ペール缶やブリキバケツでジャンクガーデン!植物の選び方と冬夏対策

ペール缶(オイル缶)や、ブリキバケツなどに植物を植えてジャンク風にしている素敵な写真をよく見かけます。 自分もユーカリとセダムを別々に大きな金属製容器に植えたいと思っているのですが、 ペール缶や、バケツに植えたばかりに枯れるなんてことにはなりませんか? 寒い冬や暑い夏が心配です。 底面にはやはり穴を開けなければいけませんか? 経験談などお聞かせください。 ジャンクガーデンに憧れています。補足置き場所は南向きの軒下です。

ジャンクガーデン風プランターの魅力と注意点

ペール缶やブリキバケツを使ったジャンクガーデン風のプランターは、ヴィンテージ感あふれるおしゃれな空間を演出できます。錆びた金属の質感と緑の植物の組み合わせは、独特の雰囲気を醸し出し、他にはない個性を表現できます。ユーカリやセダムは、その雰囲気にもぴったりですね。しかし、金属製の容器は、土の乾燥や温度変化の影響を受けやすいという点に注意が必要です。特に、冬場の寒さや夏場の暑さは植物にとって大きなストレスとなります。

ペール缶・ブリキバケツへの植栽:成功のためのポイント

1. 底穴の有無:必須です!

底穴は必ず開けましょう。これは、植物の生育にとって非常に重要です。底穴がないと、水はけが悪くなり、根腐れを起こして枯れてしまう可能性が高くなります。特に、ユーカリやセダムのような植物は、過湿を嫌うため、排水性の良い環境が不可欠です。ドリルなどで簡単に穴を開けられますので、必ず作業を行いましょう。

2. 適切な土壌選び:水はけと保水性のバランス

金属製の容器は、土の乾燥が早く進みます。そのため、水はけが良いだけでなく、ある程度の保水力も備えた土壌を選ぶことが重要です。市販の培養土に、パーライトや赤玉土を混ぜて、水はけと保水力のバランスを調整しましょう。

3. 植物の選定:環境に適した種類を選ぶ

ユーカリとセダムは、どちらも比較的丈夫な植物ですが、生育環境には違いがあります。ユーカリは日当たりを好みますが、セダムは乾燥に強い品種が多いです。南向きの軒下であれば、日当たりは十分でしょうが、夏の直射日光は強すぎる可能性があります。ユーカリは半日陰になる場所セダムは直射日光が当たる場所に配置するなど、植物ごとに最適な場所を考えてあげましょう。

4. 冬の寒さ対策:霜よけと保温

冬は、金属製の容器が冷えやすく、植物が凍害を受ける可能性があります。不織布や寒冷紗などで鉢全体を覆う鉢の周りに藁などを敷いて保温するなどの対策が必要です。特に、ユーカリは寒さに弱い品種もありますので、注意が必要です。

5. 夏の暑さ対策:直射日光と乾燥対策

夏は、金属製の容器が熱を帯びやすく、植物が乾燥しやすくなります。直射日光を避ける工夫をするか、遮光ネットを使用することをおすすめします。また、土の表面が乾燥したら、こまめに水やりを行いましょう。ただし、水やりしすぎると根腐れを起こすので、土の表面が乾いてからたっぷりと与えるようにしましょう。

6. 容器の選び方:サイズと素材

ペール缶やブリキバケツは、サイズや素材によって、温度変化の影響度が変わってきます。大きめの容器を選ぶことで、温度変化を緩和することができます。また、二重構造になっている容器であれば、保温効果が高まります。

専門家のアドバイス:ガーデニングアドバイザー 山田花子さん

「金属製の容器は、土の温度変化が激しいため、植物の生育には注意が必要です。特に、根腐れには気を付けてください。底穴を開けることはもちろん、適切な土壌を選び、水やりを適切に行うことが大切です。植物の種類によって、日当たりや水やりの頻度も調整しましょう。植物の状態をよく観察し、必要に応じて対策を講じることで、美しいジャンクガーデンを実現できます。」

具体的な対策例

* ユーカリ:大きめのペール缶を選び、底穴を開けて水はけの良い土を使用。夏の直射日光を避けるために、半日陰に配置。冬は不織布で保温。
* セダム:ブリキバケツを選び、底穴を開けて乾燥に強い土を使用。日当たりの良い場所に配置。夏は土の乾燥に注意し、こまめに水やり。冬は霜よけをする。

まとめ

ペール缶やブリキバケツを使ったジャンクガーデンは、魅力的な空間を演出できますが、植物の生育には細心の注意が必要です。底穴を開け、適切な土壌を選び、水やりや温度管理を適切に行うことで、植物を元気に育てることができます。この記事を参考に、あなただけの素敵なジャンクガーデンを創造してください。

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