ホーランドロップのうさぎと楽しく暮らすための抱っこ術

うさぎの抱っこについて教えて下さい。わが家では、先月からホーランドロップ(♀)を飼いはじめました。今2ヶ月半です。毎日、1時間程度部屋んぽをさせています。ゲージのある部屋とは別の部屋で、家具などの隙間に入り込まない様に段ボールで囲いを作って一緒に遊んでいます。最近は慣れてきたようで、私や夫の周りをまわったり、楽しそうに飛び跳ねています。しかし、問題はゲージに戻す時です。私の抱っこの仕方が下手なせいかもしれませんが、とにかく逃げ回ります。追いかけるのは逆効果だと思うので、おやつでつってみたり、本を参考にしながら色々やってみるのですが、いつも一苦労で、結局追いかけてしまう結果に…。ゲージから出す時には結構素直に抱っこされてくれますし、初めの頃は意外とすんなりだったのですが…日に日に大変になっていきます。元々うさぎは抱っこが苦手なのはわかっているし、時間がかかるのも理解しているつもりです。でも、私の対応のせいで余計に苦手になってしまったら…と思うと、少し部屋んぽが怖くなってしまいます。そこで、先輩飼い主の皆さんに、どうしたら楽しく遊んでるうさぎをうまく抱っこして、ゲージに入れる事が出来るようになるかアドバイスをお願いしたいです。コツや実際の成功例も挙げていただけると助かります。よろしくお願いします。

うさぎの抱っこ:ストレス軽減と安全な方法

2ヶ月半のホーランドロップちゃん、活発で可愛い盛りですね!部屋んぽを楽しんでいる様子が目に浮かびます。しかし、ゲージへの戻し方で苦労されているとのこと、ご心配ですね。うさぎは抱っこが苦手な動物です。無理強いするとストレスを与え、ケガのリスクも高まります。大切なのは、うさぎに安心感を与え、安全に抱っこすることです。

抱っこの前に:準備と環境

まず、抱っこする前に準備を整えましょう。

  • 安全な場所を確保する:抱っこする場所を事前に決め、周囲に危険な物がないか確認しましょう。ソファやベッドの上など、高い場所での抱っこは避けてください。
  • 落ち着ける空間を作る:うさぎが落ち着けるように、静かな場所で抱っこしましょう。テレビの音や騒音は避け、優しく語りかけるなど、リラックスできる雰囲気を作ることが大切です。
  • おやつを用意する:お気に入りのペレットやおやつを用意しておきましょう。うまく抱っこできたらご褒美として与えることで、抱っこへの抵抗感を減らすことができます。ただし、おやつに頼りすぎると、おやつがないと抱っこさせてくれないという状況になる可能性があるので、あくまで補助的な役割として使いましょう。
  • タオルを用意する:うさぎを包み込むように抱っこする際に、タオルを使うと安心感を与えられます。特に、初めて抱っこする時や、うさぎが警戒している時は有効です。

正しい抱っこの仕方

うさぎを安全に抱っこするには、正しい方法を学ぶことが重要です。

  • 優しく近づく:うさぎにいきなり手を伸ばすのではなく、ゆっくりと近づき、声をかけながら信頼関係を築きましょう。うさぎの反応を見ながら、ゆっくりと距離を縮めていくことが大切です。
  • 身体を支える:うさぎの身体をしっかりと支えることが重要です。片手で優しく包み込み、もう片方の手で腰を支えるように抱っこしましょう。背中をしっかり支えることで、うさぎは安心感を得ることができます。決して、首や足を掴んで抱き上げないようにしましょう。
  • 身体を密着させる:うさぎの身体を自分の身体に密着させることで、うさぎは安心感を覚えます。心臓の音を聞かせることで、落ち着かせる効果も期待できます。
  • 短時間で済ませる:うさぎは抱っこされている時間が長くなるとストレスを感じます。必要な時間だけ抱っこし、すぐにゲージに戻してあげましょう。

ゲージへの戻し方:追いかけない!

うさぎが逃げ回る時は、追いかけるのは逆効果です。焦らず、ゆっくりと対応しましょう。

  • おやつ作戦:ゲージの中に、うさぎの大好物のおやつを入れておきましょう。おやつに誘導することで、自然とゲージに入っていくように促せます。
  • 誘導作戦:ゲージの扉を開けたまま、おやつや好きなおもちゃをゲージの中に置いて、うさぎを誘導してみましょう。ゆっくりとゲージに近づき、自然と入っていくのを待ちましょう。
  • 落ち着くまで待つ:どうしてもゲージに入らない場合は、無理強いせず、落ち着くまで待ちましょう。うさぎがリラックスしたら、再度誘導を試みてください。
  • ケージを居場所として認識させる:ケージ内を快適な空間にしましょう。お気に入りの寝床や、隠れる場所を用意することで、うさぎはケージを安全な場所と認識しやすくなります。また、ケージ内を清潔に保つことも重要です。

専門家のアドバイス:獣医さんの意見

獣医さんによると、「うさぎは抱っこが苦手で、無理強いするとストレスや怪我につながります。抱っこは最小限に留め、安全な方法を心がけましょう。もし、抱っこに抵抗があるようであれば、無理強いせず、うさぎのペースに合わせて接することが大切です。」とのことです。

成功例:先輩飼い主さんの体験談

実際に、うさぎの抱っこに苦労していた先輩飼い主さんから成功例を伺いました。

「最初は追いかけていましたが、獣医さんに相談したところ、おやつ作戦と、ゲージを快適な空間に変えることをアドバイスされました。ゲージの中に、うさぎが大好きな牧草や、隠れ家となるハウスを設置したところ、驚くほどスムーズにゲージに入るようになりました。今では、部屋んぽの終わりには、自らゲージに入っていくようになりました。」

インテリアと部屋んぽ環境

部屋んぽの環境も、うさぎのストレス軽減に大きく関わってきます。

  • 安全な空間:段ボール囲いは良いアイデアですが、通気性を確保し、逃げ場がないように注意しましょう。家具の隙間などに逃げ込まないよう、しっかりとした囲いが必要です。また、噛み砕いてしまう可能性のある素材は避けましょう。
  • ブラウン系のインテリア:落ち着いたブラウン系のインテリアは、うさぎにとってリラックスできる空間を作り出します。ブラウンは自然の色合いで、うさぎの神経を落ち着かせ、安心感を与えてくれる効果があると言われています。ただし、暗い色ばかりだと圧迫感を与える可能性があるので、明るい色の家具や小物を組み合わせるのも良いでしょう。
  • 隠れ家:うさぎは隠れ家が好きです。ハウスやトンネルなどを設置して、安全な場所を提供しましょう。これにより、部屋んぽ中も落ち着いて過ごすことができます。

まとめ:うさぎとの信頼関係が鍵

うさぎを安全に抱っこし、ゲージに戻すためには、うさぎとの信頼関係が最も重要です。焦らず、うさぎのペースに合わせて、優しく接することで、徐々に抱っこに慣れてくれるでしょう。 無理強いせず、安全な方法を心がけ、快適な部屋んぽ環境を整えることで、あなたとホーランドロップちゃんとの絆がさらに深まることでしょう。

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