ボールパイソンが餌を食べない!原因と解決策|初めての飼育で迷わないための完全ガイド

ボールパイソンちゃんが餌を食べてくれません。5月の18日にイベントで頂いてすぐに帰宅し、用意してあった飼育セットに入れ、慣れてくれる様にと部屋を暗くして、マウスなどを飼いに出かけました。3時間程して帰ってきてから、1度マウスをあげてみたのですが、予想はしていましたが食べてくれません。(ホッパーマウス)ボールパイソン 60.2g ホッパーマウス 10g 店員に聞いたときは餌付けはしてあるとのことだったのですがやっぱり環境が変わってしまいまだなれてくれていないのでしょうか。それとも季節や脱皮が始まるのでしょうか。餌が大き過ぎたでしょうか。正直、恥ずかしい話 まったくの初心者で脱皮前の変化を知っていても、見分けることがまったくできません。いろいろと調べてみたところ、一週間位まった方がいいなどもありました。慣れてきたら、ゲージの中を動き回ると書いてあり、すごく動いてくれる様になったので昨日2度目のチャレンジもしてみたのですが、やはりだめ( ;´Д`) 湿度、温度計も用意してやってみたのですがダメでした。温度26度 湿度69% このまま食べてくれないのではと思うと怖くてたまりません 初心者で調べても調べても、恥ずかしい話なのですがどんどんわからなくなってしまいます。餌の解凍方法と与え方も見直したいので、改めて教えていただけないでしょうか。是非よろしくお願いします

ボールパイソンが餌を食べない!考えられる原因

ボールパイソンが餌を食べない原因は様々です。まずは、落ち着いて一つずつ確認していきましょう。ご質問にある状況から考えられる原因を以下にまとめました。

  • 環境の変化へのストレス:新しい環境への適応に時間がかかっている可能性があります。イベントから帰宅後、すぐに餌を与えようとしたことが、かえってストレスを与えてしまったかもしれません。
  • 脱皮前後の状態:脱皮前は食欲が低下することがあります。また、脱皮直後も消化器官が回復するまで餌を食べないことがあります。脱皮の兆候(眼が白っぽくなる、皮膚がくすむなど)がないか注意深く観察しましょう。
  • 餌のサイズ:ホッパーマウス10gに対してボールパイソンが60.2gでは、餌が少し大きいかもしれません。ボールパイソンの体重の10~15%程度の大きさのマウスを選ぶのが一般的です。小さめのマウスを試してみましょう。
  • 餌の温度:冷凍マウスを使用している場合、解凍方法が適切でない可能性があります。完全に解凍し、体温程度に温めてから与えることが重要です。冷たい餌は嫌がる場合があります。
  • 温度と湿度:温度26度、湿度69%は概ね適切ですが、個体差や季節によって最適な環境は変化します。温度計・湿度計は複数箇所に設置し、正確な数値を確認しましょう。特に、ケージ内の隠れ家部分の温度・湿度も確認することが重要です。
  • 病気:まれに、病気や寄生虫が原因で食欲不振になる場合があります。症状が続く場合は、獣医への相談が必要です。

具体的な解決策とアドバイス

上記の点を踏まえ、具体的な解決策を提案します。

1. 環境への配慮

  • 隠れ家の設置:ボールパイソンは隠れ家がないと不安を感じます。シェルターや人工的な隠れ家を設置し、安全な場所を提供しましょう。ケージのレイアウトも、落ち着けるように工夫してみましょう。
  • ストレス軽減:ケージを暗い場所に設置し、静かな環境を保ちましょう。頻繁にケージを覗き込んだり、触ったりしないように注意しましょう。落ち着いて様子を観察することが大切です。
  • ケージのサイズ:ケージが狭すぎる場合もストレスの原因となります。ボールパイソンが自由に動き回れる十分な広さのケージを用意しましょう。

2. 餌の与え方

  • 餌のサイズの見直し:小さめのマウス(体重の10~15%程度)を用意しましょう。ピンセットで優しくつかみ、ボールパイソンの口元に近づけてみましょう。無理強いはせず、自然に食べさせることが重要です。
  • 餌の解凍方法:冷凍マウスは冷蔵庫でゆっくり解凍しましょう。急激な温度変化は避けてください。解凍後は、ぬるま湯で体温程度に温めてから与えます。ただし、温めすぎると腐敗の原因となるため注意が必要です。
  • 餌の種類の変更:マウス以外の餌(例えば、ピンクマウスなど)を試してみるのも良いかもしれません。好みや消化のしやすさには個体差があります。
  • 給餌頻度:若い個体であれば週に1~2回、成体であれば2~3週間おきに給餌します。食べないからといって、頻繁に餌を与えすぎるとストレスになる可能性があります。

3. 健康状態の確認

  • 脱皮の確認:脱皮前後は食欲が低下します。眼が白っぽくなっていたり、皮膚がくすんでいたりする場合は、脱皮の兆候です。脱皮が完了するまで、餌を与えなくても心配ありません。
  • 排泄の確認:排泄物が正常かどうか確認しましょう。異常があれば、病気の可能性があります。
  • 獣医への相談:症状が改善しない場合、または異常が見られる場合は、爬虫類に詳しい獣医に相談しましょう。

4. 温度と湿度の管理

  • 複数箇所の温度・湿度測定:ケージ内を複数箇所で温度と湿度を測定し、適切な範囲内にあるか確認しましょう。特に、隠れ家部分の温度と湿度が重要です。
  • 温度・湿度調整:必要に応じて、保温器具や加湿器を使用し、適切な温度と湿度を維持しましょう。温度と湿度のバランスが大切です。
  • 通気性の確保:ケージ内の通気性を確保することも重要です。閉め切った状態だと、湿度が高くなりすぎてしまう可能性があります。

専門家のアドバイス

爬虫類専門の獣医や飼育経験豊富なブリーダーに相談することも有効です。彼らは、個々の状況に合わせた的確なアドバイスをしてくれます。

まとめ

ボールパイソンが餌を食べない原因は多岐に渡り、焦らず一つずつ原因を特定していくことが重要です。上記の点を参考に、落ち着いて対応しましょう。それでも改善が見られない場合は、専門家への相談を検討してください。 大切なのは、ボールパイソンが安全で快適な環境で過ごせるように配慮することです。

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