質問お願いします。室内飼いをしていて、リビング隣に３畳の小部屋があるので、ケージ替わりにそこを犬の部屋にしていて、そこにいる時は大も小も必ずトイレでします。ところが、リビングに出すとトイレでしてくれません。家の中で犬が出入りするのはリビングと小部屋だけで、トイレは小部屋にしかありませんが、ガラス戸の部屋でリビングから見えますし、出した時は戸は開けています。お腹がすいたり喉が渇いたりすると、小部屋に戻って用を足してからまた出てきますが、トイレだけは戻らずにリビングのいたるところでやってしまいます。現在、リビングに出ている時は、する場所を探す仕草をしたらトイレに連れていき、ちゃんと出来たら誉める(撫でる)、部屋でやったら叱る、という風にしつけていますが、トイレに連れていかれた時は我慢してリビングに戻ってきて、どこかで隠れてやる事が多いです。散歩は雨さえ降らなければ１日２回で、外でも大小します。ちなみにポメラニアン(7ヶ月)です。なにかいいしつけの方法ありましたら、ご教授ください。
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ポメラニアンのトイレトレーニング：リビングでの失敗を防ぐための具体的なステップ
7ヶ月のポメラニアンちゃん、リビングではトイレを失敗してしまうとのこと、ご心配ですね。室内でのトイレトレーニングは、根気と適切な方法が大切です。 現在の方法も悪くないのですが、いくつか改善点があります。 リビングで失敗する原因と、効果的な解決策をステップごとに解説します。
ステップ１：トイレの位置と環境を見直す
リビングでのトイレ失敗の大きな原因は、トイレの位置と環境にある可能性が高いです。 ３畳の小部屋にトイレがあるのは良いのですが、リビングから見えるガラス戸越しでは、犬にとってトイレが「落ち着ける場所」として認識されていない可能性があります。
- リビングにトイレをもう一つ設置する： 小部屋のトイレに加え、リビングにも同じタイプのトイレをもう一つ設置してみましょう。 最初は小部屋のトイレと全く同じものを用意し、徐々にデザインを変えていくのも良いでしょう。 重要なのは、リビングのトイレが犬にとって安全で落ち着ける場所であることです。 犬がリラックスできるような、柔らかいマットやタオルを敷いてあげましょう。
- 視覚的な遮蔽： 小部屋のガラス戸にカーテンやブラインドを取り付け、犬が落ち着いて排泄できるプライベートな空間を確保しましょう。 完全に隠す必要はありませんが、ある程度の目隠しは効果的です。
- 臭いの対策： 犬は臭いに敏感です。 リビングのトイレに、犬が好む香りの消臭剤や、フェロモン系のスプレーを使用するのも効果的です。 ただし、犬によっては特定の香りに嫌悪感を示す場合があるので、様子を見ながら使用しましょう。
ステップ２：タイミングと合図を明確にする
犬は、排泄のサインを人間ほど明確に示しません。 そのため、排泄のサインを見逃さず、適切なタイミングでトイレに誘導することが重要です。
- サインを見つける： クンクンしたり、落ち着きがなくなったり、特定の場所に何度も行ったりするなど、犬が排泄しようとしているサインを見極めましょう。 これは、犬の行動をよく観察することで徐々に分かるようになります。
- 合図を決める： トイレに誘導する際に使う合図（例えば「トイレ行こう」という言葉とジェスチャー）を決め、毎回同じ合図を使うことで、犬はトイレに行くことを理解しやすくなります。
- トイレに誘導する： サインを見たら、すぐにトイレに誘導しましょう。 無理強いせず、優しく誘導することが大切です。 トイレで排泄したら、必ず褒めてあげましょう。
ステップ３：褒める、叱る、そして無視のバランス
現在の方法である「成功したら褒める、失敗したら叱る」は基本的には正しいのですが、叱り方の方法とタイミングを見直す必要があります。
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- 褒める： トイレで成功したら、すぐに褒めてあげましょう。 言葉だけでなく、撫でたり、おやつをあげたりするのも効果的です。 重要なのは、タイミングです。 排泄が終わった直後が最も効果的です。
- 叱る： 失敗した場合は、叱るよりも、「失敗した場所を徹底的に掃除する」方が効果的です。 犬は、自分の排泄物を残したくない習性があります。 また、叱る時は、犬が排泄している最中ではなく、後にすることが大切です。 叱ることで、犬は恐怖心を持つようになり、逆効果になる可能性があります。
- 無視： 既に排泄が終わってしまった場合は、叱るよりも無視する方が効果的です。 犬は、人間の反応を求めています。 反応がないことで、犬は自分の行動が間違っていたことを理解しやすくなります。
ステップ４：専門家のサポート
それでも改善が見られない場合は、動物行動学の専門家や獣医に相談することをお勧めします。 犬の行動には、病気やストレスが関係している場合もあります。 専門家のアドバイスを受けることで、より効果的な解決策が見つかる可能性があります。
ステップ５：生活環境の工夫
- ケージトレーニングの再検討： ３畳の小部屋をケージ代わりにしていますが、犬がストレスを感じている可能性があります。 ケージトレーニングは、犬が落ち着ける安全な空間を提供する必要があります。 ケージのサイズや環境を見直してみましょう。 必要に応じて、ケージの代わりにサークルを使用するのも良いかもしれません。
- 散歩の頻度： 散歩は１日２回とありますが、7ヶ月のポメラニアンにとっては、もう少し頻度を増やしても良いかもしれません。 特に、朝と夜など、排泄のタイミングに合わせて散歩に連れて行くことを心がけましょう。
- 食事のタイミング： 食事の直後や、就寝前などは排泄のタイミングになりやすいです。 これらのタイミングに合わせて、トイレに誘導しましょう。
インテリアとトイレトレーニングの調和：ベージュの空間づくり
ベージュは、落ち着きと温かさを感じさせる色です。 犬にとっても、リラックスできる空間を作るのに最適な色と言えるでしょう。 リビングのインテリアにベージュを取り入れることで、犬が落ち着いて排泄できる環境づくりに役立ちます。
- ベージュのカーペットやラグ： リビングにベージュのカーペットやラグを敷くことで、床への排泄を防ぎ、犬が落ち着ける空間を作ることができます。
- ベージュの家具： ソファやテーブルなどの家具にベージュを取り入れることで、統一感のある落ち着いた空間を作ることができます。
- ベージュの壁： 壁の色をベージュにすることで、よりリラックスできる空間を作ることができます。 ただし、既に壁の色が決まっている場合は、カーテンやクッションなどでベージュを取り入れるだけでも効果があります。
これらの工夫を通して、犬が安心してトイレを使用できる環境を整えましょう。 そして、根気強くトレーニングを続けることが大切です。 焦らず、犬のペースに合わせてトレーニングを進めていきましょう。
