ホーランドロップの赤ちゃんとの部屋んぽと野菜・果物摂取について

ホーランドロップの女の子、3ヶ月の子を飼っています。おうちにお迎えしてから、約1ヶ月が経ちました。 ケージのお掃除や餌を入れる時にも噛んだりなどはなく、なでなでして!と、私の手の下に頭を入れてきたり、つんつんしてきたりして、人なつっこい子です。以前、こちらで質問させていただき、抱っこやグルーミング中も、大人しくじっとしてくれていて、抱っこの時は、なでなでしながら、まだ短時間にしたりして、ゆっくりですが信頼関係を徐々に築いています。 お迎えしてから、この様な1ヶ月が経ったのですが、悩みがあり、ご相談させていただきました。ケージから出してあげて、サークルで仕切った空間でのみ、部屋んぽをそろそろさせてあげたくて、サークル・サークルの下にひくマット・ケージからスムーズに出られる様に木の板を準備し、ケージの扉を開けてあげ、木の板をケージからサークル内へ渡り橋みたいにかけてあげてるのですが、興味はあるのか、ケージから半分くらい体を出す、その木の板の上までは出て来られる様になったのですが、おやつを見せてサークル内に誘ったりしても、木の板まで出てきて急いでケージに戻ってしまいます(>_<) 運動不足解消にサークル内だけでも部屋んぽさせてあげたいのですが、どうすれば出てきてくれますか…?(^。^;) また、今あげている餌以外の、野菜やフルーツは、まだ幼いので、ほんの1かけらくらいしか与えない様に注意して、与えてあげたいのですが、先日、イチゴのかけらを手で口の辺りに持っていったら、物凄く嫌な表現をして、ペレットや牧草以外の生の野菜やフルーツは全く嫌いな様なのですが、これから先、野菜やフルーツは、与えなくても、ウサちゃんの体に悪い影響はないのでしょうか? 長くなりましたが、よろしくお願いいたしますm(_ _)m

3ヶ月ウサギの部屋んぽ:サークルへの誘導方法

3ヶ月のホーランドロップちゃんは、まだ新しい環境に慣れていない時期です。ケージからサークルへの移動を嫌がるのは、不安や恐怖心からくる自然な反応と言えるでしょう。焦らず、段階的に部屋んぽに慣れていくことが大切です。

段階的な部屋んぽトレーニング

  • ステップ1:サークルに魅力を与える ケージの近くにサークルを設置し、ウサギがサークルに興味を持つようにします。お気に入りの玩具や、普段与えているペレットを少量サークル内に置いてみましょう。ウサギが自らサークルの中に入る様子を観察し、怖がらずに近づけるように促します。安全で安心できる場所だと認識させることが重要です。
  • ステップ2:木の板の活用 木の板は良いアイデアです。しかし、渡り橋としてではなく、ケージとサークルの間を繋ぐ「安全な通路」として認識させることが重要です。最初は、木の板をケージの中に半分、サークルに半分置くことから始めましょう。ウサギが自由に板の上を歩き回れるようにします。徐々に板の位置を調整し、ケージからサークルへの距離を縮めていきます。無理強いせず、ウサギのペースに合わせて進めましょう。
  • ステップ3:おやつ戦略の見直し おやつは誘引剤として有効ですが、強引に与えるのは逆効果です。サークル内に少量のおやつを置き、ウサギが自ら近づいて食べる様子を観察しましょう。おやつを食べる際に、サークル内にいることに対して良い経験を積ませることが大切です。 おやつは、ペレットではなく、ウサギの大好物である乾燥パセリやチモシーなどを少量使用してみましょう。
  • ステップ4:時間と場所の工夫 部屋んぽの時間は短時間から始め、徐々に時間を延ばしていきます。最初は5分程度から始め、徐々に10分、15分と増やしていきましょう。また、静かで安全な場所を選び、ストレスを与えないように配慮することが大切です。騒音や人の出入りが多い場所では、ウサギは落ち着いて過ごすことができません。
  • ステップ5:ポジティブな強化 サークル内で良い行動を見せた際には、褒めてあげたり、おやつを与えたりすることで、ポジティブな強化を行います。ウサギは、良い行動に対してご褒美がもらえると学習します。この方法により、サークル内での滞在時間を徐々に長くすることができます。

専門家からのアドバイス:獣医師の意見

獣医師に相談することで、ウサギの健康状態や行動に関する専門的なアドバイスを受けることができます。特に、ウサギが部屋んぽを嫌がる原因が、健康上の問題に起因している可能性も考慮する必要があります。

ウサギの野菜・果物摂取について

3ヶ月のウサギは、消化器官が未発達なため、野菜や果物は少量ずつ与えることが重要です。イチゴを嫌がったとのことですが、全ての野菜や果物を嫌がるわけではありません。

野菜・果物の与え方

  • 種類と量:ペレットや牧草が主食であることを忘れずに、野菜や果物はあくまで補助的な役割として与えましょう。最初は少量(数ミリ程度)から始め、様子を見ながら徐々に量を増やしていきます。安全な野菜としては、レタス、パセリ、ニンジンなどが挙げられます。果物では、リンゴやバナナなどが適しています。ただし、糖分が多い果物は控えめにしましょう。
  • 与えるタイミング:主食であるペレットや牧草を食べた後に、少量の野菜や果物を与えるようにします。空腹時に与えると、消化不良を起こす可能性があります。
  • 新鮮なものを:新鮮な野菜や果物を与え、傷んでいるものは避けましょう。傷んだ野菜や果物は、下痢や嘔吐の原因となる可能性があります。
  • 新しい野菜・果物の導入:新しい野菜や果物を与える際は、少量から始め、ウサギの様子を注意深く観察します。アレルギー反応や消化不良がないかを確認しましょう。

野菜・果物を与えない場合のリスク

野菜や果物を全く与えない場合、ビタミンやミネラルの不足により、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。しかし、ペレットや牧草を適切に与えていれば、必ずしも野菜や果物を与える必要はありません。ただし、栄養バランスを考慮し、必要に応じてサプリメントなどを検討することも可能です。獣医師に相談し、ウサギの状態に合わせた適切な栄養補給方法をアドバイスしてもらうことをお勧めします。

インテリアとウサギの部屋んぽ

部屋んぽのスペースを確保する際に、インテリアも考慮しましょう。

安全な空間づくり

  • 家具の配置:ウサギが噛んだり、引っかいたりする可能性のある家具や電化製品は、部屋んぽスペースから遠ざけましょう。また、倒れる可能性のある家具は固定するなど、安全対策を徹底しましょう。
  • 床材:滑りやすい床材は、ウサギの足に負担がかかるため避けましょう。カーペットやマットなどを敷くことで、安全で快適な空間を作ることができます。ブラウン系の落ち着いた色合いのマットは、ウサギにも飼い主さんにもリラックス効果をもたらします。
  • 隠れ家:ウサギは、落ち着ける隠れ家が必要です。段ボールハウスや、市販のウサギ用ハウスなどを設置することで、安全で安心できる空間を提供できます。

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