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13畳リビングでの7.1chホームシアター:ECLIPSE TD508Ⅱと307Ⅱの組み合わせ
13畳のリビングにECLIPSE TD508Ⅱと307Ⅱを用いた7.1chホームシアター構築について、ご質問ありがとうございます。奥行き3.5mという条件を考慮すると、スピーカー配置と音質のバランスが重要になります。
スピーカー配置と音質のバランス
まず、7.1chシステムでフロント・センターにTD508Ⅱ、サラウンド・サラウンドバックに307Ⅱを使用することは、全く問題ありません。TD508Ⅱはパワフルな低音再生能力を持つため、フロントスピーカーとして最適です。307Ⅱはコンパクトながらクリアなサウンドを提供し、サラウンドスピーカーとして効果を発揮します。
しかし、奥行きが3.5mしかない長方形のリビングでは、サラウンドスピーカーの配置に工夫が必要です。後方スピーカーを壁に近づけすぎると、音が反射して定位が曖昧になる可能性があります。理想的には、リスニングポジションからスピーカーまでの距離をなるべく均等にすることが重要です。
具体的な配置例:
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* フロントスピーカー(TD508Ⅱ×2):テレビの左右に配置。
* センタースピーカー(TD508Ⅱ):テレビの下または上に配置。
* サラウンドスピーカー(307Ⅱ×2):リスニングポジションの左右後方に配置。壁からある程度離し、天井反射を利用して音場を広げることを意識します。
* サラウンドバックスピーカー(307Ⅱ×2):リスニングポジションの後方、やや外側に配置。これも壁からの距離に注意します。
サブウーファーの必要性
低音を「ズンズン」鳴らしたくないとのことですが、サブウーファーは低音の量感を調整できるため、必ずしも不要ではありません。フォステクスのCW200Aはコンパクトで低音の量感を調整しやすいので、後から追加購入を検討しても良いでしょう。最初は接続せずに試聴し、必要であれば導入することをおすすめします。
予算とスピーカーの選択
TD508Ⅱを全スピーカーに使用したい気持ちは分かりますが、予算オーバーになるようでしたら、現状の組み合わせで十分満足できる音質が得られるでしょう。TD508Ⅱの圧倒的な音質をフロント3chに集中させることで、より臨場感のあるサウンドを実現できます。
インテリアとの調和:ブラウン系のコーディネート
ホームシアターシステムは、リビングのインテリアの一部です。ブラウン系のスピーカーと、リビング全体のインテリアコーディネートを検討しましょう。
ブラウン系インテリアのメリット
ブラウンは落ち着きと温かみのある色で、どんなスタイルにも合わせやすい万能カラーです。特に、木目調の家具や自然素材との相性が抜群です。
具体的なインテリアコーディネート例
* 壁の色:ベージュやアイボリーなどの淡い色を選ぶことで、ブラウン系のスピーカーが引き立ちます。
* 床の色:ダークブラウンのフローリングや、ベージュのカーペットなどがおすすめです。
* 家具:木製の家具や、ブラウン系のファブリックソファなどが調和します。
* 照明:間接照明を効果的に使用することで、落ち着いた雰囲気を演出できます。
専門家の視点:音響設計の重要性
ホームシアターの音質を最大限に引き出すには、音響設計が重要です。専門業者に相談し、部屋の形状や素材を考慮した最適な配置を検討することをおすすめします。特に、13畳という広さ、長方形という形状、畳コーナーの存在は音響に影響を与える可能性があります。専門家のアドバイスを得ることで、より満足度の高いホームシアターを実現できるでしょう。
子供がいる家庭でのホームシアター:安全対策と配慮
小さなお子様がいる家庭では、スピーカーの設置場所や安全対策に配慮が必要です。
スピーカーの設置場所
* 高い位置に設置する、または壁掛けにすることで、お子様のいたずらによる破損を防ぎます。
* コード類は、お子様の手に届かない場所に収納します。
その他配慮事項
* 音量を調整し、お子様の聴力に配慮します。
* スピーカーの周囲に、お子様が触れないようにガードを設置するのも良いでしょう。
まとめ:理想のホームシアターを実現するために
ECLIPSE TD508Ⅱと307Ⅱの組み合わせは、13畳のリビングで7.1chホームシアターを構築するのに最適な選択です。予算やお子様の安全性を考慮しながら、最適なスピーカー配置とインテリアコーディネートを計画しましょう。専門家のアドバイスを受けることで、より満足度の高いホームシアターを実現できます。