ポリカーボネート板のカットとアルミサッシへの取付方法|DIYで窓ガラス交換

ホームセンターで4×910×1820mmの中空ポリカーボネート板を買いました。用途は部屋の90×110mm(正面から見えているガラスのサイズ)のアルミサッシのガラスが割れたので、ガラスの代わりにポリカを入れようと考えています。そこで、サッシに収まるようにポリカをカットしたいのですが、ここで質問です。①コンパネをガイドにして、普通のカッターでカットしようと思いますが、この方法で大丈夫でしょうか?(カットラインがガタガタになったり、その他の不具合が出ないでしょうか?)②サッシの上部のねじを四箇所外して、ポリカを上から下へスライドさせてはめ込む際に、上部はどうやってはめ込めばよいのでしょうか?(上部の押さえのゴムから何mmくらいポリカを余らすようにカットすればよいのでしょうか?)宜しくお願いします。補足ご回答ありがとうございます。新たに購入した部材はツインカーボで、元のガラス厚は4mm、サッシは引き違い窓で、サイズはアルミ外寸900×1170mm、アルミサッシの型枠サイズは左右25mm、上部が32mm、下部が38mmです。ケンドン式で、内法は下部と左右ともに10mm、上部が8mm、下部が12mmでした。ということは、左右が25-5+10で30mm(5mm大きく)、上部32-5+8=35mm(3mm大きく)、下部38-5+12=45mm(7mm大きく)でよろしいですか?下部の溝は深さ12mm(パッキン用)で、その溝の中の中央部分にまた溝があります。(ガラス挿入用で、4mmのガラスが収まるための深さ5mmの溝)

ポリカーボネート板のカット方法

まず、ご質問の①コンパネをガイドにしてカッターでカットする方法についてですが、中空ポリカーボネート板は、一般的なガラスよりも柔らかく、カッターで切断することは可能です。しかし、コンパネガイドのみでは、綺麗にまっすぐ切ることは難しいでしょう。特に、90×110mmという小さなサイズに正確にカットするには、より精密な作業が必要です。

  • 綺麗にカットするための方法
    • 精密な定規とカッターの使用:金属製の定規をガイドとして使用し、カッターナイフで複数回丁寧に切れ込みを入れることで、比較的綺麗に切断できます。切れ込みを入れたら、板を折り曲げるようにして切断すると綺麗に仕上がります。
    • ジグソーの使用:細かい作業に慣れている方であれば、ジグソーを使用すると、より正確で滑らかな切断面を得られます。木工用の細かな歯のブレードを使用しましょう。
    • 電動工具の使用:より正確なカットを望む場合は、卓上型丸鋸やレーザーカッターなどの電動工具の使用も検討できます。ただし、これらの工具は扱いに注意が必要です。
    • 専門業者への依頼:どうしても綺麗にカットできない、自信がない場合は、ホームセンターやガラス加工業者にカットを依頼することをお勧めします。正確なサイズにカットしてもらうことができ、時間と労力を節約できます。

カッターのみでカットする場合、複数回切れ込みを入れ、ゆっくりと丁寧に作業することが重要です。焦って一気に切ろうとすると、割れたり、カットラインがガタガタになったりする可能性が高まります。

アルミサッシへの取付方法

次に、②サッシの上部への取付方法についてです。ご質問にあるように、サッシの上部ネジを外してポリカ板を上からスライドさせる方法で問題ありません。ただし、上部の押さえゴムから何mm余らせるかは、サッシの種類や構造によって異なります。

ご提示いただいた情報(ツインカーボ、ガラス厚4mm、ケンドン式サッシ、内法寸法など)から判断すると、上部については、3~5mm程度余らせるのが適切と考えられます。これは、押さえゴムの厚みや、ポリカ板のわずかな反りなどを考慮した余裕です。

しかし、正確な寸法は、実際にサッシを確認して判断する必要があります。下部の溝の深さや、ポリカ板の厚みなども考慮し、実際にサッシにはめてみて調整するのがベストです。

  • 取付手順
    • 寸法測定:サッシの寸法を正確に測り、ポリカ板をカットします。上部は3~5mm、左右は10mm程度の余裕を持たせるのが良いでしょう。
    • サッシの分解:サッシの上部ネジを外し、既存のガラスを取り外します。
    • ポリカ板の挿入:カットしたポリカ板をサッシの上部から挿入し、下部までスライドさせます。
    • 調整:ポリカ板の位置を調整し、適切な位置に固定します。必要に応じて、スペーサーなどを活用して隙間を調整します。
    • ネジの締め付け:サッシの上部ネジを締め付け、ポリカ板を固定します。締めすぎるとポリカ板が割れる可能性があるので注意しましょう。
    • パッキンの設置:必要に応じて、パッキンなどを設置して、気密性を高めます。

重要なのは、無理に押し込まないことです。ポリカ板が割れる可能性があります。もし、スムーズに挿入できない場合は、再度寸法を確認し、必要に応じて調整しましょう。

専門家のアドバイス

DIYで窓ガラスを交換する場合、安全面と仕上がりの美しさに配慮することが非常に大切です。自信がない場合は、専門業者に依頼することを検討しましょう。専門業者は、適切な材料選びから、正確なカット、そして安全な取り付けまで、すべてを適切に行うことができます。

特に、中空ポリカーボネート板は、ガラスと比べて割れにくいとはいえ、取り扱いには注意が必要です。不適切な取り扱いによって、怪我をする可能性もあります。

まとめ

今回は、ポリカーボネート板のカットとアルミサッシへの取り付け方法について解説しました。DIYに挑戦する際は、安全に配慮し、慎重に作業を進めてください。自信がない場合は、専門業者に依頼することをお勧めします。

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