ペットと暮らす畳の部屋:シーズーの粗相対策と畳替え

ペットを飼っている方に質問。我が家にも小型犬のシーズーがいるのですが、粗相をどうしてもしてしまい、ペットシーツからはみ出してオシッコをしてしまいます。(ビニールシート等も敷いているが)畳が傷み張替る 時期に来ているのですが、ペット用の(匂いを消すなどの効果)畳はあるのですか?それとも、カーペットや絨毯を敷いた方がいいでしょうか?4部屋中3部屋が畳敷きです。6畳間×3で替える場合は18枚必要なので高価なものは無理です・・アドバイスを

ペットと暮らす畳の部屋の悩み:シーズーの粗相と畳の傷み

小型犬のシーズーを飼われているとのこと、可愛らしいですね。しかし、ペットシーツからはみ出しての粗相による畳の傷みは、大きなお悩みだと思います。6畳間3部屋分の畳替えとなると、費用も時間もかかります。高価な畳は難しいとのことですので、費用対効果の高い解決策を一緒に考えていきましょう。

ペット用畳の選択肢:本当に効果はあるのか?

まず、「ペット用畳」についてですが、完全に防臭・防水効果がある畳は、残念ながら現時点では存在しません。 市販されている「ペット用」と謳っている畳は、抗菌・防臭加工が施されているものが多く、多少の臭い対策にはなりますが、完全に粗相を防ぐことはできません。 オシッコが染み込んだ場合、完全に臭いを除去するのは難しいです。

ペット用畳を選ぶ際の注意点

もし、ペット用畳を選択肢に入れるのであれば、以下の点に注意しましょう。

  • 素材: い草の畳は吸収性が高いため、ペットの粗相には不向きです。ペット用として販売されている畳は、樹脂製や化学繊維を混ぜたものが多く、比較的お手入れがしやすいです。しかし、完全に防水ではないので、こまめな清掃が必要です。
  • 価格: 一般的な畳よりも高価になる傾向があります。予算と相談しながら選びましょう。
  • 耐久性: ペットの爪による傷つきやすさにも注意が必要です。耐久性の高い素材を選びましょう。
  • お手入れ: 定期的な清掃が必要になります。掃除方法を事前に確認しましょう。

カーペットや絨毯:メリットとデメリット

次に、カーペットや絨毯についてですが、こちらはペットの粗相対策としては有効な手段です。 防水・防汚加工が施されたカーペットや絨毯を選べば、畳へのダメージを軽減できます。

カーペット・絨毯を選ぶ際のポイント

  • 素材: ポリエステルやナイロンなどの化学繊維製が、お手入れしやすく、耐久性も高いです。防水・防汚加工がされているものを選びましょう。
  • 厚さ: 厚すぎると掃除機をかけにくく、薄すぎるとペットの爪が畳に当たって傷む可能性があります。適度な厚さを選びましょう。
  • デザイン: 部屋の雰囲気に合ったデザインを選びましょう。ペットの毛が目立ちにくい色を選ぶのも一つの方法です。
  • お手入れ: 定期的な掃除機がけや、必要に応じて洗濯やクリーニングが必要です。お手入れ方法を確認しましょう。

畳とカーペットの併用:賢い選択

費用を抑えつつ効果的に対策するには、畳とカーペットの併用がおすすめです。 全室をカーペットにするのではなく、ペットがよく過ごす場所にカーペットを敷き、他のエリアは畳のままにしておくという方法です。

具体的な対策例

* ペットのトイレトレーや遊び場となる場所に、防水・防汚加工されたカーペットを敷く。
* ペットが自由に動き回るエリアには、お手入れしやすい素材のラグを敷く。
* 畳の表面を保護するために、薄い撥水加工のシートを敷く(ただし、通気性を考慮する)。

専門家(インテリアコーディネーター)のアドバイス

インテリアコーディネーターの視点からアドバイスすると、「ペットとの共存」を前提としたインテリアを考えることが重要です。 完全な防汚は難しいので、こまめなお手入れと、汚れが付きにくい素材を選ぶことが大切です。 また、定期的な畳のメンテナンスも忘れずに行いましょう。

まとめ:費用対効果の高い解決策を見つけよう

畳の張替えは高額な費用がかかります。ペットの粗相を防ぐためには、ペット用畳だけでなく、カーペットや絨毯、撥水シートなどを活用し、状況に応じて最適な組み合わせを見つけることが重要です。 まずは、ペットがよく粗相をする場所を特定し、その場所に重点的に対策を施すことから始めましょう。 そして、こまめなお掃除と定期的なメンテナンスを心がけることで、ペットとの快適な生活と美しい畳の両立を目指しましょう。

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