ホテルライクな部屋を実現!潔癖症の夫も納得の空間づくり

皆さんのお部屋はどんな感じですか?共に30代の夫婦、子供はいません。主人が割と潔癖症なタイプで、ホテルのような部屋を求められています。・物はなるべく置かない・毎日掃除機をかける・部屋の角、電気のシェードなどにも埃をためない・水回りはきれいに。ステンレスも常にピカピカにしておく以上の事をやっていても足りないと言われ何が足りないか尋ねても『うまく言えないけど、なんか生活感があるのが嫌』テレビで匠がやってるリフォーム番組の、アフターの状態をキープしたいんだそうです。突然の来客があっても、恥ずかしくないようにしてるつもりですし、ここで生きてるんだから、多少生活感があっても仕方ないと思うんですが…惰性があるから、そういう考えになるんだ!と言われ、カチンときました。皆様のお住まいはどんな感じですか?また、ホテルのような部屋を作るコツがありましたらご教授下さい。

ホテルのような部屋とは?生活感を感じさせない空間づくりのポイント

ご主人のお気持ち、よく分かります。確かに毎日掃除機をかけ、水回りをピカピカに保つ努力をされているにも関わらず、「生活感」が気になるというのは、奥様としてはモヤモヤするのも当然です。 しかし、ご主人の求める「ホテルのような部屋」とは、単なる清潔さだけではありません。それは、洗練された空間デザインと、無駄を省いたミニマルなインテリアによって実現される、非日常的な空間なのです。

この記事では、ホテルのような部屋を作るための具体的なコツと、その背景にある心理的な要因を解説します。 ご主人と話し合い、より良い住空間を実現するためのヒントになれば幸いです。

ホテルライクな空間を作るための7つのステップ

1. モノを徹底的に減らす:ミニマリズムの追求

ホテルの部屋は、無駄なものが一切ありません。 まず、本当に必要なものだけを残し、不要なものは徹底的に処分しましょう。 これは、単なる片付けではなく、「所有する」という行為を見直すことが重要です。

* 不要なものは、迷わず捨てる。
* 必要だけど使っていないものは、収納を見直すか、別の場所にしまう。
* 同じような機能のものは、一つに絞る。
* 定期的な断捨離を習慣化する。

例えば、洋服は、本当に気に入って着ているものだけを残し、着ていないものはリサイクルショップに持っていくなど、具体的な行動に移しましょう。

2. 収納を工夫する:見えない収納でスッキリと

モノを減らしたら、次は収納です。ホテルのような部屋は、物が散らかっていないだけでなく、収納も美しく整えられているのが特徴です。

* クローゼットや収納棚は、仕切りを使って整理整頓する。
* 見えない収納を最大限に活用する(引き出し、扉付き収納など)。
* 収納ボックスを統一して、見た目も美しくする。
* 壁面収納を活用して、床面積を広く確保する。

収納用品は、透明なケースではなく、落ち着いた色の不透明なケースを選ぶことで、生活感が軽減されます。

3. 色選びの重要性:グレーを基調とした落ち着いた空間

ホテルの部屋は、落ち着いた色調で統一されていることが多いです。特にグレーは、高級感があり、清潔感を演出するのに最適な色です。 壁や床、家具などにグレーを取り入れることで、洗練された雰囲気を作ることができます。 他の色は、グレーを邪魔しない、白やベージュ、ダークブラウンなどをアクセントとして使用すると良いでしょう。

4. 照明計画:間接照明でリラックスした雰囲気を

照明も重要な要素です。ホテルのような部屋は、間接照明を効果的に使用することで、温かく、リラックスできる雰囲気を作り出しています。 シーリングライトだけでなく、スタンドライトやフロアライト、間接照明などを組み合わせることで、空間の奥行きと陰影を演出できます。

5. 清潔感を保つ:こまめな掃除とメンテナンス

これは、奥様が既に実践されていることですが、毎日掃除機をかけるだけでなく、定期的な拭き掃除も重要です。 特に、部屋の角や電気のシェードなどは、埃が溜まりやすいので、こまめに掃除しましょう。 また、水回りの清掃は、毎日行うのが理想です。

6. ホテルライクなインテリアの導入:上質な素材とデザイン

家具や小物を選ぶ際には、上質な素材とデザインを重視しましょう。 安価なものではなく、長く使える質の良いものを選ぶことで、部屋全体の格調を高めることができます。 例えば、天然木の家具や、上質なファブリックのソファなどは、高級感を演出するのに効果的です。

7. 空間デザイン:プロの力を借りるのも一つの手

どうしても生活感が抜けず、ご自身で解決できない場合は、インテリアコーディネーターなどのプロに相談してみるのも良いでしょう。 プロの視点を取り入れることで、より洗練された空間を実現できる可能性があります。

専門家の視点:インテリアコーディネーターからのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から見ると、ご主人の求める「ホテルのような部屋」は、単なる清潔さだけでなく、空間全体のバランス統一感が重要です。 ご自身が既に努力されている清潔さはもちろんですが、そこにデザイン性を加えることで、より満足度の高い空間が実現します。

まとめ:継続的な努力と柔軟な対応が鍵

ホテルのような部屋を作るには、継続的な努力が必要です。 一度完璧な状態を作ったとしても、生活していく中でどうしても生活感は出てきます。 大切なのは、常に意識して維持していくこと、そして、ご主人と話し合い、お互いの意見を尊重することです。 この記事で紹介したコツを参考に、理想のホテルライクな空間を実現し、快適な生活を送ってください。

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