ボーダーコリーと子供:安全な触れ合い方と効果的なしつけ方法

犬のしつけについて。私は結婚して嫁いで旦那の実家で暮らしているのですが家では一歳半になる、ボーダーコリーのオスを室内で飼っています。ブリーダーさんのところで売れ残っていたので実際には飼い出して半年です。性格は賢く、何回か教えるとすぐ覚え言うコトもよく聞き、穏和で人にも犬にもフレンドリーです。ただまだ子供なんでお調子者です。散歩中など犬を見つけると興奮して遊んでもらおうとキュンキュン言います(^_^;) 本題なのですが、先日旦那の姉の子供が旦那に「犬触ってもいい?」と言ったらしく旦那は「いいよ」と返事して玄関でその子の弟と友達と3人で静かに触っていました。私はすぐ隣の部屋で出かけるため、化粧をしてました。すると急に唸るような吠え方がしたので飛んで駆けつけました。一瞬、どこの犬が吠えた?と思うくらいうちのは吠える事も唸ったり怒る事がないのでビックリしました。子供が(姉の)飛びかかるようにして顔を噛まれていました。すぐ旦那も駆けつけ、旦那は手当てを、私は犬を連れだし、もちろん大叱りしました。身内だから良かったぢゃ済まない事をしてしまったのです。本来なら保健所に出されてるところだと旦那も怒ってました。原因は犬の背後から触ったため、ビックリしたのだと言う事でした。お姉さんも「子供が嫌がる事したんだと思うし犬も子供なんだからあんまり叱らんであげてな」と言われました。旦那は考えこんだらしつこいし高ぶった感情(たぶんショックとどうしつけしていいのかわからずパニック状態)のコントロールが下手な人で一晩中、犬を叱りつけていて私にも「おまえのしつけが悪い」と責任転換してきました。私はハラがたったのと犬のためにもどうにかしつけしてやりたいのですがこうゆう場合どうしつけしてあげれば今後、小さいコが触れても大丈夫なのでしょう?もちろん、その場で怒るのが1番な事や日々のおもちゃ以外のちょっとした噛み癖を直す事や子供がいる時には目を話さないなど気をつけるつもりです。保健所なんか出されるような機会を与えたくないので御協力お願いします。

状況整理と問題点

ご自宅で飼われている一歳半のボーダーコリーが、背後から近づかれた子供に噛み付いたという出来事ですね。犬は普段穏やかで人懐っこいとのことですが、今回の出来事によって、飼い主さんご自身も、ご主人も、そして犬自身も大きなショックを受けていることが分かります。ご主人の責任転嫁は残念ですが、まずは冷静になって、犬と子供、そして家族みんなにとって安全な環境を作ることを考えましょう。 重要なのは、犬の行動の原因を理解し、適切な対応をすることです。今回の噛みつきは、恐怖や驚きからくる防衛行動だった可能性が高いです。

犬の行動と原因分析

ボーダーコリーは賢く、学習能力が高い犬種です。しかし、賢いからこそ、ちょっとした刺激にも敏感に反応します。今回のケースでは、以下の点が考えられます。

  • 背後からの接近:犬は視覚的に後ろからの接近を認識しづらく、警戒心が強くなります。突然の接触は、犬にとって脅威に感じられた可能性があります。
  • 子供の行動:子供は、犬の気持ちを理解せずに、急に飛びついたり、強く触ったりする可能性があります。犬にとって、これは不快で、危険な行動に感じられたでしょう。
  • 環境:玄関という、犬にとってやや緊張する場所だった可能性も考えられます。普段リラックスできる場所での触れ合いとは、犬の反応が異なる場合があります。
  • 社会化不足:ブリーダーさんから半年前に迎え入れたとのことですが、幼少期の社会化が十分に行われていなかった可能性もあります。様々な人や動物との触れ合いを通して、社会性を身につける必要があります。

具体的なしつけ方法と対策

今回の出来事を教訓に、以下の対策を行いましょう。

1. 犬への教育:

  • 「触られる練習」: 犬がリラックスしている状態(食事中や睡眠中を除く)で、優しく撫でる練習をしましょう。最初は頭や首など、犬が触られるのを嫌がらない部分から始め、徐々に背中やお腹など、触れにくい部分にも触れるようにします。褒めてご褒美を与えることで、良い経験として記憶させましょう。この際、必ず犬の目を見て、ゆっくりと近づきましょう。
  • 「ノー」コマンドの強化: 犬が噛みつきそうになったり、興奮しすぎている時に「ノー」とハッキリ言い、落ち着くまで優しく抱きしめたり、場所を移動させましょう。 このコマンドは、日頃から色々な状況で練習することが重要です。おもちゃを取り上げる時や、他の犬と出会った時など、様々な場面で「ノー」を使い、犬に意味を理解させましょう。
  • 「おすわり」「待て」などの基本コマンドの強化:基本コマンドをマスターすることで、犬の行動をコントロールしやすくなります。 子供と触れ合う前には必ず「おすわり」や「待て」をさせ、落ち着いてから触れ合うようにしましょう。
  • 「触っても良いよ」シグナルの導入: 犬がリラックスしている時に、子供たちが犬に近づく前に「触っても良いよ」という合図(例えば、特定の言葉やジェスチャー)を教えます。犬がその合図を理解したら、優しく触れ合うことを許可します。

2. 子供への教育:

  • 犬との接し方の指導: 子供たちに、犬にどのように接すれば良いかを教えましょう。 犬に近づきすぎない、急に触らない、背後から近づかない、大声を出さない、などを具体的に説明します。 絵本の活用なども効果的です。
  • 犬の気持ちの理解: 子供たちに、犬にも感情があり、怖いと感じたり、嫌なことをされたりすると怒ったりする事を理解させましょう。 犬のしぐさや表情をよく観察し、犬が嫌がっているサイン(尻尾を挟む、目をそらす、唸るなど)に気づけるように教育しましょう。
  • 監視体制の徹底: 子供と犬が一緒にいる時は、必ず大人が監視し、危険な状況にならないように注意しましょう。 特に、小さい子供は予測不能な行動をするため、目を離さないことが重要です。

3. 環境整備:

  • 犬の安全空間の確保: 犬が落ち着いて過ごせる、自分だけの安全な空間(クレートやベッドなど)を用意しましょう。 疲れた時や、子供と触れ合うのが嫌な時は、自由にその空間に入ることができるようにします。
  • 子供と犬の触れ合いの場所の選定: 玄関などの緊張しやすい場所ではなく、犬がリラックスできる広い場所で、子供と犬が触れ合うようにしましょう。

4. 専門家への相談:

どうしても改善が見られない場合は、動物行動学者やドッグトレーナーに相談することをお勧めします。 専門家のアドバイスを受けることで、より効果的なしつけ方法を見つけることができます。

まとめ

今回の出来事は、犬と子供、そして家族みんなにとって辛い経験となりましたが、これを教訓に、犬と子供、そして家族みんなが安全に暮らせる環境を築いていきましょう。 焦らず、根気強く、適切なしつけと教育を行うことで、犬と子供たちの安全で幸せな関係を築くことができます。 ご主人の協力も得ながら、一歩ずつ進めていきましょう。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)