい専門家に相談することをお勧めします。専門家は、あなたの家の状況を詳しく見て、適切なアドバイスをしてくれます。
まとめ
今回の間取りは、大きな問題はありませんが、子ども部屋の明るさやバルコニーの位置、親の出入りについては、風水的な観点だけでなく、生活空間としての快適さを考慮する必要があります。お子さんの意見を聞き、家族で話し合って、最適な解決策を見つけましょう。色使いや家具の配置など、風水を意識したインテリアコーディネートも、より快適な住空間を作るのに役立ちます。