ペアガラスなのに結露が酷い!窓周りの結露対策と快適な室内環境づくり

わが家はペアガラスなんですが結露がガラスの回りだけ酷くそれを止める方法を教えてください ちなみにその部屋は暖房器具は有りません。宜しくお願いします。 補足 補足ですが、暖房器具はリビングにエアコンだけです 他はなにも有りません そして24時間小さな換気扇は回してます

結露の原因とペアガラスでも起こる理由

ペアガラスは、2枚のガラスの間に空気層やアルゴンガスなどを封入することで、断熱性能を高めた窓です。しかし、ペアガラスであっても、室内の湿気が高くなったり、窓ガラスの温度が露点以下に下がったりすると、結露が発生することがあります。特に、質問者様のように暖房器具がなく、24時間換気扇のみという状況では、室温と窓ガラスの温度差が大きくなりやすく、結露が発生しやすい環境と言えるでしょう。

結露は、空気中の水蒸気が窓ガラスなどの冷たい表面で冷やされ、水滴となって付着する現象です。室内の湿度が高く、窓ガラスの温度が低いほど、結露は発生しやすくなります。質問者様のケースでは、リビングのエアコンだけでは、部屋全体を暖めることが難しく、窓ガラス周辺の温度が特に低くなっている可能性が高いです。

窓周りの結露を止めるための具体的な対策

では、具体的な対策を見ていきましょう。いくつか段階的に試せる方法があります。

1. 換気方法の見直し

24時間換気扇は回っているとのことですが、効果的な換気になっているか確認が必要です。小さな換気扇では、部屋全体の空気の入れ替えが不十分な可能性があります。窓を開けての換気を定期的に行うことで、室内の湿気を効果的に排出できます。特に、朝と夕方に10分程度の換気を心がけましょう。

2. 除湿対策の導入

エアコンの効かない部屋では、除湿機が効果的です。除湿機は、空気中の水分を取り除くことで、結露の発生を抑えます。コンパクトな除湿機でも効果はありますので、部屋の広さに合った適切なものを選びましょう。特に、洗濯物を室内干しする際は、除湿機を併用することで結露の発生リスクを軽減できます。

3. 断熱対策の強化

窓ガラスの断熱性能を高めることで、結露の発生を抑えることができます。

  • カーテンの活用: 厚手のカーテンや断熱カーテンを使用することで、窓からの熱の逃げを抑制し、窓ガラスの温度上昇に繋がります。特に、夜間はカーテンを閉めておくことで効果を発揮します。遮光カーテンもおすすめです。
  • 窓ガラスフィルムの活用: 窓ガラスに貼る断熱フィルムは、手軽に断熱性能を高めることができます。様々な種類があるので、ご自宅の窓のサイズや状況に合わせて選びましょう。施工も比較的簡単です。
  • 窓枠の気密性の向上: 窓枠と壁の間に隙間があれば、そこから冷気が侵入し、結露の原因となります。隙間テープなどで隙間を埋めることで、断熱効果を高めることができます。

4. 室内湿度管理

室内の湿度を適切に管理することも重要です。湿度計で室内の湿度をチェックし、湿度が高い場合は換気や除湿機を使用しましょう。理想的な室内の湿度は40~60%と言われています。

5. 暖房器具の検討

現状ではリビングのエアコンのみとのことですが、結露の酷い部屋に、小型の電気ストーブやオイルヒーターなどを設置することも検討してみましょう。直接暖めることで、窓ガラスの温度を上げ、結露を防ぐ効果が期待できます。安全面にも配慮し、適切な場所に設置し、使用時は注意深く監視しましょう。

専門家の意見

建築士やインテリアコーディネーターなどの専門家に相談することも有効です。彼らは、建物の構造や窓の種類、室内の状況などを考慮した上で、最適な対策を提案してくれます。特に、原因が特定できない場合や、上記の方法を試しても改善が見られない場合は、専門家の意見を聞くことをおすすめします。

事例紹介:結露対策で快適な空間を実現

実際に結露に悩んでいたAさん宅では、まず換気方法を見直し、窓際に厚手のカーテンを設置しました。さらに、除湿機を導入することで、室内の湿度をコントロールすることに成功。これらの対策により、結露は大幅に減少しました。Aさんは「快適な空間を取り戻せて本当に良かった」と語っています。

まとめ:段階的な対策で結露問題を解決

ペアガラスであっても、適切な対策を行わないと結露が発生する可能性があります。上記で紹介した対策を段階的に試すことで、窓周りの結露を抑制し、快適な室内環境を実現できるでしょう。それでも改善が見られない場合は、専門家への相談も検討してください。

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