ポトスの葉が黄色くなった!復活させるための救済策と冬越し対策

店のポトス(観葉植物)についてです。今年の夏にポットで買ってきて、プラスチックの鉢に植えたライムポトスについて、質問させて下さい。ポトスの葉が黄色くなってしまいました。夏は店の中に、おいてありました。ただ、秋から店先の、ドア開けっ放しの風除室においてあります。(屋根のある外みたいな状態)水やり方は多くないと思うのですが、葉が8割方黄色くなってしまいました。こちら東北で、そろそろ雪も降ってしまいます。寒さを反省し(/´△`\)室内に戻そうと思うのですが…葉がまた緑に回復することは可能でしょうか?いい対策などあれば、教えて下さい。

ポトスの葉が黄色くなる原因と対処法

東北地方で、夏は室内、秋からは風除室(屋根のある屋外)で管理されていたライムポトスが、葉の8割が黄色くなってしまったとのこと。これは、いくつかの要因が考えられます。

1. 水やり不足

水やりが少ないと、土が乾燥し、根が十分に水分を吸収できなくなり、葉が黄色くなります。特に、風除室のような、日当たりや風通しの良い環境では、土の乾燥が早く進むため、注意が必要です。

2. 水はけの悪さ

プラスチック鉢は、通気性が悪く、水はけが悪い場合があります。そのため、根腐れを起こしやすく、葉が黄色くなる原因となります。鉢底に穴が開いていない場合は、すぐに鉢を交換しましょう。

3. 寒さの影響

ライムポトスは比較的寒さに弱い植物です。東北地方の秋から冬にかけての気温低下は、ポトスにとって大きなストレスとなり、葉が黄色くなる原因となります。風除室は、たとえ屋根があっても、気温の変動が激しく、霜が降りる可能性もあります。

4. 日照不足

ライムポトスは明るい場所を好みますが、直射日光に当たると葉焼けを起こす可能性があります。風除室の場所によっては、日照不足になっている可能性も考えられます。

5. 栄養不足

長期間、肥料を与えていない場合、栄養不足で葉が黄色くなることがあります。

ポトスの復活と冬越し対策

  • 室内への移動: まず、ポトスを室内へ移動させましょう。寒さから守ることが最優先です。窓際など、日当たりが良い場所に置きましょう。ただし、直射日光は避けてください。
  • 鉢の確認と植え替え: ポットの底に穴が開いていない場合は、すぐに通気性の良い鉢に植え替えましょう。鉢底石を敷いて水はけを良くすることも重要です。植え替えの際には、根の状態を確認し、傷んでいる根があれば取り除きましょう。
  • 水やりの調整: 土の表面が乾いてから、たっぷりと水やりをします。冬場は、土の乾燥が遅くなるため、水やりの頻度を減らしましょう。指で土の湿り気を確認し、乾燥している部分にだけ水を与えるようにしましょう。
  • 肥料の検討: 春から秋にかけては、観葉植物用の液体肥料を月に1~2回与えましょう。冬場は肥料を与えなくても大丈夫です。
  • 葉の剪定: 黄色く変色した葉は、病気や害虫の感染を防ぐため、切り取りましょう。ハサミを使う前に、アルコールなどで消毒しておきましょう。
  • 環境調整: ポトスは、温度変化の激しい場所を嫌います。暖房器具の近くなど、温度変化の激しい場所は避け、安定した温度の場所に置きましょう。また、乾燥した空気も苦手なので、加湿器を使用したり、霧吹きで葉水を与えたりするのも効果的です。

専門家のアドバイス

観葉植物の専門家によると、「ポトスの葉が黄色くなる原因は様々ですが、今回のケースでは、寒さの影響が最も大きいと考えられます。急激な温度変化は植物に大きなストレスを与え、葉の黄変を引き起こします。室内へ移動させ、適切な水やりと温度管理を行うことで、葉の回復が期待できます。ただし、すでに8割の葉が黄色くなっているため、完全に元の状態に戻るには時間がかかります。根の状態が良好であれば、新芽が出てくる可能性がありますので、根気強くケアを続けましょう。」とのことです。

具体的な事例

実際に、同様の症状で悩んでいた方の事例を紹介します。Aさんは、ベランダで育てていたポトスを秋に室内へ移動させたところ、葉の黄変が改善し、新しい葉が芽吹いてきました。ポイントは、室内への移動と、水やりの調整でした。Aさんは、「土の乾燥具合をしっかり確認して、乾いたらたっぷりと水やりをするように心がけました。最初は心配でしたが、根気強くケアを続けた結果、ポトスが復活して本当に嬉しかったです。」と語っています。

まとめ

ポトスの葉が黄色くなった場合、原因を特定し、適切な対策を行うことが重要です。寒さ、水やり、日照、栄養不足など、様々な要因が考えられます。室内への移動、鉢の確認と植え替え、水やりの調整、肥料の検討、葉の剪定、環境調整など、具体的な対策を行うことで、ポトスの復活が期待できます。焦らず、根気強くケアを続けることが大切です。

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