ペットショップにおける猫の伝染性腹膜炎と責任:悲しみから学ぶ、より良いペットとの未来

ペットショプの緊急時の対応について 至急です。 先日、うちの猫が七か月で亡くなりました。 伝染性腹膜炎という非常に難しい病気と闘ってくれました。 この子は某有名ペットショップから連れてきました。 多店舗から私の地元の店舗に移動でやってきました。 来たころはその店舗のどの子猫よりも元気で好奇心旺盛で人懐っこくて「わんぱく坊主」でした。 そんなこの子が可愛くてうちの子になってもらいました。 うちに来てすぐは、環境の変化のせいで、当り前ですがおとなしく警戒している様子でしたが、相変わらず人懐っこく、でも思いやりのある優しい子だったので、そっと寄り添ってくれるような子でした。 それから一か月は狭い部屋中心ではありましたが元気に遊んでくれました。狭い所にも入って笑わせてくれました。 そろそろうちになれただろうという時、元気がなくなり二、三日うごかなかったのですが、下痢が出てから苦しさが解放されたのか、前みたいにおもちゃで遊んでくれるようになりました。 去勢手術の相談も兼ね、病院に連れて行ったところ「ストレスによる下痢。よくなったら手術しましょう」とのことでした。一週間後、病院に連れて行き血液検査をしたところ、異常な貧血と検査結果が出ました。その時点でこの病気の可能性があったので即日検査に出し、数日後陽性結果を受けました。それがつい二週間少し前の事です。薬が全く効かず、徐々にでも確実に元気がなくなっていきました。ここ一週間はご飯を全く食べませんでした。 ウイルスが骨髄や脳に回っていた可能性が高く、異常な貧血で意識がもうろうとしている中、何度も痙攣をおこしました。この状態なら、痙攣時以外の意識があるとき苦しいだろうと、抗発作薬を打ちました。しかしその薬はこの子の息さえも止めてしまう可能性があるとも言われました。その薬を打った日、私のそばで眠るように亡くなりました。 今も気持ちよさそうに眠っています。 ペットショップでは、購入時から一定の期間までは健康な子猫と交換するなど保障があるそうですが、私はこの子の代わりに他の猫ちゃんが欲しいなんて思ったことありません。この子の「代わり」にはなるかもしれない。代わりの子は代わりの子で可愛がると思います。でもこの子はこの子しかいません。こんな小さな体で家族や周りの人のために頑張ってくれた子に勝る子なんているとは思えません。 自分でも何が言いたいのかよく分からない。 でも同じような思いを動物にもご家族にもしてほしくないんですよね。 もしペットショップが然るべき管理や責任を怠っている場合、何かできないんでしょうか? 何がしたいのか分かりませんが。補足「健康な商品」と交換することを望んでもいません。ブリーダーやペットショップにこの病気のことを知らせたら、同じく感染の可能性がある子たちが処分されてしまうのでしょうか?それとも、手遅れかもしれないけどワクチンなど最低限の予防などしてくれるのでしょうか? まだまだ納得できません。他でも質問すると思うので見て下さい。お願いします。

愛猫の死と伝染性腹膜炎:悲しみと怒り、そして未来への希望

愛猫を失う悲しみ、そしてペットショップに対する怒りや疑問を抱えているとのこと、心よりお悔やみ申し上げます。七ヶ月という短い生涯で、多くの愛情を注いでくださった愛猫との別れは、想像を絶する苦しみでしょう。伝染性腹膜炎(FIP)は、猫にとって致死率の高い病気です。早期発見が難しく、治療法も限られています。愛猫が病気と闘い、最期まで飼い主さんの傍らで安らかに眠りについたことは、せめてもの慰めと言えるかもしれません。

ペットショップの責任と保証について

多くのペットショップでは、購入後一定期間、病気や先天的な欠陥に関する保証制度を設けています。しかし、保証の内容や適用範囲はショップによって大きく異なります。FIPは、潜伏期間が長く、購入時には症状が現れないケースが多い病気です。そのため、保証が適用されない可能性も高いと言えるでしょう。

ペットショップが、猫の健康状態を適切に管理し、FIPの予防措置を怠っていたとすれば、民事上の責任を問える可能性があります。しかし、それを立証することは非常に困難です。購入時の健康診断書、治療費領収書、獣医師の診断書など、証拠となる資料をしっかりと保管しておくことが重要です。

FIPの予防とペットショップへの提言

FIPの予防には、以下の点が重要です。

  • 清潔な環境の維持:猫のトイレや食器を清潔に保ち、定期的な消毒を行う。
  • ストレス軽減:猫にストレスを与えないよう、適切な環境を用意する。
  • ワクチン接種:FIPに対する特効薬はありませんが、猫白血病ウイルス(FeLV)や猫免疫不全ウイルス(FIV)のワクチン接種は、FIPの発症リスクを下げる効果があるとされています。
  • 早期発見のための定期検診:定期的な健康診断で、早期に異常を発見することが重要です。

ペットショップには、以下のことを強く求めるべきです。

  • 徹底した健康管理:子猫の健康状態を綿密にチェックし、FIPなどの感染症の早期発見に努める。
  • 適切な飼育環境:清潔でストレスの少ない飼育環境を提供する。
  • 予防ワクチンの接種:FeLVやFIVのワクチン接種を徹底する。
  • 従業員の教育:FIPなどの感染症に関する知識を従業員に徹底的に教育する。
  • 透明性の高い情報提供:子猫の健康状態や飼育歴について、購入者に正確な情報を提供する。

残念ながら、FIPに感染した猫を処分するといった対応は、現実的に起こりうる可能性があります。しかし、それは予防策の徹底によって減らすことができるはずです。

専門家の意見:獣医師の視点

獣医師の立場から見ると、FIPの早期発見は非常に困難です。多くの場合、症状が現れた段階では既に進行しており、治療が難しい状況です。ペットショップは、子猫の健康管理に万全を期し、少しでも疑わしい点があれば、迅速に獣医師に相談する必要があります。また、購入者に対しても、FIPを含む猫の病気に関する情報を正確に伝え、定期的な健康診断の重要性を啓発する責任があります。

具体的な行動:あなたができること

現状では、ペットショップに対する法的措置をとることは難しいかもしれません。しかし、愛猫の死を無駄にしないためにも、以下の行動を起こすことをお勧めします。

  • 消費者センターへの相談:ペットショップの対応に問題があったと感じた場合は、消費者センターに相談してみましょう。
  • ペットショップへの意見表明:ペットショップに、愛猫の死に関する経緯と、今後の改善を求める意見書を提出しましょう。具体的な改善策を提案することで、より効果的な働きかけができます。
  • インターネットでの情報発信:あなたの経験をインターネット上に公開することで、他の飼い主さんの参考となり、ペットショップの改善に繋がる可能性があります。ただし、個人情報には十分注意しましょう。
  • 動物愛護団体への相談:動物愛護団体に相談することで、専門的なアドバイスを受けることができます。

まとめ:悲しみを力に変えて

愛猫を失った悲しみは計り知れません。しかし、この経験を無駄にせず、より多くの猫たちが健康に暮らせる社会を作るために、行動を起こすことが重要です。あなたの経験が、他の飼い主さんやペットショップ、そして社会全体にとって、より良い未来を築くための力となることを願っています。

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