ボーダーコリーの子犬のトイレトレーニングとクレートトレーニング完全ガイド

犬のトイレトレーニング・クレートでの留守番について ボーダーコリー♀4ヶ月の子犬を2ヶ月の頃から飼っています。 大型犬用のゲージに、トイレを置いており、最近までフリーにしていても、トイレの失敗はありませんでした。 ①ここ1週間、急にアチコチに排泄するようになりました(成功もあるのですが) 特に環境が変わった訳でもなく、どうしたらいいのか戸惑っています。 またトイレトレーニングを一から始めたらよいのでしょうか? わざとしているのか?!と思うくらい、部屋の真ん中で息んでみたりと、片時も目が離せません。 ②お留守番中(仕事をしているので約7-8時間弱)ゲージで待っているのですが、クレートで待たせることは可能なのでしょうか? ゲージが部屋を占領しているので、できればクレートでお留守番が出来たらいいなぁと思っています。 クレートの方が、トイレトレーニングもしやすいと聞きますし… ①、②について、よいお知恵をお貸しいただけませんでしょうか? どちらか一方でも構いませんので、よろしくお願いします。

1.4ヶ月ボーダーコリーの子犬のトイレトレーニング:原因と解決策

4ヶ月齢のボーダーコリーは、活発で好奇心旺盛な時期です。最近までトイレの失敗がなかったのに、急に室内で排泄するようになったとのこと、ご心配ですね。まずは、その原因を探ることから始めましょう。

考えられる原因

  • 発情期:メス犬は4ヶ月齢でも発情期に入る場合があります。ホルモンバランスの変化が排泄行動に影響を与える可能性があります。
  • 病気:膀胱炎や尿路感染症などの病気も考えられます。頻尿や痛みを伴う排泄をする場合は、獣医さんに相談しましょう。
  • ストレス:環境の変化がなくても、生活リズムの変化や家族の雰囲気の変化など、犬は様々なストレスを感じています。例えば、新しい家族が増えた、引っ越しをした、普段と違う音がしたなど、些細な変化もストレスの原因になり得ます。
  • 学習不足:トイレトレーニングが不十分だった可能性があります。4ヶ月齢はまだ幼く、完全に理解しているとは限りません。
  • 遊びや興奮:遊びに夢中になったり、興奮状態になると、排泄を我慢できなくなることがあります。

具体的な解決策

  • 獣医への相談:まずは、獣医さんに相談し、病気の可能性を排除しましょう。血液検査や尿検査で原因を特定できます。
  • トイレの場所の見直し:トイレの場所が犬にとって落ち着かない場所、アクセスしにくい場所ではないか確認しましょう。静かで安全な場所にトイレを移動してみましょう。トイレシートの種類も試してみるのも良いでしょう。犬種によっては、トイレシートの素材や香りが好き嫌いがある場合があります。
  • トイレトレーニングの見直し:トイレトレーニングを一からやり直す必要はありませんが、基本に立ち返って、徹底的に行いましょう。成功したら必ず褒めて、ご褒美を与えましょう。失敗したら叱らず、すぐにトイレに連れて行きましょう。排泄のサイン(クンクンする、落ち着きがなくなるなど)を見逃さないように注意深く観察しましょう。子犬の排泄間隔は短いため、こまめなトイレ休憩が重要です。
  • ストレス軽減:犬がリラックスできる環境を整えましょう。安全で落ち着ける場所(クレートやベッドなど)を用意し、必要に応じてサプリメントを使用するのも良いでしょう。音楽療法なども効果がある場合があります。
  • 生活リズムの安定:食事、散歩、睡眠などの生活リズムを規則正しくしましょう。これは、犬の体内時計を安定させ、排泄のリズムを整えるのに役立ちます。
  • エンリッチメント:犬が退屈しないように、様々な遊びや知育玩具を用意しましょう。ボーダーコリーは知的な犬種なので、適切な刺激を与えることが重要です。ぬいぐるみやボール、知育おもちゃなどを用意して、飽きさせないように工夫しましょう。

2.クレートトレーニングと留守番

クレートは、犬にとって安全で安心できる空間を提供し、トイレトレーニングにも役立ちます。7~8時間の留守番は、クレートを使用することで可能ですが、準備が必要です。

クレート選びと準備

  • 適切なサイズのクレートを選ぶ:犬が自由に寝返りを打て、立ち上がって座れる程度の広さが理想です。大きすぎるとトイレをしても良い場所と認識してしまいます。
  • クレートに慣れさせる:最初はクレートの中に、おやつやオモチャを入れて、クレートの中に入ることを楽しい経験にしましょう。徐々に滞在時間を長くしていきましょう。無理強いは禁物です。
  • クレート内の快適さ:クレートの中に、犬が落ち着けるベッドやブランケットを入れましょう。快適な空間にすることで、クレートを安心できる場所と認識させます。
  • 留守番前の準備:留守番前にトイレを済ませさせ、水を十分に与えましょう。おやつを少量入れておくのも良いでしょう。

7~8時間の留守番について

7~8時間という長時間、クレートでの留守番は、子犬には負担が大きいため、最初は短い時間から始め、徐々に時間を延ばしていくことが重要です。途中でトイレ休憩が必要になる可能性があることを考慮し、留守番前にしっかり散歩させて、排泄を促しましょう。また、留守番中は、様子を確認できるペットカメラを設置するのも良いでしょう。

専門家の意見:動物行動学の専門家によると、クレートトレーニングは、犬の安心感と自立心を育むのに有効な方法です。しかし、長時間留守番させる場合は、犬の年齢や性格、健康状態などを考慮し、適切な対応をする必要があります。無理強いは逆効果となる可能性があるため、注意が必要です。

事例:ある飼い主さんは、最初は30分程度の留守番から始め、徐々に時間を延ばしていき、最終的には7時間程度の留守番を可能にしました。ポイントは、クレートをネガティブな場所と捉えさせないこと、そして、十分なトレーニングと準備をすることでした。

3.まとめ:継続的な努力と愛情が大切

トイレトレーニングとクレートトレーニングは、時間と忍耐を要する作業です。しかし、継続的な努力と愛情を注ぐことで、犬との信頼関係を深め、快適な生活を送ることができるようになります。焦らず、犬のペースに合わせて、一歩ずつ進めていきましょう。必要に応じて、動物行動学の専門家や獣医に相談することも有効です。

インテリアの観点からは、犬が落ち着ける空間づくりも大切です。例えば、落ち着いた色の家具や、犬が安全に遊べるスペースを確保するなど、犬にとって快適な環境を整えることで、トイレトレーニングやクレートトレーニングの効果を高めることができます。

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