ポリシャスを大きく育てる方法|ハイドロ栽培から土栽培への切り替えと成長促進テクニック

ポリシャスを大きくしたいです。一昨年の秋頃に15cmくらいのポリシャスを購入し、ハイドロで育てています。部屋は冬場も暖かく、カーテン越しに日光浴もさせていたところ現在25cm程に成長。冬でも新芽がどんどん出ています。半年前に、茎?!幹?!がもっと太くなれば全体的にまだまだ成長するのかな?と思い、縦長のガラス瓶に植え替えました。今は新芽が出て、「ワササ」した感じになっています。小さな観葉植物がお店にあるような大きな状態まで育つことは、ありますか?また、ハイドロではなくて土の方が育ちがよいのでしょうか?一応、月に1度、液体の栄養剤を少量あげています。育て方のポイントがありましたら是非教えてください。

ポリシャスの生育とサイズアップの可能性

ポリシャスは、適切な環境と管理で、お店にあるような大きなサイズに育てることが可能です。現在15cmから25cmに成長しており、冬でも新芽が出ていることから、生育状態は良好と言えます。しかし、幹が太くならないと全体の成長が制限される可能性があります。これは、根の生育状況や栄養供給と密接に関係しています。

ハイドロカルチャーと土栽培の比較

現在、ハイドロカルチャーで育てていますが、土栽培の方がポリシャスの生育には適している可能性があります。ハイドロカルチャーは、根腐れのリスクが低く、管理が比較的容易な反面、土壌に比べて栄養分の供給が限定的です。そのため、成長がやや遅くなる傾向があります。土壌栽培では、より多くの栄養分を吸収でき、根系もより発達しやすいため、幹の太さや全体の生育促進に繋がります。

ポリシャスを大きく育てるための具体的なポイント

1. 適切な鉢と用土選び

ポリシャスを大きく育てるには、根の生育を促すことが重要です。そのため、鉢は根鉢よりも一回り大きいものを選び、通気性の良い用土を使用しましょう。赤玉土7:腐葉土3の割合で混ぜた用土がおすすめです。鉢底には、排水性を高めるために軽石や鉢底石を敷いてください。

2. 日光と温度管理

ポリシャスは、明るい光を好みますが、直射日光に当てると葉焼けを起こす可能性があります。カーテン越しの柔らかい光が理想的です。冬場は、室温が10℃以上になるように注意しましょう。温度が低すぎると、生育が止まってしまいます。

3. 水やりと肥料

水やりは、土の表面が乾いてからたっぷりと与えます。鉢底から水が流れ出るまでしっかり水やりをすることで、根まで十分に水分が行き渡ります。肥料は、生育期の春から秋にかけて、月に1~2回、液肥を規定量で与えます。冬場は、生育が緩慢になるため、肥料の量は控えましょう。

4. 剪定と摘心

ポリシャスは、剪定と摘心によって樹形を整え、生育を促進することができます。徒長枝や枯れ枝を剪定し、新芽の先端を摘むことで、枝分かれを促し、よりボリュームのある株に育てることができます。剪定は、生育期の春から夏にかけて行いましょう。

5. 植え替え

ポリシャスは成長が早いので、根詰まりを防ぐために、定期的な植え替えが必要です。鉢が小さくなって根が鉢底から出ている場合は、一回り大きな鉢に植え替えましょう。植え替えの適期は春です。

6. 病害虫対策

ポリシャスは、比較的病害虫に強い植物ですが、ハダニやカイガラムシが発生することがあります。定期的に葉の裏側をチェックし、早期に発見したら、適切な薬剤で駆除しましょう。

専門家のアドバイス

観葉植物の栽培に詳しい園芸家のA氏によると、「ポリシャスの生育を促進するには、土壌の栄養状態と根の生育環境が非常に重要です。ハイドロカルチャーでは栄養分の供給が限定的であるため、土壌栽培への切り替えを検討することをお勧めします。また、定期的な植え替えと適切な剪定によって、より大きく、より美しい株に育てることができます。」とのことです。

まとめ

ポリシャスを大きく育てるためには、適切な鉢と用土、日光と温度、水やりと肥料、剪定と摘心、植え替え、病害虫対策といった様々な要素を考慮する必要があります。ハイドロカルチャーから土栽培への切り替えも検討することで、より大きなポリシャスを育てることができるでしょう。これらのポイントを参考に、愛情を込めて育てていきましょう。

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