ポインセチアがしおれてしまった!復活させる方法と適切な育て方

買ったばかりのポインセチアがしおれてきました。先週の20℃を越した日にベランダに置いて日に当てたら2~3時間で葉がしおれてしまい、部屋に入れてもだめでした。日に当てたら駄目でしたか?もう元通りには戻りませんか?買ったばかりだったので凄く可愛そうな事をしてしまいました。

ポインセチアの葉がしおれた原因

ポインセチアがしおれてしまったとのこと、とても残念でしたね。買ったばかりで可愛がっていただけに、ショックも大きいと思います。まずは、原因を特定することが大切です。ご質問にある状況から、考えられる原因は以下の通りです。

直射日光による葉焼け

20℃を超える気温の中、ベランダで直射日光に2~3時間も当ててしまったことが、葉がしおれた一番の原因と考えられます。ポインセチアは、日光を好みますが、直射日光に長時間当てると葉焼けを起こし、葉がしおれてしまうことがあります。特に、真夏の強い日差しや、気温が高い状態での直射日光は危険です。ポインセチアは比較的寒さに強い植物ですが、急に強い日光に当てると、葉が水分を失い、しおれてしまうのです。

温度変化によるストレス

ベランダから室内への急激な温度変化も、ポインセチアにストレスを与え、しおれにつながる可能性があります。温度変化は植物にとって大きな負担になります。特に、ポインセチアは寒暖差に弱い面があるので、注意が必要です。

水のやりすぎ・水不足

水やりについても原因が考えられます。水やりが不足していると葉がしおれることは一般的ですが、水のやりすぎも根腐れを起こし、しおれにつながる場合があります。土の表面が乾いてから水やりをするのが基本です。

ポインセチアの復活と今後の育て方

では、しおれてしまったポインセチアを復活させる方法と、今後の適切な育て方について、具体的なアドバイスをしていきます。

応急処置

まずは、しおれたポインセチアの状態を確認しましょう。葉がしおれている程度であれば、まだ復活の可能性があります。以下の処置を試してみてください。

  • 日陰に移動する:直射日光を避け、明るい日陰に移動させましょう。レースカーテン越しの光などが最適です。
  • 葉水を与える:霧吹きなどで葉に優しく水を吹きかけ、葉の水分補給をしましょう。ただし、水滴が葉に残らないように注意してください。
  • 根腐れをチェック:鉢からポインセチアを取り出し、根の状態を確認します。根が黒くなっていたり、腐敗臭がする場合は、根腐れしている可能性があります。この場合は、腐った根を取り除き、新しい土に植え替えましょう。
  • 適切な水やり:土の表面が乾いてから、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと水を与えます。ただし、受け皿に溜まった水は捨てましょう。

今後の育て方

ポインセチアを元気に育てるためには、適切な環境とケアが重要です。

  • 日当たり:直射日光を避け、明るい日陰に置きましょう。東向きの窓辺などが最適です。
  • 温度:ポインセチアは15~20℃程度の温度を好みます。寒すぎると葉が落ち、暑すぎると葉がしおれてしまいます。温度管理には十分注意しましょう。
  • 水やり:土の表面が乾いてから水やりをします。乾燥気味に管理するのがポイントです。冬場は水やりの回数を減らしましょう。
  • 肥料:開花期(11月~1月)には、緩効性肥料を少量与えると良いでしょう。肥料の与えすぎは根を傷めるので注意が必要です。
  • 湿度:乾燥した環境を嫌うため、加湿器を使用したり、葉水を定期的に与えるのも効果的です。

専門家のアドバイス

園芸のプロである、フラワーショップ「グリーンライフ」の店長、山田さんにポインセチアの育て方について伺いました。

山田さん:「ポインセチアは、寒さには比較的強いですが、急激な温度変化や直射日光には弱いです。特に、気温が高い時期に直射日光に当てると、葉焼けを起こしてしおれてしまうことが多いですね。水やりは、土の表面が乾いてから行い、乾燥気味に管理することが大切です。また、風通しの良い場所に置くこともポイントです。」

まとめ

今回は、ポインセチアがしおれてしまった原因と、復活させる方法、そして今後の育て方について解説しました。しおれてしまったポインセチアも、適切な処置とケアを行うことで、復活する可能性があります。今回ご紹介した方法を参考に、美しいポインセチアを長く楽しんでください。

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