ペットと暮らすお部屋の悩みと解決策:動物好きと嫌いな家族の共存

自室でオカメインコ2羽、アキクサインコを1羽、外飼いですが、雑種の犬を1匹飼っています。父は動物大好き!だったのですが、母は動物嫌いです。そもそも動物嫌いの人がいる時点で、鳥は諦めた方が良かったのかもしれませんが………犬は父が大事に可愛がっていました。先日、父が2年半の闘病の末、肺ガンで亡くなりました。私も辛いし、哀しいです。思い出したり、父の話しをすると泣けてきます…。これは母も同じだと思います。問題はここからで、最近やたらと「あんた(私の事)、鳥臭い。鶏舎の臭いがする。寄らんといて」「ギャーギャー鬱陶しい鳥やな!首絞めて殺してしまえ!!」「包丁で刺し殺せ!!」私の部屋に来ると、臭い臭いを連発し、えづく真似までします…。父がまだ生きていた頃にはこんな物騒な事を言う人ではありませんでした。元の多少口はは悪いけど、根はとても優しい母に戻って欲しいです。どうしたらいいでしょうか?カウンセリングとか受けさせた方がいいでしょうか?最悪、一人暮らしも視野に入れています。でも情緒不安定な母を一人にするのも心配です…。

ご家族の状況と問題点

ご質問を拝見し、まずはご家族の悲しみと、その中で起こっている辛い状況を深くお察し申し上げます。ご父親の死という大きな喪失体験が、ご母親の感情表現に影響を与えている可能性が高いです。鳥の臭いや鳴き声に対する強い嫌悪感は、ご父親の死によるストレスや悲しみ、そして日々の生活の変化への適応困難さが原因となっていると考えられます。 単なるペットの臭いや鳴き声への嫌悪ではなく、より深い心理的な問題が潜んでいる可能性が高いと言えるでしょう。

具体的な解決策:段階的なアプローチ

ご母親の状況を改善するためには、段階的なアプローチが重要です。焦らず、一つずつ丁寧に解決策に取り組んでいきましょう。

ステップ1:ご自身の心のケア

まずは、ご自身の心のケアを優先しましょう。ご父親の死という大きな悲しみを抱えながら、ご母親の対応にも悩まれている状況は、ご自身にとっても大きな負担です。信頼できる友人や家族、専門機関(カウンセリングなど)に相談し、心の支えを得ることが大切です。悲しみを一人で抱え込まず、適切なサポートを受けることで、より冷静に状況に対処できるようになります。

ステップ2:ご母親とのコミュニケーション

ご母親とのコミュニケーションは、非常に重要です。しかし、直接的な対立は避け、穏やかな態度で接することが大切です。

  • 共感する姿勢を示す:「お母さんの気持ち、よくわかるわ。お父さんの死は本当に辛いよね。」など、ご母親の気持ちに寄り添う言葉をかけましょう。
  • 具体的な問題点を共有する:「最近、鳥の臭いや鳴き声について、お母さんが辛そうにしてるように見えるんだけど…」と、具体的な問題点を伝え、ご母親の感情を理解しようと努めましょう。
  • 解決策を一緒に考える:「一緒に、鳥の臭いや鳴き声を軽減する方法を考えてみませんか?」と提案し、協力体制を築きましょう。
  • 非難しない:ご母親の感情を否定したり、非難したりしないように注意しましょう。

ステップ3:お部屋環境の改善

鳥かごの場所、掃除方法、空気清浄機の使い方を見直してみましょう。

  • 換気:お部屋の換気をこまめに行い、常に新鮮な空気を保つようにしましょう。窓を開ける、換気扇を使うなど、効果的な換気方法を検討しましょう。
  • 掃除:鳥かごの掃除は毎日行うだけでなく、週に一度は徹底的な掃除を行い、糞や餌のカスなどを完全に除去しましょう。鳥かご周辺の掃除も忘れずに行いましょう。
  • 空気清浄機:プラズマクラスター空気清浄機に加え、脱臭効果の高い空気清浄機を検討するのも良いでしょう。フィルターの交換も忘れずに行いましょう。
  • 消臭剤:ペット用の消臭剤を使用し、お部屋の臭いを軽減しましょう。ただし、ご母親が特定の香りに敏感な場合は、使用を避けるか、無香料のものを選びましょう。
  • 鳥かごの位置:鳥かごの位置を、ご母親の生活空間から離れた場所に移動してみるのも効果的です。

ステップ4:専門家のサポート

ご母親の言動が深刻な場合は、専門家のサポートが必要となる可能性があります。

  • 精神科医またはカウンセラー:ご母親の精神状態を専門家に診てもらい、適切なアドバイスや治療を受けていただくことを検討しましょう。
  • ペットカウンセラー:ペットとの共存に関する専門家のアドバイスを受けることで、より効果的な解決策が見つかる可能性があります。

ステップ5:一人暮らしの検討

最終手段として、一人暮らしを検討することも視野に入れましょう。しかし、ご母親の精神状態を考慮し、安易な決断は避けましょう。一人暮らしをする場合でも、定期的に連絡を取り、ご母親の生活状況を確認するなど、サポートを継続することが大切です。

専門家の視点:悲嘆のプロセスとペットとの共存

ご父親の死による悲嘆のプロセスは、個人によって異なります。ご母親の場合、悲しみをペットへの怒りとして表現している可能性があります。専門家の助けを借りながら、ご母親の悲嘆のプロセスを理解し、適切なサポートを行うことが重要です。ペットとの共存についても、専門家のアドバイスを受けることで、より良い解決策が見つかるでしょう。

まとめ

ご家族の状況は複雑で、簡単には解決しない問題かもしれません。しかし、段階的に一つずつ取り組むことで、状況を改善できる可能性はあります。ご自身の心のケアを優先し、ご母親とのコミュニケーションを大切にしながら、専門家のサポートも活用して、穏やかな生活を取り戻せるよう願っています。

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