ベランダの鳥の糞対策:大家さんとの関係性と行政への相談

うちのマンションは1階が大家さん、2~3階が貸家(6世帯)になっていて、私の住んでいる3階はベランダがでっぱっている為日当たりも良いのですが、その分鳥の糞が多くて困ってます。2階はベランダ部分が奥まっているのでそんなに2階の方は被害が無いと思うのですが・・・こちらで色々な方法を拝見し、実践してみようと思うのですが、鳥の糞の一番の原因は1階の大家さんのガーデニングの中の餌台だと思うのです。大家さん(旦那さん)の趣味がガーデニング?植木とかみたいで、いつも色々手入れをしてるのですが、それは構わないのですが、そのガーデニングの中に鳥の餌台みたいなのを設置し、残飯やりんごなどを置いているので、色々な鳥が寄って来るので糞も色々・・・酷いです。大家さんに直接辞めてくれと言えばいいのでしょうけど、こちらは部屋を借りてる身だし、全く顔も合わせないので言いづらくて・・・こういった事って区に相談することも可能なんでしょうか??

ベランダの鳥の糞問題:原因と対策

ベランダに鳥の糞が大量に付着する問題は、生活の質を著しく低下させる深刻な問題です。特に、日当たりの良い3階ベランダは、鳥にとって格好の休憩場所となりやすいでしょう。ご質問にあるように、1階大家さんのガーデニングにおける餌台が原因である可能性が高いと考えられます。 鳥は餌を求めて集まり、その結果、糞害が発生しているという構図です。 まずは、この問題を解決するための具体的な対策を検討していきましょう。

1.大家さんへの相談:効果的なコミュニケーション方法

大家さんへの直接的な相談は、確かに勇気がいることでしょう。しかし、問題解決のためには、まずは穏便なコミュニケーションを試みるのが最善です。いきなり苦情を言うのではなく、以下の点を踏まえた上で、相談することをお勧めします。

  • 具体的な被害状況を伝える:写真や動画で、鳥の糞による汚れや被害状況を具体的に示すことで、大家さんの理解を促しやすくなります。例えば、「ベランダの洗濯物が汚れてしまう」「掃除に時間がかかりすぎる」といった具体的な影響を説明しましょう。
  • 解決策の提案:「餌台の設置場所を変える」「餌の量を減らす」「餌台自体を撤去する」など、具体的な解決策を提案することで、大家さんも対応しやすくなります。単なる苦情ではなく、建設的な提案をすることが重要です。
  • 感謝の気持ちを伝える:「ガーデニングは素敵ですね」など、前向きな言葉で始めることで、良好な関係を築きやすくなります。感謝の気持ちを示すことで、大家さんも気持ちよく対応してくれる可能性が高まります。
  • 間接的なアプローチ:直接話すのが難しい場合は、手紙やメールで伝えることも検討しましょう。文章にすることで、冷静に状況を説明できます。管理会社を通して相談するのも一つの方法です。

2.鳥よけ対策:効果的な方法

大家さんとの話し合いと並行して、鳥よけ対策を講じることも重要です。効果的な方法をいくつかご紹介します。

  • 鳥よけネット:ベランダ全体を覆うネットは、鳥の侵入を効果的に防ぎます。ただし、ベランダのデザインによっては、見た目が悪くなる可能性があります。
  • 反射材:キラキラ光る反射材は、鳥の目を刺激し、近づきにくくする効果があります。CDやアルミホイルなどを活用できます。手軽で比較的安価な対策です。
  • 防鳥スプレー:鳥が嫌がる臭いのスプレーを使用する方法もあります。ただし、効果は一時的で、定期的な散布が必要です。また、人体や植物への影響に注意が必要です。
  • 超音波式鳥よけ:超音波を発して鳥を追い払う機器です。効果は場所や鳥の種類によって異なり、効果を実感できない場合もあります。
  • フクロウなどの模型:天敵の模型を置くことで、鳥を威嚇することができます。効果は限定的ですが、比較的安価で手軽に試せます。

3.行政への相談:最終手段としての活用

大家さんとの話し合い、そして鳥よけ対策を講じても改善が見られない場合は、行政への相談を検討しましょう。 具体的には、お住まいの地域の区役所や保健所などに相談してみましょう。

  • 相談窓口:環境衛生課や生活環境課などが相談窓口となります。具体的な被害状況を説明し、助言を求めましょう。
  • 法的根拠:騒音や悪臭など、近隣住民に迷惑を及ぼす行為については、条例などで規制されている場合があります。行政は、状況に応じて適切な指導や助言を行うでしょう。
  • 証拠の確保:行政への相談時には、鳥の糞による被害状況を写真や動画で記録しておくことが重要です。また、大家さんとのやり取りの記録も残しておきましょう。

インテリアへの影響と対策

鳥の糞は、ベランダだけでなく、室内にも影響を及ぼす可能性があります。ベランダの汚れが室内に侵入したり、鳥が室内に侵入して糞をする可能性も考えられます。

インテリアへの影響

* 汚れ:鳥の糞は、ベランダの床や壁、家具などに付着し、汚れやシミの原因となります。特に、白や明るい色の家具は汚れが目立ちやすいです。
* 臭い:鳥の糞は、独特の臭いを発し、不快感を招きます。
* 健康被害:鳥の糞には、病原菌が含まれている可能性があり、健康被害のリスクがあります。

インテリアを守るための対策

* 定期的な清掃:鳥の糞を発見したら、すぐに清掃しましょう。酸性の洗剤を使用すると、汚れを落とす効果があります。
* 防水性の高い素材:ベランダの家具や床材には、防水性の高い素材を選びましょう。汚れが付きにくく、掃除もしやすくなります。
* 窓の対策:窓を閉め切るか、防鳥ネットを取り付けることで、鳥の侵入を防ぎましょう。
* 空気清浄機:空気清浄機を使用することで、鳥の糞による臭いを軽減することができます。

専門家の意見

鳥害対策に詳しい専門業者に相談することも有効です。専門業者は、状況に応じた適切な対策を提案し、施工まで行ってくれます。費用はかかりますが、確実な対策を望むなら検討する価値があります。

まとめ

ベランダの鳥の糞問題は、大家さんとのコミュニケーション、鳥よけ対策、そして必要であれば行政への相談という段階的なアプローチが必要です。 焦らず、一つずつ問題解決に取り組むことで、快適な生活を取り戻せるはずです。 まずは、大家さんとの穏やかな話し合いから始めてみましょう。 そして、効果的な鳥よけ対策を組み合わせることで、鳥の糞による被害を最小限に抑えることができます。

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