ペット可賃貸で猫の騒音問題!ケージ飼い強要は妥当?大家の対応と今後の対策

ペット可の賃貸マンションで猫を飼っているのですが、隣人からの騒音クレームでケージ飼いを強要されそうです。 引越して約3週間、最初は管理会社を通して話声の苦情、その後物音への苦情により深夜一時半、二日後に深夜3時と朝10時の訪問を受けました。 猫は親バカではなく非常に大人しく、大抵まったりしています。 不定期で朝方5時頃に15分程度徘徊するものの、少なくとも訪問を受けた際には騒いでいません。 管理会社、大家ともにこちらの状況を何度も説明しましたが結局猫のせいにされました。 最初の苦情を受けてから、私と主人は話声、足音に極力気を使い、夜間には別の部屋で寝て猫を見張り、猫が右から左に歩くだけで取り押さえるような生活をしています。その状況も伝えてあります。 最終的に私たちが1つ隣の部屋(苦情のあった部屋の隣の隣)へ敷金礼金なしで移動をすることになりました。ありがたい処置です。 が、その際に大家から「次に(今まで住んでた)この部屋に来た人から猫のことで苦情がきたら、契約書には書いてないが完全ケージ飼いをしてもらう」「他のペット可の物件でもケージ飼いは当たり前だろう」と非常に感じ悪く、首を縦にしかふれない状況で言われました。 完全ケージ飼いのペット可なんて聞いたことはありませんし、そもそもそんな所なら契約しません。 騒音の本当の原因を調べず、隣人の主張だけを受け入れ、こちらが全面的に折れる形で短期間での移動をするという多大な手間をかけられたのに、中立でなければいけない大家にこのような態度を取られるのには納得がいきません。 主人は他へ引越そうと言ってくれていますが、秋には子供が生まれるので出費は押さえたいのと、田舎の為ペット可賃貸物件が極端に少なく、便利で安全な立地を考えると、納得いかなくてもしばらく住み続けるしかないような気がします。 家賃は相場より1.5倍程、鉄筋、ファミリー向け、最上階、入居時の提出書類が今までで一番多く審査は厳しいと思いました。 この場合、やはり大家の意見と、今後のトラブルの際契約にはないケージ飼いは妥当でしょうか? 隣人の神経質な苦情や非常識な時間の訪問、具体的な調査をしていないこと、マンションの構造的にも問題あると思いますが…。 今更でも何か主張すべきてすか?

賃貸におけるペット飼育と騒音問題:大家の対応とあなたの権利

今回のケースは、ペット可物件における騒音トラブルと、大家の対応の妥当性についての問題です。 まず結論から言うと、契約書に明記されていない「完全ケージ飼い」を強制されるのは不当です。 大家の対応は、客観的な調査をせずに一方的に居住者の責任とする偏ったものであり、問題があります。

騒音トラブルの実際と大家の対応の問題点

隣人からの苦情の内容、深夜の訪問時間、そして大家の「完全ケージ飼い」発言など、いくつかの問題点が指摘できます。

  • 客観的な調査の不足:騒音の原因が猫であるという決定的な証拠は提示されていますか? 専門業者による騒音測定が行われましたか? もし行われていなければ、大家は客観的な事実確認を怠っていると言えます。
  • 深夜の訪問:深夜や早朝に訪問するのは、居住者のプライバシーを侵害する可能性があります。 正当な理由がない限り、このような時間帯の訪問は問題です。
  • 契約外の条件の強制:契約書に「完全ケージ飼い」の義務が明記されていないにも関わらず、それを強制するのは違法行為となる可能性があります。 ペット可物件であっても、飼育方法まで細かく規定されていないのが一般的です。
  • 大家の中立性の欠如:大家は、居住者と隣人の間で中立的な立場を保つべきです。 一方的な隣人の主張を鵜呑みにして、居住者に一方的な負担を強いるのは、不適切な対応と言えます。

完全ケージ飼いは本当に「当たり前」なのか?

大家の発言「他のペット可の物件でもケージ飼いは当たり前だろう」は、事実とは異なります。 多くのペット可物件では、ケージ飼いを強制する規定はありません。 ペットの飼育に関するルールは、物件によって大きく異なります。 中には、ペットの種類や大きさ、飼育頭数などを制限している物件もありますが、ケージ飼いを強制している物件は稀です。

今後の対応策

現状では、引越し費用を抑えたいという事情と、田舎でのペット可物件の少なさから、現状維持を選択せざるを得ない状況にあると理解します。しかし、大家の不当な要求には、適切に対処する必要があります。

  • 騒音問題の再調査を要求する:騒音の原因が本当に猫であるのか、専門業者による騒音測定を依頼し、客観的なデータに基づいて再調査を要求しましょう。 その結果を大家に提示することで、大家の対応を改めてもらう可能性があります。
  • 弁護士に相談する:大家の対応に納得できない場合は、弁護士に相談することをお勧めします。 弁護士は、あなたの権利を保護し、大家との交渉をサポートしてくれます。 特に、契約書にないケージ飼いの強制は違法の可能性があり、法的措置も検討できます。
  • 記録を残す:隣人からの苦情、大家とのやり取り、騒音測定の結果など、全ての記録を詳細に保管しておきましょう。 今後の交渉や訴訟において、これらの記録は重要な証拠となります。
  • 賃貸借契約書を確認する:契約書にペット飼育に関する規定が記載されているか、改めて確認しましょう。 規定があれば、その内容に沿って対応する必要がありますが、そうでなければ、大家の要求は不当であると主張できます。
  • 管理会社への連絡:管理会社にも状況を伝え、大家との間に入ってくれるよう依頼しましょう。 管理会社は、大家と居住者の間の仲介役として、問題解決に協力する役割を担っています。

専門家の意見:弁護士からのアドバイス

弁護士に相談することで、あなたの権利を客観的に判断してもらい、適切な対応策を立てることができます。 弁護士は、大家との交渉や、必要であれば訴訟手続きをサポートします。 特に、契約書にないケージ飼いの強制は、居住者の権利を侵害する可能性が高いため、弁護士の助言を受けることが重要です。

マンションの構造的な問題の可能性

隣人からの苦情が頻繁に起こる場合、マンションの構造的な問題も考慮する必要があります。 例えば、壁や床の遮音性が低い場合、小さな音でも隣に響きやすくなります。 大家に、マンションの遮音性について確認し、必要であれば改善を求めることも検討しましょう。

まとめ:あなたの権利を主張しましょう

今回のケースでは、大家の対応に問題があり、契約書にないケージ飼いを強制されるのは不当です。 騒音の原因を客観的に調査し、あなたの権利を主張することが重要です。 必要であれば、弁護士に相談し、法的措置を検討しましょう。 秋には子供が生まれるとのことですので、精神的な負担を減らすためにも、早めに行動を起こすことをお勧めします。

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